ダレダレヒンコンカン

ダレ:ダレている ダレ:おまえ誰? ヒン:貧乏なんだよぉ コン:バツイチだし カン:勘違い男だし

焼き餃子94個

2004-09-20 20:10:20 | 笑える話
家族をつなぐ餃子の時間
ウー ウェン
高橋書店 (2003/11)
売り上げランキング: 93,649
通常2~3日以内に発送
おすすめ度の平均: 4
4 とりあえず小麦粉を買いましょう!

今日は久しぶりに焼き餃子を作った。ちょっとヘルシーに焼き野菜餃子
レシピにはセロリがある。結構臭いキツソウ。材料をジャスコで購入。ちょうどお客様感謝デーなので、イオンカード提示で5%OFF、主夫の生活の工夫
レシピでは30個分の材料。目標倍の60個という事で材料も×2で購入。
韮二束¥148、セロリ¥150、白菜1/2¥188、トップバリュ餃子の皮30枚(20%OFF)×2¥148、豚ミンチ300g¥304で合計¥938結構安い。もちろんこれら餃子の材料以外にも買ったけど...なんたって今日は5%OFF。
購入以外の材料は家にあるハズ。

ということで、家に戻り早速レシピにそって材料の粗みじん切り。白菜を包丁で刻むのに30分ほど掛かってしまった。フードプロセッサでがーっっとやれば30秒ほどで終わるが、その後の掃除がめんどい。でも掃除を含めてもトータル5分ほど。やっぱフードプロセッサにすりゃ良かったかなと終わってから思った。次にセロリも包丁で、これは10分ほど。次韮5分。これらをボウルに入れ塩をして軽くもむように混ぜ合わせる。おぉ、白菜がこぼれる。15分ほど水分を出す為、おいておく。この間ビールと読書。

15分経ったので野菜の水分を手で絞る。ぎゅ~っ。緑色の水が、まるで青汁のよう。飲んだら身体に良いのかななどと思いつつも、飲まん。きっとゲロマズ。
アレっ、なんか足んない、唖っ玉ねぎ!そうか、買い置きだったので冷蔵庫の野菜室の中のままだったから切るのを忘れていた。少し大きめのものを1個みじんに。く~っやっぱ涙が出る。換気扇を回すといくらか楽に。フードプロセッサだと涙を流す事はないけど、今日はちょっと意地でALL包丁切りっ。水気を取る為塩をしてこれは5分ほど。野菜の量が切っただけのときと比べると半分以下になってる。
肉を入れる段階で、今度は生姜が無いことが発覚。しょうがねぇ、ハイハイ。それとごま油の残量も心細い。相鉄ローゼンで追加購入。ごま油200g¥197、ハウスおろし生姜(チューブ)¥124。(このスーパー、店内の価格表示は税込だが、レシートは外税計算、どっちかに統一して欲しい。だから近いけどめったに利用しない:変な理由っ)材料費合計は¥1,259。
野菜ににんにくを二かけすり入れ、生姜、合わせ調味料(塩、醤油、コショウ、中華だし、ごま油、片栗粉)を入れ、粘りが出るまで良っく混ぜ混ぜする。

いよいよあんを皮に包む。小さいボウルに水をいれ、包んだ餃子を並べる皿に打ち粉をして準備万端。
トップバリュ(イオンのプライベートブランド)の餃子の皮を左手にのせ、あんをスプーンですくって、型を整え皮の縁に水をつけ、ひだひだをつけながら口を閉じる。この作業は高校時代に姉に教わって以来、得意だし、好きだす。ある程度の個数が溜まったら、タッパーに入れ冷凍庫へ。結構テンポ良く30個分を包み終わる。あと30個かと思いあんの残量を見ると、60個分は作れる量が余裕である。またローゼンへ皮を買いに行かなくちゃ。
ローゼンには30枚という単位のものが無く、28枚か34枚であった。34枚入りを1つ購入¥131。これで材料の総合計¥1,390。難なくトップバリュの2つ目30枚を包み上げ、ローゼンで購入した皮で包もうとしたが、これが結構皮が柔らかい。破けそうでちょっとやりにくい。あんの量を調整しながら、ローゼンの皮残り3枚であんの残があと一個分となってしまった。1個分を包み、狩猟すればよいものを、皮を捨てるのも勿体無いので、1個は半分、残りの量を2枚ではさむようにして、完成です。

