ピノッキオ

昨日、今日と2005年に注文されて描いた風景画の作品の一部を紹介しました。どれもアンティーク調加工前の状態でこの後ニスを塗ったり亀裂を入れたりして画面がガラッと変わります。

こうしてみると、遺跡や廃墟のある風景、川や山がある風景が良く好まれますね。共通して言えるのはどの絵にも人物や動物が登場していること。考えてみたら生き物が登場しない風景画の注文はめったにありません。

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話は飛びますが、先日コロンビア人の友達に紹介されてクロアチア人のアーティストと知り合いました。彼女、お皿に絵を描いている方なのですが、フィレンツェの街中に自分のお店を持ち自分の作品も売りつつある画家さんの絵も売っています。

お客さんの大半はアメリカ人で彼らは色がカラフルな絵柄のお皿やフィレンツェの風景を派手な色使いで描いた絵をよく買っていくそうで...「日本人好みじゃないわよねぇ～」って言ってました。（さすが良く研究してる！）「でね、ひとつ面白い事、発見したの。日本人のお客さんってピノッキオの絵を良く買っていくのよ～。みんな｛カワイイ～！！（日本語で言ってました。意味を知っていたかどうかは分かりませんが）｝って言いながら。お店にあった大きい絵も小さい絵もぜ～んぶなくなっちゃった。またそろえとかなきゃね。でもなんでそんなにピノッキオの絵がいいのかしら？？」って首をかしげてました。それで私もなんででしょうね～っていっしょに首かしげちゃいました...(笑）ピノッキオブーム到来ですか！？