旅行日:2012-3-30/31
天気:30~31の11時頃までは晴れ。以後帰宅まで強い雨。
交通手段:マイカー
県立土屋文明記念文学館・はにやの里公園
この詩には思い出がある。私が千葉県立茂原農業高校(現在は無い)を去る際に、生徒への別れの言葉を壇上で述べたが、そのときに、この詩を引用した。
「山村暮鳥の詩に『いちめんの なのはな』というのがあります。私が新任教師として、この茂原に来たときは、その詩にあるように、まさに一面の菜の花でした。今日、こうして皆さんに
別れの言葉を述べなければならなくなりましたが-----」
「矢切の渡し」で柴又から対岸に渡ると、西蓮寺の境内に「野菊の墓文学碑」がある。
伊藤左千夫の作品の冒頭の一節が刻まれているが、門人土屋文明の筆である。
見事な前方後円墳だが、残念ながら、空から見ないと全容が掴めない。
箕郷梅林
村全体が梅林みたいで、車で回らねばなりないほど広大だ。一箇所、観光客目当ての有料駐車場があり、そこに売店やら散策路があるが、こちらは、あまりにも小規模。肝心の梅のほうは、見頃でないとはいえ、どうってことない。今まで訪れた梅林のなかで、一番おそまつ、と言ってもいいだろう。カメラの対象となるものは、一つもなかった。
これは、近くの鳴沢湖で、人気が無く、ひっそりとしていた。
箕輪城跡
小高い丘上にあった。
榛名湖
湖は(その下に薄い氷でもあるのか)、一面の雪で覆われていた。
伊香保温泉街
ロープウエイ・ほととぎす駅前に小さな「文学の小径」がある。
有名な石段
伊香保神社の前にある
石段を登りきったらお参りをするしかない
伊香保神社から下り道を河鹿橋まで歩いた。渓谷周辺は紅葉の名所のようだ。
帰りは車道を避けて、また石段に戻った。今度は下りの角度だ。
伊香保温泉は平地にはないので、坂だらけの街で、しかも昔ながらの細い路地が入り組んでいる。まるで、昔の渋谷の「恋文横丁」みたいだ。↓
宿へ戻るとき、「文学の小径」の小さな流れの傍らで見つけた。
3月31日--この日の天気予報では、強い雨と強風で荒れ模様の天気だという。
それで、水沢観音訪問後は、どこへも寄らずに帰宅することにした。
早朝、旅館の部屋から。
水沢観音
本堂
六角堂
本堂左手上方に飯綱大権現のお堂があり、その脇から水沢山へ登るハイキングコースがある。その最初の辺りに万葉歌碑がある。