今日（というか昨日）大変お世話になっている矯正歯科に行ってきたので、今回は私の歯の矯正について書きます。
０３年７月４日から、歯の矯正を始めました。
私は下あごのほうが上あごよりも前に出ている「顎変形症」というやつで、いわゆる受け口とかしゃくれとかなすとかイノキとか言われるやつだったんです。
写真で分かりますか？分かりづらいとは思うんですけど、左がＢＥＦＯＲＥ、右がＡＦＴＥＲの現在の状況です。
中学の時に気にし始めて、それ以来ず～～～～～っとコンプレックスにしていたものの、大人になってしまってから治るものでもないと思ってて、あきらめてたんです。
ところが、ちょっとしたテレビ番組がきっかけで、それは治せるもので、しかも治さないとまずいということを知り、そっこー歯医者に行きました。
この症状の場合、手術が必要。
まず手術後の正しい噛み合わせのために、術前矯正。
親知らずとか余計な歯を抜いて、よく見かける、歯にワイヤーくっつけるやつ（ブリッジという）をやります。
私の場合装置がついたのがこの年の秋で、手術をしたのは今年０５年２月１０日。
１年半くらいですね。だいたい標準的なのかな。
私の場合、歯並び自体はもともと悪くなかったんですけど、よりによって金属アレルギー（ニッケルがダメです。体にぶつぶつできてかゆくなります）で、普通矯正に使う金属が使えなかったんですね。
だからニッケルを使わない、特別な器具ばかり使っていたので、遠回りで時間がかかってしまったようです。
んで、ようやく大丈夫って状況に歯が並んだら、いざ入院、手術。
あ、その前に、矯正歯科で矯正してもらっている間に、大学病院で手術のためのＣＴとかＭＲＩとか、いろーんな準備もあったんですよ。
だから矯正歯科行ったり、大学病院行ったり。
で、手術は大学病院でしてもらいました。
下あごを口の中から切って、後ろにずらして止める手術です。ちなみに全身麻酔。手術自体はすぐに終わっちゃって（私は非常に順調で２時間弱くらい。ちなみに数日後に同じ手術した同じ病室の女の子は５時間くらいかかってました）どうってことなかったんですが…手術後の日々はそれはそれはもぉ大変でした。
まずあごが切られてくっついてないから、ものが食べられない。術後数日間は鼻から胃まで管を入れて流動食。この管がのどの中に当たって痛いのなんのって…。それが卒業かと思ったら、ミキサーで原形残さずどろどろにされたもののみ。そのうちなんでもかんでもみじん切りの食事に変わる。から揚げのみじん切りは衝撃だった…。２ヶ月くらいはまともなごはん禁止でした。
それともうひとつきつかったのが、顔が腫れた腫れた！！おかめとかおたふくとかっていうお面あるじゃない？まさにあんな顔になった！！要は人工的に骨折させた状態なので、それに反応して腫れるわけですよ。今皆さん、思いっきり頬に空気を入れて膨らませてみて下さい。この手術受けた後は、冗談抜きで、それ以上腫れます。腫れました。ぱんぱんに。絶望的なくらい。日に日に腫れていって、「これホントに治るのかヨ？？？こんな顔じゃ誰にも会えないヨ」って泣きそうになりましたよ。でも今はすっかりひいて…ひきすぎてもとの「顔に肉がほしい…」って悩み復活しちゃいましたけど。ちょっとくらい残ってほしかったな…。それにしても写真撮っておかなかったのは猛烈後悔。撮っておいたら、ＢＥＦＯＲＥ→ＤＵＲＩＮＧ→ＡＦＴＥＲみたいにできただろうに…。
んで２週間の入院後無事退院。
しばらくはブリッジもついたままでしたが、術後半年経った８月３１日ついにブリッジも外れて現在に至る。
まだ夜寝る時はマウスピースのようなもの（リテーナーという）を歯にかぶせて、形状記憶をさせるという作業が数年間続くんですけどね。
まぁでも、だいぶラクになりました。
今日は矯正歯科のほうに行って、今までの総括ということで術前術後の写真も頂いて、なんだか懐かしくなっちゃって、ちょっと感極まっちゃったり。
「ア～がんばったなナ」というか、「ちょっと前までこんなひどい顔で、すごく悩んでたんだったナ」ってかんじで。
本当に、心から、矯正してよかったです。
私は担当した頂いた矯正歯科の先生も大学病院の先生も本当に素晴らしい方達ばかりで、なんの不安もなく治療を進めることができました。
私の長年のコンプレックスを解消して頂いて、本当にありがとうございます。
これからもしばらくお付き合いが続きますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
歯並びとか噛み合わせとかで悩んでる皆さん、矯正は絶対にしたほうがいいですヨ、しかも早いうちに。
