♪♪♪ いつでも るんるん ♪♪♪

30歳右乳癌(3A期)全摘、再建
43歳左乳癌(2A期)温存、左腕リンパ浮腫

いつでも、るんるん気分で前向きに♪

となりの芝生

2009-11-18 10:04:48 | 乳房再建
再建後入院中。
傷の痛みは日ごとよくなってきていて、ガーゼ交換の毎日。
ガーゼをとめるテープでかぶれ、カユイよ~とカキカキしてます。
今回の入院では、病室の人も良い人ばかりで仲良くなれてラッキー♪
でもやっぱり、ヒマ。

病室の人と仲良くなれて、いろいろ病気の情報交換していると、
大抵みんな温存手術のセンチネル生検。
ハルステッド法であばら骨が浮き出るほどの醜い身体になり、腋下リンパ節隔清(だっけか?)のため一生リンパ浮腫の恐怖から逃れられない私にとっては、早期発見早期手術の皆様は羨ましい限り。
センチネル生検とは、リンパ節への入口に転移しているかどうか調べることによりそこに転移がなければその奥は大丈夫だということで、リンパ隔清しなくてもよいという方法…だと思う。だから術後の安静は仕方ないけど、その後一生重い荷物を持てないとかいう制限はないらしい。いいなぁ。

私の手術が一昔前ってこともあるけれど、でもその頃もセンチネル生検はもうやってた。でもリンパへの転移が明らかだったから無理だったんだと思う。
主治医は私の若さを考えて温存も可能だと言ってくれた。
でも少しでも安全な方法の全摘を自分で選択した。
後から調べても、私の場合しこりが乳首付近だったから、全摘が一般的だという。それなのに主治医の思いやりの心で温存でもいいと言ってくださったんだと思う。
結果として。
私のこれまでの経緯や選択は間違ってなかったと思っている。

ひとりひとり症状は違うんだから、それぞれの治療方法であって、比べちゃいけない。
でもなぁ。

もちろん。
発病後7年目にして再発も転移もしていない私は、他の闘病者からみると超ラッキーなヤツにちがいない。
そのことにありがたく心から感謝している。
だけど、人間ってバカだね。
「となりの芝生は青い」んだよなぁ~。

今回の手術はそれほどつらくなかったからあまり思わなかったけど、それでもやっぱりチラリと頭をかすめた。
「普通の女性は、こんな経験しなくていいのにな」と。

生きてるだけでありがたい。
命があれば、それだけでいい。

そんな感謝の心を学んだはずなのに、7年目ともなると「となりの芝生」が見えてきちゃうのかな。
7年目ってだけで、もっともっと感謝しなきゃいけないのにね。
しかも再建が実現できたってのにね。
ほんと、私ってよくばりだなぁ。


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