りょーこのマネージャーな日々

ブログタイトル仮変更。子供達のマネージャー状態な日々をダラダラ書いてます。

dear my kitchen

2006-12-07 15:01:46 | as a housewife
「料理をする」という行為は、虚しいと思う。

お金をかけて食材を買う。
時間を割いてそれらを調理する。
できあがった料理は調理に費やした半分の時間で胃袋に収まる。
あとに残るのは大量の汚れた食器達。

作ったそばからなくなって、洗い場に残る食器達を見ると、本当に虚しくなる。
食材にかけたお金も、調理に費やした時間も、なんだかバカらしく思える。

それでも今日も、料理する。
朝も、夜も。
たくさんのお金と時間をかけて。

料理をすることにはだいぶ慣れたけれど、料理を好きになることはきっとないだろうと思う。

それでも、分かったことがある。
昔はキッチンのCMで、いろいろこだわる主婦の姿を見ても、そのキッチンにこだわる気持ちというものが全く理解できなかった。
それが、今は、理解できる。
狭いキッチンに毎日立って料理していると、もっと広いところがいい、もっとあんな機能がほしい、いろいろ思い始める。
そして思う。

ここは私の職場だと。

週末は作ってもらうこともあるけれど、圧倒的に私が立つ時間が長いキッチン。
まさにここは、家の中で唯一、女のためにある場所。

大量の汚れた食器達を洗いながら、私は感謝する。
調理道具達に、食器達に、そしてキッチンに。
全部きれいに洗って片付けて、キッチンの水はねを全部拭き取りながら、私は思う。

今日も「おいしい」と言ってもらうことができたよ、ありがとう。
明日もまたよろしくね。

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