源有綱は平治の乱で敗れ自刃した源三位頼政(げんざんみよりまさ)の孫で、義経と行動を供にした。義経が頼朝に追われると、有綱はこの地に逃れてきて近くの洞窟
(源三窟)に身を隠したという伝説がある。
「さかさ杉」は、枝が空にではなく、大地に向けて伸びていて、まるで上下が逆になっていることから、その名がついてという。男杉と女杉が並んで聳えており、夫婦杉とも言われるようだ。あまりの巨木で全容をカメラに収める事は不可能。
関谷地区は江戸時代には、会津街道の宿場町で下の写真のような民家があった(現在は郷土資料館)。
郷土資料館の隣に「からくり時計」があり、時間が来ると人形が飛び出してきて踊ったり、歌ったりする。
尾崎紅葉の文学碑の所から渓谷に下ると、回顧(みかえり)橋という吊橋が架かっている。渓流の水はエメルルド・グリーンである。橋を渡って右手に少し登ると、「みかえりの滝」の展望台に着く。
回顧の滝
塩原温泉ホテルの下に「湯っ歩の里」があり、公園の中に、足湯や温泉湯の中を歩ける施設がある(200円)。
この公園には、(その1)で述べた文学碑がある。園内には15分毎に噴き出る間欠泉があるが、人工的なものだという。