その中にタイトルにある募集案内があった。年齢制限無しで、待遇条件がとても良い。
しかし、よく読むと理数系という文字が眼に留まった。残念、今回は見送るしかない。
派遣先はカンボジアで、教員養成校の教官に対するアドバイザー役だそうだ。教官と一緒に学生への理科の実験や算数/数学の図形指導・教具の作成などだそうだ。
以下が応募資格:①教師経験の豊富な方(最低10年以上) ②年齢制限無し ③健康でカンボジアの生活に対応できる方 ④他の教師とコミュニケーションをとり共同生活ができる方 ⑤語学能力は問いません ⑥元小学校教師もしくは中学高校の理数科教師
※公益財団法人CIESF(シーセフ) 日本事務局
それに、詳細は省略するが、待遇は文句なし。
●実は、現役時代に中国への派遣教師募集があった。英語か国語の教師で、向こうのエリート生徒に日本語を教える仕事。待遇が至れり尽くせり---現地生活費や住居の提供。給料は現地教員の(たしか)3倍。長期休暇には中国国内旅行が自由で、補助もでる。
ということで、すっかり、その気になり、(当時生徒の)中国からの帰国子女たちにも現地の情報を尋ねたりしたものだ。「先生、重慶だけには行かないほうがいいよ」と言われたり。
ところが、応募書類を取り寄せたら、東京都の健康診断で、一度でも高い血圧を指摘された者はダメだと分かった。こちらは、やる気まんまんだったのに、涙を呑んだ経験がある。
だから、以後、このような募集があれば、教科さえ合えば、何処へでも出かけるつもりだ。