「猛暑日なの?今日は!?遍路27日目」
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天気:朝から猛暑、その後曇り、そして激しい雨、その後曇り
気温:22度~35度位
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ホテルコスモオサム 6:55発
59番国分寺 7:40着 8:00発
別格10興隆寺 12:10着 12:45発
別格11生木地蔵13:40着 14:45発
湯の里小町温泉しこくや 15:45着
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歩行距離:約31Km
歩数:39,900歩
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主な出費
納経代:300円×3寺=900円
数珠代:300円×4=1,200円
飲物代:550円
昼食代:400円
宿代: 7,500円(夕食のみ)
=======================
総合計:10,550円
--------------------------------------------------
今朝は、埼玉のAさんとホテルで食事してから一緒にスタートすることにしてい
たので、ホテルの朝食を頼んでいたので6時半にレストランで朝食を取り、6時
55分にホテルを出発した。
Aさんは、今日、一緒にこれから59番国分寺を打ち、その後、約20キロ歩い
て横峰寺の麓まで行き、そこから8キロ弱の山登りをして、61番近くのホテル
に向かう予定である。
59番を打つのが8時前になるので、少し「気が急いている」ような気がするが、
朝食を取ってのスタートとしたようだ。私だと、せっかちなので、朝、途中のコ
ンビニで朝食を取ることにして、6時にはホテルを出て、7時前に4キロ先の国
分寺に到着して7時に納経を済ませて、そのまま午前中に20キロを歩き麓まで
行って、横峰の山登りとするが、最悪納経時間時間ギリギリに横峰を打って、そ
れから2~3時間掛けて7時過ぎまでの下りも考えているらしい。
大丈夫だと良いが・・・と考えながら、一緒にホテルを出発した。
二人で国分寺に到着し、なんとなく慌しいお参りと納経を済ませて、一緒にとり
あえず、約4.5キロ地点(国分寺から)の道の駅の休憩ポイントを目指す。途
中、私が、先に歩くのを止めて、Aさんに先に歩いて頂く。普通に歩くと私の方
が早いのだと思い、私のペースに合わせていると疲れてしまうかなと思い、また、
彼は、これからが大変な今日の行程なので、彼のペースで歩いてもらう事にした。
歩道も狭い県道から国道に出ても、彼のペースはかなり速い。恐らく時速5キロ
を超える程度まで上がっており、私の朝の抑え目のペースだと彼に徐々に離され
る程である。
「こんなに急ぐと山登りがあるので、大丈夫だろうか?」と少し心配になるが、
大人同士なので、あまり助言も出来ずに・・・何とか、私が付いていく感じで、
道の駅に到着。(8:45)
Aさんは、自動販売機でドリンクを飲み、10分程度で先に出発した。ここまで
の気温は、私がこれまで感じていた中で最も厳しいと感じていたので、私は、彼
に「午後の山登りがあるので、時間的に急いている気持ちは分かりますが、あま
り急がず、適宜、休める場所では休憩も取って、山の手前まで『足を貯める』よ
うに」と、少しおせっかいだと思ったが、アドバイスさせて頂いた。
ただ、彼も、昨日の40キロで自信もあるのだろう。気が張っている時は、大丈
夫だろうが、彼の判断なので彼に任せるしかないと、祈る気持ちである。
私は、Aさんの出発の後、9:10までしっかり休憩してスタートする。
しかし、今日は、これまでで、朝なのに・・・「最も暑い」と感じた。
その後、スポーツドリンクを、20分毎に、一口ちょっと口に含み、あまり一度
に飲まないようにしながら、脱水症状が出ないように、ダラダラの汗を拭いなが
らの歩行である。
とにかく、暑い・・・日差しも強く、遍路道に逸れても、山道ではなく、高速道
路のわき道で、アップダウンもきつく、この暑さでは、結構大変な道が続く。
(10:00~10:10)8.2K地点の川の手前の、屋根の無いベンチのあ
る休憩ポイントを発見。ここで、暑さの中、強引に休憩した。地図では、この後
の休憩できそうな場所が確認できないのだ。屋根の下で日差しを避けたいが、と
にかく、『腰をおろす』事が最も重要で、道の駅から、既に50分程度歩いてい
るので、ここで強引に休憩して、ここでも靴下まで脱いで小休止した。
その後、歩き始めて10分程度で、臼井御来迎を過ぎたところで、右側に喫茶店
のようなものを発見した。本当はコーヒーでも飲んで休憩したかったが、10分
前に休憩からスタートしたばかりなのでそのまま通過したのだが・・・
中から、綺麗な奥様が走り寄って来て「ご苦労様です。これ、お接待です。頑張
って下さい!」と、「良く冷えた」「ヤクルトと蒟蒻畑」を頂く。『ありがとう
ございます!』と答え、「何だ~寄れば良かった~」と、本当にあり難く、直後
に歩きながら飲み、そして食べる・・・
多分、お店の名前は「楠庵」だと思います。(くすのきあん)
本当に素晴らしい、そして、さりげない、お接待に、なんだか、歩いていて、涙
がこぼれそうになりました。ありがとうございました。
私は、見た目・・・「トレッキングパンツの短パン!に、サングラス!白いポロ
の帽子」という格好である。金剛杖を持ち、ザックの後ろに菅笠をくくり付けて
あるが、「杖を菅笠」が無ければ、ただの「バックパッカー」である。
ただ、バックパッカーと違うのは、「BPマット」も「テント」も持っていない。
太ってもいないし、薄汚れてもいない(と思うが・・・)、四国の遍路道周辺を
歩いているので(杖と菅笠もあるので)、歩き遍路だと分かるのだろうが、それ
以外の地方だと、「中年の、やたら元気な、不思議な、でも清潔そうな、歩きニ
スト的なおっさん」に過ぎないのだ。
歩き遍路は、四国では「許された」格好だが、他の地方では、どんな風に見られ
るのだろう~などと考えながら歩く。
国分寺から13キロポイントで、横峰寺を直接打つ方々とは、道を別れて、別格
10番興隆寺を目指す。ここから「登り道」となる。
結構長いダラダラと登る県道を歩きながら、休憩ポイントを探す自分がいる。こ
の県道は、道に小石が多く、歩きながら靴が小石を拾って、靴の中に小石が入り
妙に歩き難いのだ・・・
(11:25~11:45)徳田小学校の前にバス停を発見!ここで強引に休憩!