腹も減ってきたし、焼くぞ~。レシピの通り、熱したフライパンに餃子を並べポットのお湯をヒタヒタになるぐらい入れ、蓋をして2分程火を通す。餃子を煮ている状態。蓋をずらしてお湯を捨て、ごま油を餃子の周りに回し入れ、水分をとばし、焼き色がついたら出来上がり。
アレレこのフライパン、テフロン加工のはずが、焼き具合を見るのに皮がパンにくっついいて、はがれないっっ。フライ返しでゴリゴリやってやっとはがれる。アチャー最後に作った超手抜き餃子が、塊になっちまった。初回は13個焼き上げた。ビールと共に出来たてを黒酢、ラー油、醤油の入った皿に浸し、パクリッ。うめ~セロリの味が利いてる。セロリ苦手のひとはにおいでダメかも。

あっという間に13個平らげ、2回目の焼きに。今度はフライパンではなく、テフロン加工バッチリのすき焼き鍋で15個。で、焼きあがったのが写真です。あ~うまかった残り66個は冷凍。しばらくはうまい餃子が食えるぞ。

ホントは皮から作りたかったけど、麺棒が無いし、昔ミニスリコギでやって失敗してるし...

セロリは市場/農協関係の人に言わせると「セルリー」だそうだ。

スウィングガールズ観て来たヨ

2004-09-19 01:29:28 | Think out

いや~久しぶりに一人で映画を観ちゃったよ。面白かった。矢口監督の作品は初体験だけど、私が東北出身で高校時代にトロンボーンをパートしていたからか、なんかほっとするというか、ホンワカした感じで劇場を後にする事が出来た。それとやっぱり感動という点では、彼女達のほとんどが楽器経験zeroであった事と、吹き替え無しの実演奏であったことや、山形弁でしゃべったりとか演技したりが、設定の無理を吹き飛ばしていると思う。
シネマコンプレックスでのレイトショーだった為、終了時刻が他の上映物と重なったせいか、駐車場の出口が大渋滞だったけど、イライラもしないで、映画の余韻に浸っている事ができた。
いや~、映画とJAZZってほんっとにいいですね。ほんと、なんか楽器がやりたくなってきたゾ。

スウィングガールズと始めるジャズ入門
日経エンタテインメント! 日経BP社 (2004/09)売り上げランキング: 898通常4日間以内に発送


カプセルホテル初体験

2004-09-17 21:04:03 | Think out
9/15の23時過ぎに客先に納品していたものにBugが発見され、9/17の10:00までに修正版を持ち込みテストを行わなければならない事態となり、9/16の朝より担当と対応を行っていて、なんとかメドたったが、気が付いたら時計は0時を過ぎていたので、もうアウト!
私の場合、23:30には会社を出ていないとNGアワワとあせってもTAXIで帰ると数万円かかるし、家に着いて風呂入ってベッドに入れるのは3時以降は確実。それに明日はノートPCを持って客先(海○○張)へ10:00に入る約束をしてある。ということは家をいつもの時間より早めの7:30には出なければならない。2時間半しか寝れない。
とりあえず帰る努力は放棄。さて次に、会社でお泊りと考えたが、他のプロジェクトで徹夜する人達もいるし、寝床の確保もムズイ、PCがあるので仕事しちゃいそう。次に、同僚が同じ時間まで仕事をしていて、終わったが私同様帰れないので今日は徒町の○ィ○ピ○パブで朝まで飲むという。とてもこれには付き合えない。即却下。
後はビジネスホテルかカプセルホテル泊。カプセルって未経験だったので、エィッ今日はカプセルに泊まってみよう。早速インターネットで会社近辺の検索を行うが、以外にも少ない。ビジネスホテルは結構あるけどカプセルは2箇所とりあえずHPがあるほうをチェック。
カプセル100室、サウナ完備、ムービー、AVビデオ無料放送、モーニングサービス、マッサージチェア無料、スピードクリーニング、コーヒーサービスで一泊3,700。こりゃ凄い、ここに決めた。今日は木曜だし100室もあるので余裕だろと思いつつも確認のためtel「今日空いてますか」「申し訳ありません、本日は満室です」。
ひえ~っこりゃやばいっ。沢山あるビジネスにしようかな、でも料金は倍以上だし...。
もうひとつのカプセルをチェック。HPは無いけど、情報を提供しているHPによると大浴場、サウナ、休憩室、その他、一泊3,900とある。また利用客からの投稿内容もそれほど悪い内容は書かれていない、だめもとでtel「今日空いていますか」「ええ、沢山空いていますよ」。
ということで、そのカプセルに決定。場所は会社と駅をはさんで反対側にあるので若干遠い。現在の所持金5千円とちょっと。腹も減ったし、途中の吉牛で豚を食し、目の前のローソンさんでアルコールをを買おうと思ったが、カプセルの近くにもコンビにはあるハズ。UFJ24に寄って2万ほど財布へ。目的地発見。近くに7-11もあり。チェックイン前に7-11で酒でも...あれれ、この店ノンアルコール!仕方なくミネラルウォーターを購入し、チェックイン。いよいよカプセル初体験ドキドキワクワク

