オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

呼ばれて行ったら傍観者 in 志摩

2019-07-27 12:33:07 | 釣り(実釣編)
片側の言い分だけで判断したら駄目ですよね…ryutoです。
梅雨明けたけど台風来てますな。

マグロアタック第2弾です。
行ったると思いつつ、十分ではないタックルに悩んで、某釣具屋の10%オフのセールでステラ14000XGを買うかどうか、1時間以上も悩んで辞めました。
取りあえずジギングメインにチャレンジするので、自前タックルのライン交換でチャレンジすることに。
キャスティングタックルは、普段は青物ジギングに使っているツインパワー8000PGにPE4号を巻いて、カツオナブラが出たら投げてみようと…。
そんな事を考えつつ、いつ予約するのんやと・・・。
なかなか空きと仕事の都合がつかず、週末は色々と予定もあり・・・。
今週はチャンスやと思ったある日の仕事帰り、狙いの日取りを決めて電車下りたら電話しようと思ってたらトロ丸さんから着信!
???
なんだ?
いつの間にか発信でもして折り返しがあったのか、スマホに主人の思いを実現するアプリでも入ったのかと思ったが、、、。
乗車中だけど、出たら「●●さん、明日予約貰ってましたっけ?」とトロ丸船長。
もちろん、予約などしていません。
ま、予約しようとしてましたけどね・・・。
これは、志摩に呼ばれていると確信して、「いただいた電話でなんですが、明後日行きます」と予約・・・。
なんか、キャバ嬢の来店勧誘みたいですね…。
そんなこんなで、今回は呼ばれて志摩入りです。
もちろんターゲットはキハダです!
やったる!!

午前3時半前に港に着き、着替えて仮眠・・・。
やがて船長が来てタックルを準備。
アングラーは5人のようです。
ジャンケンで珍しく1番に勝ち抜け、ミヨシをゲット!
今日はツイてるで!
そして出船!

ポイントまでは2時間ほどだそうです。

太陽も出てきて、熱い日になりそうやで~。

大好きな日の出を見ながら景気つけ(^^♪
檜(?)のキャスティングデッキで大の字でお休み。
2時間もあれば本気寝ですよね。


スッキリ起きたら大海原。
陸地はどこにも見えません。
たまにトビウオが飛び出しますが、周りにはなんも見えません。
正真正銘の360°水平線です。
正確にはタンカーは見えましたけどね。
こんな状況でどこがポイントなのか、船長は分かっているんでしょうか。
どこかに鳥山でもあれば分かるんでしょうけどね…。
まだまだ走って、2時間が経とうかという頃…。
気付けば鳥が並走している。
やがて鳥が2羽、3羽と増えていき…。
遠くに漁船らしきものが…。
船はまっすぐにそちらに向かっているように思えます。
きょろきょろしてたら、鳥山があります。
目を凝らすとバシャと水柱が…。
鳥がそこに突っ込む。
当然、船長も見ていて船が向かった、、、、。

到着時には、少し落ち着いて海面にお休みしている鳥たち。
魚探には何かが映るのか、ポイントを回っていると、、、。
鳥たちが驚いて飛び立ったのかと思ったが、さにあらず。
鳥たちはいっせいに同じ方向に進む。
その先にデカイ水柱、、、。
見ているとキハダが全身を出してきた!
もうアドレナリン全開である。

当然のようにスタートフィッシング。
一斉にジグが投入される。
私はミヨシだったので、このボイルを目の前にした状況では投げるしかない。
思いっきりキャストするが、飛ぶのは40㍍程か。
ナブラまで届かない。
ナブラも移動する方向があるので、それを見定めて投げるのだが、狙ったところに飛ばない…。
絶対的にスキル不足。
恐らくロッドもHタイプなので、しなりがなくそれも飛距離に影響していると思う。
それでも船の周りはナブラだらけ。
カツオがほどんどだが、そのカツオは5㌔は軽くあるようなサイズ。
たまにデカイ水柱がでるのは間違いなくキハダ。
船長のマイクもヒートアップするが、バイトはない。
キャストする私にも、ジグを操る他のアングラーにも…。
こんなにボイルになってたら食っても良さそうなのに…。
ラインにカツオが当たるのが分かる程なのだ…。
でも、食わない。

やがて魚は沈み、鳥も座ってしまう。
水面はもとの穏やかな感じに…。

魚が沈んだのならジグで狙えばいい。
スロージャーカー4オンスにPE2.5号を巻いたジガー1500をセットし、200㌘のシルバーを投入。
100㍍出して、船長の指示棚でジャーク。
魚探にはそれらしき反応が出ているようだ。
40㍍の時もあれば、120㍍の時もある。
60~80㍍が激熱のようだ。
今にもフォールが止まりロッドが引っ手繰られそうだが、平和な時間が進む。

忘れた頃に鳥が騒ぎ、ボイルが起きてキハダが飛び出す。
キャスティングロッドを持ち、ボイル狙ってフルキャスト。
だんだんと飛距離が出るようになってきた。
60㍍位は飛ぶようになり、狙ったところにも行くように。
ボチボチか?
目の前にキハダのボイルが起こることも数度、打ち込んむことも出来たが、食わない。
カツオのジャージャーはそこら中。
ダイビングペンシルから水面チョップに代えて見たが、それでも食わない。
もっとライトなタックルでないとカツオは食わんのか?
船尾からキャストしていた船長ですら食わせられないので、この日は食わないナブラなのか。
回りに僚船が数あるが、シイラがヒットした程度…。
ボイルに着けて打ち込むシーンも何度も見たが、ヒットした様子はなかった。。。
一方、ジグも反応なしの塩対応。

