りょーこのマネージャーな日々

ブログタイトル仮変更。子供達のマネージャー状態な日々をダラダラ書いてます。

STEP子育て法

2012-01-24 16:33:25 | れっつすたでぃ
今日は久しぶりに育児相談へ。
なにしろ雪で路面も怪しい状態だったので、チャリで行くのはやめて、せっかくなので子供達も歩かせることに。
大人の足で10分かからないくらいの道のりですが、はなちゃんは全行程、かいくんは急坂の上り下りだけは抱っこで、他はほぼ全部歩きましたよ~。
帰りはさすがに疲れた&眠いでグダグダだったので、かいくんはちょっと抱っこ率が上がってしまったんだけど、はなちゃんは泣いたりしゃがみこんだりしながらもなんとかかんとか歩ききりました(私はかいくん抱っこしてるし、歩くしかないって分かってたから、仕方なくだろうけど)。
ふたり歩いてくれるとすごいラクだし、お出かけするのも楽しいね~。
買い物は大変だけどさ…あちこち手伸ばしてあれこれ持ってくるから…。

さてさて…。

少し前に、リトミックの先生から、育児の本をお借りしたって話をしましたが。
数日前に全部読み終わったんですが、それについて今日はちょっと触れておきたいと思います。
なかなか時間がないと書けないので、今日まで延び延びでしたが。

今回お借りした本はコチラ

STEPという子育て方式?でして。
読み進めているうちに、目からうろこというか、いろんな点がすごーく勉強になったんですけども。
とりあえず、自分的備忘録のために、簡単にまとめます。

(1)至れり尽くせりの世話を焼く「いい親」をやめ、「責任感ある親」になる

子供のとるべき責任は子供に返す。たとえば朝起きられなくてごはんが食べられなくても、幼稚園のバスに間に合わなくても、ひもじい思いをするのも、歩いて登園するのも、すべて子供の責任。そこから子供自身に学ばせること。子供同士のケンカも親が解決しようとしない。子供の力を信じる。

(2)ほめるのをやめて、勇気づける

アメとムチに頼るのをやめる。ほめるのではなくて、子供に問題を投げ返す(たとえば、「この絵どう思う?」と聞いてきたら、ほめるよりも自分がどう思うのか聞き返す、など)。子供がなにかをした時、そのしたこと(行動)とそれをした人(子供)とを区別する…子供を信じた上で、子供の取った行動を問題視する、どうしてそういう行動を取るのかを考える。

(3)子供の話を聞くこと

「反映的な聞き方」をする…子供の言葉を繰り返し、子供の気持ちを理解したことを示す、意見を言ったり説教したりしない、子供が自分で問題の解決策を探せるようにする。誰にとっての問題なのか(子供自身の問題か、親にとっての問題か)をはっきりさせる。

<子供自身の問題>
①反映的な聞き方をして、子供に自分の気持ちをはっきり認識させる→②子供とブレインストーミングをして、さまざまな解決策を考えてみる→③考えついた方法の可能性を子供がいろいろ検討できるようにして、その中からひとつを選べるようにする→④子供がひとつの解決策を選んだら、実行した時にどんなことが起きるかを話し合う→⑤子供が決断するように勇気づけ、親子の間で約束する→⑥あとで、うまくいっているかどうか、親子でもう一度話し合う日と時間を決める

<親にとっての問題>
子供の言動によって、親がどう感じたか(Iメッセージ)を伝える。①親にとって迷惑な言動がなんなのかを客観的に指摘→②子供の言動がもたらす結末について親が感じたことを伝える→③結末(理由)を伝える。(ex「①急いで食べてくれないと②お母さん困るのよ③おばあちゃんのお迎えに遅れて」

(4)体験的しつけ法

子供に選択の余地を与える(ex「お父さんは今電話中なんだ。そこで静かに遊ぶか、それとも外で遊ぶかどちらかにしなさい」)。途中で考えが変わったらいつでも選択し直していいのだということを伝える。

あまり書くと問題があるだろうし、とりあえず私が押さえたのはこんなところで。

で、読み始めてから、少しずつ、実践はしようとしているものの…これが正直、なかなか難しい。
イヤ、読めば、すごく納得できる部分は多いし、ほんと目からうろこの部分も多いのよ。
ただ、やっぱり、うまくいくとは限らない…というか、まぁ、根気がいるんだろうな、当たり前だけど。