この時既に1:30。私の前に男二人組みがまさにそのカプセルに入ろうとしている。私も続いて、玄関を入ると靴を脱ぎ、空いているシューズロッカー(BOX?)へ。フロントには係りの人が3名ほどきちんと制服と蝶ネクタイ、意外とキチンとしています。
宿泊者カードに必要事項を記入しシューズロッカーのキーと現金3,900と引換えにロッカーのキー605番と領収書の要不要を訊ねられました。二人組みは飲んでいて泊まる事になったようで即答で「いりません」。私はちょっと迷ったが「お願いします」。領収書はチェックアウト時に渡されるとの事。このホテル10階建ての細長いいわゆるペンシルビル。B1がロッカールーム、2Fが浴場・サウナ、3F~10Fがカプセル室。
ロッカーキーを受け取る際フロントより「B1のロッカールームで着替えてください」。なるほど部屋が無いのだからロッカーで着替えちゃう。良く出来てるシステムだな~。
階段を降りるとロッカーがずらり。なぜかそこでガウン姿で話し込んでいるおっさんが二人。一人は関西弁。三人がどどっと来たので、そそくさと熱の入っていた会話を中断し場所を移した。関西弁でないほうは凄く眠そう。
そのロッカーも省スペースであるがちゃんとスーツが入る長さと鞄が入るスペースが確保されていました。形的に"「」"こんな感じで上下に互い違い状態となっています。ちょっと心配していたパジャマというか寝巻きというか寝る時に着るものがきちんと有って安心し、それに着替え、タオル以外は全てロッカー内に。
先ずはカプセルの様子を見ようと6Fへ。両側にカプセルが2段で並んでいました。私の今日のねぐらはたしか605.カプセルの下部に番号が書かれています。605、605と思いつつもなぜか615へ、しかもロールカーテンが下りているにもかかわらず私は開けてしまったので。ロールカーテンが閉まっているということは当然使用中。使用中ということは人が居る訳ですね。自分は605のつもりでいたので、人が居るハズがないと思い込んで開けたからビックリ。中の人はもっとビックリしたでしょう。あのとき615に居た人ゴメンナサイ。考えてみればロールカーテンが閉まっている時点で気が付くべきですよね。やはり初体験で緊張していたようです。「すみません」×3で反対側に有った615へ。ここはロールカーテンが空いているし照明も消えていました。やっちまった。ヤレヤレ
次はお風呂です。2階まで上がり、浴室へ。先客は1名。着替えを入れる棚が3×3の9個。ドアと浴室との仕切りの一部が透明ガラスで見えるようになっており、これも防犯を考慮してのものと、監視カメラもあったけど。
浴槽は4人足を伸ばして余裕、ジェット気泡ノズルが2対。洗い場が4箇所、シャワー専用洗い場が1箇所。サウナルームは上下で4人は入れるがちょっと太目の人が来ると...。ボディシャンプーとリンスインシャンプーなかなか悪くないです。アメニティも2枚場安全剃刀、シェービングフォーム、歯ブラシ(粉付き)、リキッド、トニック、グリース、スキンクリーム、綿棒、ヘアブラシ、コームetc.こまめに係りの人が浴室のチェックに来るようで、洗い場の桶やイスがきちんとしていました。
も一度ロッカーへ行き、小銭とラジオとiPodをガウンのポケットに入れて615へ。そこに小銭以外のものを置いて(盗難が心配だったけど)ふたたび2Fへ。ここに先ほどロッカールームで熱く語っていた二人組みのおっさんが、関西弁のおっさんが一人語っていました。聞くとは無しに、ちょっとダンボでいると「いや~東京はおっとろしいとこですわぁ~。こんな時間なのに街は煌々と明かりが点いとる」。この人出張でここ利用した?
アルコールの自販機はここしかないようだし、大きめのTVも、新聞雑誌も置いてある。ビールはスーパードライ350mlが350、発泡酒アサヒ本生300、サッポロドラフトワン280。ちょっと見栄張ってアサヒ本生赤を日経新聞夕刊を見ながら飲んでいましたが、続々とお風呂に入りに来ます。繁盛してますな。発泡酒が飲み終わったので歯を磨いて615へ。
カプセルへ改めて横になってみるとなかなか快適。TV、ラジオ、時計、アラームと一揃いがコンパクトに収められており、とてもコンパクト。こんなのが富士山の山小屋にあったら一泊1万でも利用する人がいそう。アラームを7:40としひとまずお休みなさい
がしかし、ノイズがあちことから。鼾が、寝返る際にカプセルの壁を蹴ってしまう「ぼよん」音、オヤジのクシャミ、話し声。鼾はなかなか止まりませんでした。

