患者会

昨日の通勤電車の中、後ろから肩をトントンと叩かれた。
ふりむくと、なんと主治医。
「あ、おはようございます」

で、ちょっとの間、おしゃべり～。

主治医が企画している患者会設立の件がようやく動き始めて
もうすぐ第１回の集会をしようと思うが、その内容について
なにかいい案がないか？との質問を受けた。
癌の部位別にグループを作り募集をかけようと思っているとのこと。

私たちはネットに救われた。
で、主治医も、ネット掲示板方式で患者の悩みを吐き出せる場所
を作ろうと思ってたんだけど、やはりパソコンを持たない（操作できない）
方々も大勢いらっしゃるから、患者会のほうがいいだろうとのこと。

同じ経験・悩みを持った者が集まり、ただその悩みを共有し
不安を吐き出すだけで、その意義はあると思う。
マイ病院は地域がん診療拠点施設のひとつ。
がん患者の心のケアのためにも大切なことだと思う。

とりあえず集まって、自分の経験と不安やがんばろうという
気持ちを発表し合うのかな～と漠然と考えるけど
その中で、例えば乳がんの場合だったら、
ウィッグとか人工乳房とか乳房再建の情報を、提供していけると
いいのではという私の考えをお伝えした。
突然の電車の中でのご質問だったので、とっさにいい案は
浮かばなかったけど、後からゆっくり考えてもそんな感じかも。

毎月か、例えば奇数月に開催するなどして、
患者同士仲良くなって、そのうち「温泉に入ろう会」などで
術後の身体で温泉に入るのもいい。（みんなで入ればこわくない！）

「私も参加します」とは言ったものの、不安になり
「平日ですか？」と質問。
「平日の夜か、土曜日がいいかな～。主婦が多いから平日の夜はやっぱりマズイよな～。とすると土曜日か。」と主治医。
土曜日なら参加できます♪

患者のために一生懸命に考えてくださる主治医を
ますます大好きになっちゃいました