オカズ釣師の戯言

自らの行動を考える。

ビジネスホテル脱出せよ in 樫野

2022-01-30 23:15:08 | 釣り(実釣編)
ステルスオミクロン???
もうエエって、ryutoです。
これまでもこれからも自分の健康は自分で守るしかありません。

寒グレに行こうとしてましたが、何やら潮が変。
先週日曜日あたりから急激に下げ調子だ…。
一方でマグロは勢いついてきたので、沖の魚たちが元気付く潮なのだろうか?
マグロは次週予定なので、磯に行くつもりだったが、どこもパッとしない…。
こんな時、困ったときの樫野詣で!

金曜日夕方の一コマ。
ryuto:明日、行ける?
船頭:ええよ~、でも…。
ryuto:笑、釣れてないっていう感じやね。
船頭:水温上がってコッパばかりやわ。
ryuto:笑、まぁええですよ。何時ですか?
船頭:6時半やよ。
相変わらず商売っ気のない渡船屋である。
釣れてないし、京都からわざわざ来ることないと言われたこともある。
以前通った政栄さんもそうだったが、なんとも言えずほっこりさせる。
そんな樫野が好きだ。
ちょいと早めに出て現地で寝袋に入るつもりが、大台で片道通行???
いや、通行止め???
そんな事、表示してなかったぞ。
小1時間を足止めされて参った…。
それでも現地で1時間は寝たかな~。
回りがざわついて目を覚まし、ノロノロと用意。
思った以上に寒いよ。
港には多くの釣人…。
それでもかつての樫野と比べると半分ぐらいか…。
16人を乗せて永田渡船は出航。
沖堤と水タレ(多分)に乗せて湾内に向かうことなく沖へ。
凪のハズだが、カツオには寄らずに共有区へ。
共有区、調子良いもんね~。
恒例の水温チェック!
18.6度????
へ・・・?
8と6の見間違いと思い、何度も見返したが18.6度。
18.6度・・・なんじゃこの水温?
はは~ん、水温計壊れているな、こりゃ。


長島と平島に乗せてリターン。
マタイチかシンスケでも良いなと思ったが、寄らずに臼島へ渡したら残り3人。
船頭に話しかけ、水温の事を聞くと…これでも下がったんだと…。
昨日まで19度台だったらしい…はぁ~????
この時期、蛇行以前の樫野なら16度台でええ感じのハズ。
去年来た時は17度前半だったが、それでも高いと思ったのを記憶している。
1月下旬だよね???
なるほど、この事を言ってたのね、昨日。
やる気が削がれたが、
この後の当番磯は、鷹ノ巣、小サバ、黒島、そして小鰹。
鷹ノ巣を過ぎる。
小サバに1人が下りて、次は黒島。
黒島は40upを釣った印象のよい磯だが、指名されたのはもう一人の釣人…。
残りは、カツオ!
え、1年振りに来て小鰹・・・?
まさかと思いつつ浮足立たずには居れない僕…。

でも、告げられた磯名はある意味、なんでの磯でした。
鷹ノ巣大島です。
樫野に地理感があれば分かると思いますが、沖から港向きに着けてきて、また沖に戻るんです。
なんでなん?
しかも、鷹ノ巣には何度も降りてますが、樫野でグレを釣ったことのない唯一の磯です。
コッパすら釣った記憶もないような・・・。
釣った魚はサンノジとアイゴとイソベラぐらいか。
暗黒磯、忌付き磯です。
そんなことを言って抵抗を試みましたが、無事に渡礁…(笑)。
丁寧にポイントと釣り方まで説明して笑顔で永田さんは去っていきました…。

マキエ入れてもなんも出てこないし…。
やる気0でした。
向かいの腰立や中の島では早々に曲がってますが、こちらには気配すらありません。
坐ってロッドも持たずにマキエを海に捨てる状態…。
もう、昼の磯替わりを決意してました。
そんな時間がノロノロと流れてましたが、海面にボラが出てきて…。
フグとカワハギが見えて、その下に!?

マジか?
大小様々な魚がマキエに反応してます。
思わず目を擦り、偏光をグラスを外して肉眼で見ました…(笑)。
間違いないです。
上からイズスミ、アイゴ、サンノジ、ブダイ系がうろうろしてます。
むろんグレもいます。
ハッキリとその姿が見えるので、2ヒロないのとちゃうか?
貰った~。
入れポンや~!!