富士山登ってきました。しょの伍

2004-09-05 13:51:56 | Think out
しょのよんからの続き

本八合目から2時間15分(=8:30)もかかってやっと山頂にたどり着きました。が、しかし山頂の風はトップオブマウンテンさえぎるものは石室のみ。金剛杖に焼印をしてもらおうと、手近の土産屋へ入り「焼印やってます?」と聞くと「ここでの焼印は神社の中」と言うではありませんか。とりあえず、土産物屋に入ったからには何か注文せねばとメニューを見ると、みんな高い、高すぎる。息子はお汁粉600、私はコーンスープ400を注文しました。息子のお汁粉注文は正解だった。私の手元に来たコーンスープは缶入りのものを暖めたものでした。メーカーもポッカとかのものではなく聞いたことも無いようなものだったと思います。街中の自販機で冬場暖めてあっても120というものが400ですと。3倍以上でつくづく、富士山物価にはたまげる。

土産屋の主人らしき人の情報によると台風の影響で風が凄いらしい。「今日はもう危険だから、すぐにでも下山したほうがいいよ」とアドバイスしてくれるのでした。

しかし日本人のお土産好きがそうさせているのか、何処に行っても観光地には土産物屋が存在しますね。アメリカのグランドキャニオン等のナショナルパークとかには、日本のような土産物屋は見受けられませんでした。その代わり必ずビジターセンターというものが存在し、そこでちょっとした記念品などを販売していたように記憶しています。それにたしかナショナルパークには森林警備隊みたいなカッコいい人たちが管理していて、入場料も徴収していました。車1台$1.00だったように記憶しています。

30分ほどその土産屋で休憩し、とりあえず焼印をGETしようと神社を目指そうとしたのですが、石室の壁が無くなると(風を遮る物が無くなると)立っている事が出来ないのです。吹き飛ばされそうで、思わず地に這いつくばりました。

しばし息子と「どうしようか」と悩みましたが、土産屋の忠告もあるし「無理はしない」という元妻との約束もあるので、下山を決意しました。
「焼印はまた今度来た時に」と息子に言いかけましたが、「来年も息子は付き合ってくれるかな」と不安になり思わずその言葉を飲み込んでしまいました。小市民ですなツクヅク。