エエ状況なのに食わない、イヤーな展開が続く。
梅雨明けして無風の晴天。
このままだと熱中症の危険もありそうだわ。。。
適度に休みながらやる。
チャンスは、ほぼ目でみてわかる。
ボイルが起こる時は、水中も熱いようだ。
カツオ、キハダが飛んでいる時にジグを落とせるか?
なかなかの精神力がいる。
ましてやミヨシに居って、キャスティングデッキは空きっぱなしなのだ・・・。

ダラダラとした時間がすぎ、こりゃアカンかな~って雰囲気が出だした時だった。
鳥が飛び立ち、気配がでる。
キャスティング道具を持つか、ジグを沈めるか。
インフィニティー5オンスにMX3.0号を巻いたジガー2000のタックルで220㌘のシルバーロングを沈める。
狙いは120~70㍍を幅はあるが、久しぶりの反応。
沖100㍍でキハダのボイル。
来るんじゃないかと思ってたら、大ドモでバイト。
スロージャーカー4オンスがほぼ水平にブチ曲がる。
ドラグの悲鳴が聞こえる。
食ったぞ!

全力でジグを巻き上げるが、巻き上げる程にラインがそちらに…。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。
まつったのか?
幸いフックがラインを引っ掛けていただけで、難なくクリアできた。
フックは、フロントに1本がお勧めで守っておいて良かった。


ファイトするアングラー以外は見守ることしかできない。
やがてキハダが浮いて来た。
思ったより早くてびっくりしたが、ここからが長かった。
リアフックが頭に掛かっており、水面で何度か抵抗している内にフロントが背ビレ付近に掛ったようで、もう浮かない。
リーダーが入ってモリが打てる状況だったのが、そこから何十㍍も出されて、、、。
キハダがジグを背負っている限り、仕留められないんじゃないかと思えた。
アングラーは顎から汗がボタボタ落ちる、疲労も相当だと思う。
引き出されたラインが急に回収されて、リーダーが入った。
なんでかと思ったら、フロントフックが外れている。
ラッキーだったのだろう、あのまま背負ったままなら浮かすことは至難のことだろう。
それでも横を向かないキハダだった。
何度も回って、モリを打つチャンスを待って、やっとモリが打たれた。
船長から頼まれていたので、エラにギャフを打って「せーの」で船に持ち上げた。
29㌔のキハダ。(後の計量)
当然、おめでとうの声と拍手、握手。。。
素晴らしいファイトだった。
写真撮影があって、魚の処理をしてポイントへ。

2時半に上がりましょうと言われていたので、あと1時間半ほどか。
ポイントには僚船が増えて、ボイルもあちこちであって、戦場のようだが食わない。
射程距離内にカツオやキハダのボイルが起こる。
何度も打ち込んだが、食わない…。
そんな雰囲気で午後2時25分。
最後のポイント移動。

ポイントに着くとまたまたボイル。
キャストかジグか、少し悩んでスロージャーカー4オンスを手に取る。
ジグを送り込み、50㍍に達したのでフォールを止めて誘いを入れたら、、、「食った」と叫びが…。
70㍍ラインで食ったらしい。
直ぐに回収し、見守る人になる。
もう次のチャンスはない。
私のキハダアタックはバイトすら捉えられなかった。
キャストかジグか迷わずに直ぐに投入したら私のジグに…。
釣れる釣ると信じた者だけが、この魚に出会えるのか。
最後に掛けたアングラーは、「こんなん食う訳ないと思ってました」と言いながらファイトしてたけどね。。。
意外と早く浮いて、モリも入ってまたギャフ打って、「せーの」で船に。
1匹目より明らかにデカく、太い。
後の計量34.5㌔。
凄いわ!

もちろん、ストップフィッシングで港へ。
帰りも2時間。
キャスティングデッキで寝て帰りました。
涙か汗か、頬を伝うモノは塩辛かった…。


◆Bタックル1
ロッド:ジギングロッド(5oz)
リール:2000番PG
ライン:MX3.0号
リーダー:フロロ14号
ルアー:メタルジグ200~250g
フロントフック:カルティバ ジガーライトシワリ

◆Bタックル2
ロッド:ジギングロッド(4oz)
リール:1500番HG
ライン:PE2.5号
リーダー:フロロ14号
ルアー:メタルジグ170~200g
フロントフック:カルティバ ジガーライトシワリ

◆Cタックル
ロッド:キャスティングロッド(ライトツナ)
リール:8000番PG
ライン:PE4.0号
リーダー:ナイロン80lb
ルアー:ダイビングペンシル

PS.
あの姿を見た以上、仕留めるまでやるで!
いつかはマグロ!


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2 コメント

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Unknown (シバちゃん)
2019-07-31 06:19:24
熱いのは天気だけのようですねぇ~
釣果の画像がないですやんっ!汗
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Unknown (ryuto)
2019-07-31 23:39:51
シバちゃんさん
釣果が有れば最高ですが、おかず釣りはありませんからね~、このつり。
ハートは熱く、頭はクールに次回チャレンジです。
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