以下、実践してみて。

(1)至れり尽くせりの世話を焼く「いい親」をやめ、「責任感ある親」になる

ぼちぼち幼稚園だし、着替えくらいは自分でできるようになってもらいたい…と思って、ようやくガスストーブが手に入って家の中もあったかくなったことだし、朝と夜の着替えは自分でさせようと決意。
そうすると、夜はお風呂あがりに平気で1時間くらい裸で過ごしてる。
今朝も起きてから1時間くらいパジャマだった。
選択肢を与えるって意味で、「パジャマ着ないと風邪ひいて明日遊びに行けなくなるけど、着ないの?それとも着る?」と、あんまりうまくない聞き方をして、当然のように通用せず、本人が「着ない」って言ったらそれまでであって、結局こっちはやきもきしながら見てなくちゃいけなくて…。
朝も、「着替えないとごはん食べられないけど…」「着替えないと遊びに行けないけど…」と、もうちょっとうまい聞き方をすればいいんだろうけど、ついそういう聞き方になってしまう。
このへんは要練習というところか?
てかね、なんで至れり尽くせりしちゃうかって、結局、困るのが自分だからなんだよね。
幼稚園に入っちゃえばさ、変な話、幼稚園なんて遅れようがなにしようが別にいいんだけど、今って、毎日、いわば「私が」誰かと約束してたりするところに子供達を連れていってるってことが多い状況でしょう。
そうすると、結局、私が困る…だから待てない→イライラ→結局怒鳴る、みたいな。
実際、時間に余裕がある日は、怒らないようにってがんばれるし、Iメッセージでじっくり話したりできるんだけど、予定がある日はそこまでしてられないってのが本音。
そして、「怒らない」って行為が、こんなにも自分にとってストレスなのかってことも実感。
逆にいえば、怒るっていう行為によって、親からぶつけられたストレスって、子供にはすごいものなんだろうな…なんて感じたりもするけど。
でもさ…だったらさ…お互いの心の平穏のために、怒られないようにしてくれよ、とか、ついつい思っちゃうよね…。
あとさ、子供同士のけんかってのも、なかなか難しいよね。
きょうだいげんかなら親の好きな方針で対処できるけど、よそじゃ、相手の方針もあるしね…。

(2)ほめるのをやめて、勇気づける

最近のはなちゃん、私にほめられることを喜んでるな…って、この本を読んでから、日常的にひしひしと感じるようになり。
そうか、ほめられるためにやるんじゃなくて、自分がやりたいからやるっていう方向に持っていかなくちゃいけないんだなって。
でも、当然ほめ言葉はくせになっていて、しょっちゅう出てくるんだけど、そしてそのたびに「あ、ほめちゃった」って思うんだけど…まぁ、ほめちゃった、って、なんか変な感覚だよね(苦笑)
ま、ほめたらほめたでいいんだろうけど、自分が嬉しいからする、やりたいからする、って方向に、もっていけたらいいね。
着替えとか、出かける準備とか、すーっごい時間かかるけど、できた時にはほめる代わりに「はなちゃん自分でできるってお母さんちゃんと知ってたよ」って言うようにしてます。

(3)子供の話を聞くこと

ここはすごく勉強になったんだけど…イヤしかし、難しいよね。
「反映的な聞き方をする」ってのは、子育てに限らず、営業時代かなんかに習ったことで、人付き合いにおいて大事なことだよなってのは、改めて感じ。
ただ、子供自身の問題の部分とかは、正直3歳にはまだ厳しくないか?とか思う。
子供の話を聞くって言っても…それは昔からやろうとしてることで、むしろ「泣いてないで話してよ、どうしたの?」とかは、しょっちゅうなんですけど…。
まぁ、うちのはなちゃんが特別遅いからかもしれないけどさ…この単元に限らず、もうちょっと言葉でうまく伝えたり、こっちの言葉を理解したりできるようになるまでは無理じゃない?ってのが結構見られたんですけど…。
ほんと、どうしたのか言ってくれたら、こっちだって対処できるのに…なんてのは、しょっちゅうですよ…。
Iメッセージに関しては、通じようが通じまいが、一生懸命母がなにかを伝えようとしてるってのも、大事なんだろうけどさ。
そのIメッセージに関してはだいぶ意識するようになったけど、なかなか解決しないと、結局怒鳴っちゃう、ダメな母…。

(4)体験的しつけ法

ここは(1)とだいぶ内容かぶってるけど。
選択肢を与えるってのは、意識はしてるものの、聞き方がまだ下手なのと、あと、自分の望まないほうを選ばれてしまうと、結局イライラしちゃって怒っちゃってなんにもならない、っていう。
うーん…難しい…。

…てわけで、なかなかうまくいってないのであります。
イヤ、考え方としては、なるほど納得ってのが、多々あるし、ここをベースにちょっとがんばっていきたいなって思いもあるんですが…。
なにぶん、根気がいりますな…。
もうちょっと踏み込んで勉強したいなって気もする。

なんかもっといろいろ書こうと思ってたような気がするんだけど(こういう場合はどうすりゃいいの的な…)、いい時間だし長くなったし、とりあえずこんなとこで。

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