9:30いよいよ下山開始です。当然のことながらやはり下山は楽です。これから登って来る人たちの邪魔にならないように、気を付けつつ、一気に本八合目まで、ここまで30分、は、早い。

ここから須走口と吉田口河口湖口に分かれるので、間違えないように。確実に須走口方面へ。登ってきたときは気が付きませんでしたがここには英語での看板もありました。
先ほどの山頂土産屋で「今日は登山道を降りたほうがいいよ」との言葉がありましたので、しばらくは登山道を降りていましたが、途中いたるところに「須走下山道」の分岐があり、我々を誘っているようです。
試しに砂走りをやってみる事にし、下山道へ。砂とは言いがたいが砂利とも違う。しかしある程度のクッションがあるので、下り時負担が掛かる膝への影響は幾分和らげられる様でより楽に感じます。風で砂埃が舞い上がりタオルでマスク代わりにしていても口の中はジャリジャリ。高度が下がるにつれ、気温も上昇してきて、汗も出始めたので、そろそろレインウェア、フリース等を脱ぎ、リュックへ。
身も軽くなり、ふたたび下山開始。途中追い越した家族連れはスニーカーでスパッツなし。それで砂走り下山はムズイのではないかいと思いつつ、我々は軽快に下山を続行。
下山道は登山道とルートが異なる為、途中に山小屋などは一切存在していません。所々で、左手に登山道及び山小屋を確認できますが、結構距離があり、わざわざ山小屋によるのはちょっと難儀です。
もう少しでゴールかなと思う地点で、ありゃりゃという場違い過ぎる装備のグループが下山コースをトボトボと、こりゃぁ絶対思い違いをしているなと。私が想像するに、夏休みを一家でドライブ中に須走口の駐車場に来て、お父さんが「ちょっと登ってみようか」とかいって本五合目くらいまで行って、「んじゃ砂走りで駐車場に帰ろうか」とかのノリで来たクチと。

直線的に下山できるので、あっという間に砂払い五合目に到着です。ここは気の良い老夫婦がやっている休憩所で、「飲み物いかがですか」とか言ってたので、のども渇いたし、暑いので着ているものを脱ぎ一休みということでコーラを2本、ここまで下がっても1本350mlが300、ボリまくりですね富士山。

富士山登ってきました。しょのよん

2004-09-04 15:51:58 | Think out
しょの参からの続き


↑日が昇り始めました


↑雲海がきれい

↑太陽に向かって左方向
へパーン

↑「御来光」という名になっとく
 外の気温は約10度、登ってきたときと同じ装備に着替えて、江戸屋の外へ出ました。でも履物は宿のサンダルです。
風は相変わらず、というか昨晩より強くなっているようです。我々の立っている場所は、宿の建物が風をある程度ガードしてくれているので、体感的にはたいしたこと無いのですが、宿のシンボルである旗が「これでもか」というぐらいにはためいています。

撮影のために三脚を取り出してカメラをセットしたのですが、突風でカメラごと飛んで行きやしないか心配しながら、来年の年賀状用に御来光をバックにツーショットを数枚撮影しました。

話は逸れますが、デジカメってほん~とにっ便利っすね。撮影した内容をすぐ確認できるなんて、今までのアナログカメラでは考えられなかった事です。
砂が飛んでる状態だと、結構カメラが逝ってしまう(稼動部がじゃりじゃり)場合があります←大昔ハワイ、オアフ島のノースショアの海岸でカメラを1台だめにしました。
デジカメのメモリカードが付属の16MBではあまりにも不安だった為、今回のために、64MBのものをUSEDで求めました。私のカメラはxDの為他のメモリカードと比べると若干高めだった為、秋葉原で探しまくって購入しました。後で知ったのですが、ヤフオクなどでも対象商品があって、結構安く入手できるそうです。しかし、結果として送料や振込み手数料などであまり変わらなくなってしまうような気がします。