しかし、ここから苦悩の始まり。
目を三角にして狙うのですが、サシエ触りません。
触っても一瞬で吐くのでしょう、潰れて帰ってくる。
イズスミなんか1ヒロぐらいまで浮いてくるので、そいつに合わせると明らかにサシエを見切ってる。
マジか??
四国西南部の賢グレやないんやぞ、お前ら!!
前回、ストロングファイトを楽しんだので、食い渋る寒グレがやりたくて樫野まで来たが、が、が、が、、、。
想定外やろ!


温かい弁当を食べます。
船頭に見えるけど食わんと伝えると、「潮は?」と聞かれたので右(地向き)と答えると…。
この前までズッと沖向きやったのに相性悪いなホンマにと笑いながら去って行きました。
一瞬、殺意が芽生えたわ…(笑)。

ありとあらゆる引き出しを開けまくってもコッパ尾長が関の山。

こんなのが食い渋るんです。
サシエを離すんです。
晩酌のアテにコナガ数匹をキープするのが精いっぱいで、昼の見回り…。
どうやと聞かれ、手を横に振ってアカンの合図を送って磯替わりを聞かれる事を期待したが、、、。
替わる磯ないし、頑張り~♪と取り付く島もない…(涙)。
樫野、お前もか?
その後は惰性で続けてました。

2時過ぎ、状況が変わる。
海面にトウゴロウが出てきた。
ボラは相変わらずだが、なんか潮色が変わったような…?
納竿まで30分かな。
最後に仕掛け変えて気分転換のつもりが…。
つもりが…。

わはは!
写真撮る瞬間に動いて画像では40切れる様に見えますが、確実にありましたよ。
起死回生の1発とはこのことだ。
さっきまで死んでたryutoとは変わって動きも軽やか~♪
連発で来たのはコイツ↑とは比較にならんほどに強い。
想定外の引きに耐え浮かしたら明らかに40upのグレ、しかも尾長!
まさか尾長とは思いもせずに、その姿をみた瞬間に1.5号ハリスが思い起こされて、チモト切れ…。
そんなん来るか~、この状況で…。
ハリスを張り直す時間が惜しく、眩暈がする程にウキを見つめてやりましたが31cmコナガと37cm口太を追加して終了。
永田さんが迎えにきた時が一番良さそうでした。


撮影後に30未満のコナガ君はリリースして3匹をキープしました。
船に乗り込み、鷹ノ巣で初めてグレ釣ったというと嬉しそうに笑う船頭が印象的でした。
樫野とはそんな所です。
また、行こう!!

□釣果
口太:37~40㌢2枚
尾長:31㌢1枚
リリース:コナガ、イズスミ、アイゴ

◆タックル
ロッド:1.5号
リール:3000番LBD
ライン:ザイト磯の白1.75号
ハリス:ザイト磯フロロ1.0~1.75号
ハリ:速手グレ4~6号、身軽グレ5~6号、元輝グレ4~5号
ウキ:2B、B、G3、0
オモリ:適当
小物:潮受ウキゴム、カヤウキ
サシエ:オキアミ生
マキエ:オキアミ生と集魚剤

PS.
大好きなビジネスホテルの湯に寄って帰宅。
勝手に命名していたビジネスホテルの湯は、串本天然温泉と看板ができてました。
温泉情緒はウキと同様に「0」ですが、湯は源泉かけ流しで天下一品です。
樫野で冷えた体には特に効きますよ♪


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4 コメント

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Unknown (食いしん坊のN)
2022-02-01 20:03:50
懐かしいなぁ
樫野の空気感、ビジネスホテルの温泉の硫黄の臭いがよみがえるわ
N君、ここ行って~、誰も上げたことないし釣れるか分からんけど、とか
N君、この人ら初めてやねん。一緒に上がって教えてあげて~、とか
グレを2つ3つとあとはイガミやメンドリで十分満足出来たのは政栄の人柄やったね
久しぶりにグレ釣り、もとい、樫野行きたくなりました
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Unknown (シバちゃん)
2022-02-02 06:55:28
相性悪いポイント制覇 おめでとさん〜🤗
粘った甲斐ありの一発ですなぁ〜💪
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Unknown (ryuto)
2022-02-02 21:19:14
師匠
可愛がられてたんやろかね?
コシヌケに乗らされたと思ったら、内緒やぞと船ゴラに乗せてくれたり、、、。
鷹ノ巣もよー乗せられたけど、初めてグレ釣りました。
樫野はエエとこですな~。
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Unknown (ryuto)
2022-02-02 21:22:44
シバちゃん
はいなぁ~。
よくできました❗でしょ。
しかし、あの光景は今まで見た中でもトップクラスに魚居てましたが、食わない~。
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