R.Life

The fishing is life itself !

2022.10.15 秋の装い

2022-10-18 06:48:00 | Mountain

秋も日増しに深まり
山肌の樹々の葉も鮮やかに色づき
見頃を迎えた東北の山々


山形、新潟、福島、三県の県境にある
東北アルプスの異名をもつ飯豊山に
テントを背負って紅葉ハイキングに行ってきました


御沢登山口から三国岳を越え飯豊山に向かいます
紅葉の進み具合は標高約1500mから高い位置の樹々は鮮やかに色づき、特に三国小屋から切合小屋付近の稜線は見事な秋色パレットが広がり疲れを忘れて自然と笑みがこぼれる美しさでした


草履塚から飯豊山に続く稜線はハイマツが多く緑が目立つが滑らかな美しい稜線に惚れ惚れする


お地蔵さんに一礼をしてあの丘を越えると
今日のテント場本山小屋に着きます


素晴らしい景色を楽しみながら本山小屋に到着です


広いテント場には4張りのテントが有りました
小屋の営業は既に終了している様でテント数はかなり少なめです
選び放題のテン場の一等地に張ることができました


さぁ飯豊山山頂まであと少し
ものの10分で山頂です


登山口を出発してテントの設営時間を含めて5時間弱の道のり
標高2105m飯豊山山頂に到着です


下界には雲海が広がり
遥か上空には秋の高い雲が出来たり消えたり流れたりと自由気ままな秋空が頭上に広がる
天気ももちそうなので私も自由気ままな雲の様にあの丘の向こうの大日岳まで向かってみます



風が強くなり始め草原のチングルマの綿毛が踊る


一面の草紅葉の中にポツンと小屋が見えてきました



大日岳までの半分の所にある御西岳の避難小屋
とんがり屋根と小さな窓が可愛くお洒落な無人小屋です
残念ながら風が雲海を動かして大日岳方面は真っ白になってしまったのでここで引き返すことにしました


飯豊山まで戻ると大日岳のガスは晴れていました
まぁよくある事です



テントに戻りレトルトの絶品カレーを堪能して
夕陽のショータイムを特等席で楽しみました




テント場で見つけたこの形
赤く染まったハートの石
アラフォーのおっさんにはどの角度に置いても似合わないが、ついつい写真を撮ってしまいました
訪れた際には探してみてください


暖かなシュラフに包まり安眠から目を覚ます
暖かな珈琲を淹れテント内は珈琲の香りに満たされる
扉を開けて極上のショータイムがいよいよ始まる


「最高の極み」


これだから山はやめられないんだなぁ。


camera
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark III
lens
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO