峠 2007-08-16 10:15:01 | 我が未刊詩集『蝉の死と』より 人間の歴史が始まった時 一人の男がはるかに山脈をのぞんだ 山の向こうへ行く一番の近道として 男は、その凹んだ所に目を向けた そして それから --- どれだけ多くの人間が そこを通ったろう 人は 誰でも . . . 本文を読む