話を戻して、遥か眼下に見渡す雲海の間から顔を覗かせ始めた太陽を見て、「来て良かった」としみじみ思いました。

我々が今いるところは八合目です。これから、山頂目指して更に登らなければなりません。その標高差は約400m。横の400mはほんの数分ですが、縦の400mはあくまでも標高差であって、実際の距離はどれくらいあるのでしょう。徒歩100分が標準だそうで、しかも強風。
一泊2食の2食目を受け取って、山頂目指して宿を6:00ぐらいに出発し、本八合目には6:15に到着しました。この調子だと楽勝で山頂までは一時間程度で到達できるのではないかと思ったのですが、山はそんなに甘くは有りませんでした。
やはり勾配も急になっているし酸素も薄く休憩した後の行動でほんとの最初はすんごく調子がいいのですが、20歩ほど移動すると心臓バクバク息はハァハァ、「オレってこんなに弱っていたのだろうか?」と思うほどバテます。10mほど進んでは休憩です。

雲がちょっと多めですが、晴天です。しかし相変わらず強風はやみません。本八合目では吉田口河口湖口と須走口が合流する為、なかなかの混雑振りです。ここに来るまでは、すれ違う人と「こんにちわ」と挨拶を交わしていたのですが、人が多すぎて挨拶を交わす事は不可能な状態。ピーク時はもっと凄い状態になると後で聞いてびっくり。確かに人が多い為、ゴミが目立ちます。

休憩しながら目の前を登って来る人、下山する人が沢山通り過ぎて行きますのでなんとなくヒューマンウォッチングうをしてみました。
先ず目に付くのは意外と軽装が多い事です。スニーカー、ジャージ...我々の装備(登山靴(トレッキングシューズ)、スパッツ、レインウェア上下、帽子、サングラス、レインウェアの下には長袖のTシャツ、トレーナー、フリース、首にタオル)と比べると「こいつら良くここまで来たな」と思います。ほとんどの人が金剛杖(焼印を押す目的もあります)かストック(ステッキ)を頼りにしていますが、どこかで拾った枝を利用している人も何人か見ました。
ほぼ二人以上のグループでしたが、単独で来ている人が意外と多いのにはビックリしました。グループから遅れて、または先行してといった雰囲気では無いので、明らかに単独でした。

外国人の方も意外と多く、ほとんどみんなL.L.Beanの表紙に出てくるような短パンだけど上着はしっかり見たいな人たちが多かった。アジアからの登山者も多分多いのではないかと思いました。特に日本に来ている中国の人は富士山好きが多いそうで、最近TVで中国の好景気に関連する番組で、日本へツアーでやって来るコースには必ず富士山を見る(登るではない)が入っているそうで、箱根経由のツアーで雨の為富士山が見られなかったツアーグループは何とかしろと添乗員に噛み付いていましたけどね。

カップルも多かったですね、この場合のカップルとは恋人同士と思われる男女。二人とも元気ハツラツな組もあれば、もう帰りたいと泣き出しそうな相方(男だったり女だったり)の組←このカップルはこの先長くはねーゾと息子と目が合うのでした。

三人以上の家族連れは少数派でしたが、「これは何度か登っているな」と思われる準備万端ファミリーを目撃しました。お父さんお母さん息子二人に娘一人という五人組みで、全員ドイトなどで売っている様なゴーグルと粉塵マスクをきっちりしていました。私はこの組を見て、これだと、次回はこの装備も必須だなと、しっかり心に刻んだのでした。
ゴーグルといえば、水泳用(∽)のゴーグルをしている人もいました。この人は最初から富士登山のためにこの水泳用のゴーグルを用意していたのではない事を願います。

男同士、女同士のグループ(みんな若い)はちょっと無理してないか?と心配になるほどハイテンション。

私達みたいに親子の二人連れが圧倒的に多かった。やはりお母さんは家で留守番なのでしょう。そんな組のお父さんはみんな何故か"熱い"のです。息子より先に立ち「もう少しだ、ガンバレ」と自分も苦しそうな顔をして息子を励ましているのでした。まるでTBSラジオの小沢昭一の小沢昭一的こころに出てくる宮坂さんみたいな感じになっています。

風は弱まる事を知らないかのように相変わらず吹きまくっています。

続きは「しょの伍」で