由布院日記

由布院盆地内の徒歩による写真です。由布院の素晴らしさを皆様に知っていただけると嬉しいです。(時々福岡の記事になります。)

雨です

2014-06-26 16:02:10 | 由布院温泉
片手に傘を
もう一方の手でキャーリーバックを引く観光客を田園通りにも見かけます
湯の坪街道や金鱗湖周辺は多くの観光客が恵まれぬ天候の中
とぼとぼ歩きを・・・
こんな日はゆっくり温泉を楽しんでください
もともと繁華街の無い田舎温泉ですから





















由布院は
周囲を山に囲まれていて保水機能の保全にも努めているため
水の心配はありません
水不足の問題が起きるのは冬の時期で
氷点下5度以下になる日です
水道管が凍結するため
各家庭が水道の水を流しっぱなしにしていますので
時々市の広報が節水を呼びかけることがあります
かと言って蛇口を留めるわけにはいきませんので水の量の調整は必要になります

田んぼの水ですが
田植え後1ヶ月ほど経つと
田んぼから一度水を抜き、4・5日 土を乾かします
何故そうするかといいますと
1、田植えの時は茎は3・5本ですがこの頃は10本程度まで増えています
この茎がこれ以上増えないようにするため
2、土の中に酸素を供給するため
3、微生物の死骸などを肥料にするため
4、しっかりと根を張らせ、強風や大雨でも倒れないようにするため
だそうです

田植え間もない水田は水が多めに張られ
10日にほどすると少なめに
1ヶ月ほどすると完全に水を抜き乾かし
その後は天候を見ながら水を入れたり出したりを繰り返します

茎の間から穂が出ては水が一番必要な時期なので、水を張ったままにします
穂が出そろい、花が開き 米もふくらむと
田んぼの水をすべて落とします
あとは時期を見て収穫です

農家の方はそれぞれの田んぼの状態を見ながら田んぼごとに
水を入れたり出したりのタイミングを計っておられます
大変な仕事ですね
コメント (10)
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