悩んでる時間がもったいないです。きれいになります。
０３年７月４日から、歯の矯正を始めました。
私は下あごのほうが上あごよりも前に出ている「顎変形症」というやつで、いわゆる受け口とかしゃくれとかなすとかイノキとか言われるやつだったんです。
写真で分かりますか？分かりづらいとは思うんですけど、左がＢＥＦＯＲＥ、右がＡＦＴＥＲの現在の状況です。
中学の時に気にし始めて、それ以来ず～～～～～っとコンプレックスにしていたものの、大人になってしまってから治るものでもないと思ってて、あきらめてたんです。
ところが、ちょっとしたテレビ番組がきっかけで、それは治せるもので、しかも治さないとまずいということを知り、そっこー歯医者に行きました。
この症状の場合、手術が必要。
まず手術後の正しい噛み合わせのために、術前矯正。
親知らずとか余計な歯を抜いて、よく見かける、歯にワイヤーくっつけるやつ（ブリッジという）をやります。
私の場合装置がついたのがこの年の秋で、手術をしたのは今年０５年２月１０日。
１年半くらいですね。だいたい標準的なのかな。
私の場合、歯並び自体はもともと悪くなかったんですけど、よりによって金属アレルギー（ニッケルがダメです。体にぶつぶつできてかゆくなります）で、普通矯正に使う金属が使えなかったんですね。
だからニッケルを使わない、特別な器具ばかり使っていたので、遠回りで時間がかかってしまったようです。
んで、ようやく大丈夫って状況に歯が並んだら、いざ入院、手術。
あ、その前に、矯正歯科で矯正してもらっている間に、大学病院で手術のためのＣＴとかＭＲＩとか、いろーんな準備もあったんですよ。
だから矯正歯科行ったり、大学病院行ったり。
で、手術は大学病院でしてもらいました。
下あごを口の中から切って、後ろにずらして止める手術です。ちなみに全身麻酔。手術自体はすぐに終わっちゃって（私は非常に順調で２時間弱くらい。ちなみに数日後に同じ手術した同じ病室の女の子は５時間くらいかかってました）どうってことなかったんですが…手術後の日々はそれはそれはもぉ大変でした。
まずあごが切られてくっついてないから、ものが食べられない。術後数日間は鼻から胃まで管を入れて流動食。この管がのどの中に当たって痛いのなんのって…。それが卒業かと思ったら、ミキサーで原形残さずどろどろにされたもののみ。そのうちなんでもかんでもみじん切りの食事に変わる。から揚げのみじん切りは衝撃だった…。２ヶ月くらいはまともなごはん禁止でした。
それともうひとつきつかったのが、顔が腫れた腫れた！！おかめとかおたふくとかっていうお面あるじゃない？まさにあんな顔になった！！要は人工的に骨折させた状態なので、それに反応して腫れるわけですよ。今皆さん、思いっきり頬に空気を入れて膨らませてみて下さい。この手術受けた後は、冗談抜きで、それ以上腫れます。腫れました。ぱんぱんに。絶望的なくらい。日に日に腫れていって、「これホントに治るのかヨ？？？こんな顔じゃ誰にも会えないヨ」って泣きそうになりましたよ。でも今はすっかりひいて…ひきすぎてもとの「顔に肉がほしい…」って悩み復活しちゃいましたけど。ちょっとくらい残ってほしかったな…。それにしても写真撮っておかなかったのは猛烈後悔。撮っておいたら、ＢＥＦＯＲＥ→ＤＵＲＩＮＧ→ＡＦＴＥＲみたいにできただろうに…。
んで２週間の入院後無事退院。
しばらくはブリッジもついたままでしたが、術後半年経った８月３１日ついにブリッジも外れて現在に至る。
まだ夜寝る時はマウスピースのようなもの（リテーナーという）を歯にかぶせて、形状記憶をさせるという作業が数年間続くんですけどね。
まぁでも、だいぶラクになりました。
今日は矯正歯科のほうに行って、今までの総括ということで術前術後の写真も頂いて、なんだか懐かしくなっちゃって、ちょっと感極まっちゃったり。
「ア～がんばったなナ」というか、「ちょっと前までこんなひどい顔で、すごく悩んでたんだったナ」ってかんじで。
本当に、心から、矯正してよかったです。
私は担当した頂いた矯正歯科の先生も大学病院の先生も本当に素晴らしい方達ばかりで、なんの不安もなく治療を進めることができました。
私の長年のコンプレックスを解消して頂いて、本当にありがとうございます。
これからもしばらくお付き合いが続きますが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。
歯並びとか噛み合わせとかで悩んでる皆さん、矯正は絶対にしたほうがいいですヨ、しかも早いうちに。
悩んでる時間がもったいないです。きれいになります。