後2キロ程度なのだが、ここからの登りはきついのだ。標高差約200mの道の
りと地図で判断して、直前の休憩から1時間以上経っているので休憩とした。
このバス停で、今日の宿に電話して、予約が完了。ひと安心だ!
ここから、少し県道を歩き、右に遍路案内を確認して、本格的な登りに入る。
別格10番の興隆寺の手前の2キロの登りは、正直「結構、厳しい」と言うのが
感想である。
地図でみてもらうと分かるが、尾根をつたった県道やアスファルト道ではなく、
何故か・・・「真っ直ぐ登る急勾配のアスファルト道」なのだ・・・「真っ直ぐ
登る」のである!
足首に力を入れて、しっかり、歩幅を狭くして、ピッチを落とさないようにしな
がら、淡々と登る・・・結構大変な坂である。大汗を2回しっかりかいた頃、よ
うやく到着か?!と思う、駐車場の先の、木立の中に到着。
実はここからが・・・長い石段が続く・・・石段を淡々と登っていくと、上から
ご夫婦の方が降りてくる。「頑張ってください」と声を掛けられ、「はい!」と
元気良く答えるが、まだまだ先は長いようだ・・・本当に長い・・・
重いザックと疲れた足に、結構堪えるのだ・・・
(12:10)境内に到着。大汗かいたので、少し休憩して、お参りを済ませて、
納経をしようと思ったら、納経所は「不在なので(下の)・・・所におります」
との案内があった。詳しくメモを取るのを忘れたので、「・・・」は忘れた!
この寺自体は、「別格の中でも、あるいは、88箇所の寺を含めても、非常に、
素晴らしい風格を持つ、そして荘厳な大規模なお寺だと思うが、どうも最後の納経
がいけない・・・、住職(納経してくれた)方が変わっている・・・」と思った。
のは・・・私だけだろうか・・・
わかり難い納経所でブザーを押して、さらに納経して下さる方が出てくるまで、
結構待たされて・・・納経をして頂き、ようやく下山開始。
ここからが、厳しい上りの逆である、「最も嫌なアスファルト道の急な下り」が
続く。本当に辛い、アスファルトの急な勾配である。
焦ると足に来るので、ゆっくりゆっくり下りる。ようやく下りきったところから
ダラダラと同じくアスファルト道を歩き、別格11番生木地蔵に到着。田舎町の
小さなお寺であった。
1時間も掛かっていないのでたいした「下り」でもないが、それでも、足には結
構来ている・・・
向かって左側に大きな鳥居があり、その奥に登り階段があり、ここがこの寺の
「本堂」かな?と瞬間思った程、寺(別格11番)と、隣の神社が隣接しており、
私は「鳥居」は寺ではあるまいと・・・さすがに登らなかったが・・・納経所の
おばさんは、「よく間違える人がいるんです」と言っていた。
それ程、この寺は小さく、そして、隣(隣接)の神社の「鳥居」は立派だったよ
うに思えた。
大汗をかき、お参りをする前に納経所の横の椅子に座らせてもらい休憩している
と、納経所のおばさんが「お水しかないけど飲む?」ってお声を頂き、あり難く
500mlの冷えたペットボトルのお水をほぼ一気飲みして、おばさんと話しな
がら、今日はこれで終わりだと。そしてここから約5キロの道のりで宿なので、
安心してホッとした瞬間だった。
ちょうど誰もお参りに訪れる人も無く、私にとっては、納経所のおばさんいろい
ろ話せて大変有意義な時間が経過した。しかし、冷静に思うと、やはり、88箇
所の寺に比べ、別格は経済的には相当に苦しいのだろうと感じた。
その後、お参りして納経、そして、近所のお婆さんも登場して、会話も弾んだ後、
雨が降り出した合間をぬって宿に出発した。が・・・しかし・・・突然の豪雨で
ある。寺を出て10分位歩いた後、急に曇り空が暗転して、土砂降りになった。
逃げる場所がなく、必死に探して、田んぼの真ん中で、ビニールハウスの影に駆
け込んで15分程雨宿りし、再出発。
堤防に出て、橋を渡り、小学生の集団下校の挨拶の中、元気に答えて、国道11
号線に出たところのファミリーマートで一息ついた。
ここは、明日、横峰寺の上りの基点になる場所である。今日の宿から1.5キロ
弱の所で、明日、ここから本格的な登りとなる。
今日の寝酒?(笑)と、非常食の補給、そして、小腹が空いた(爆笑)のでから
揚げ棒と・・・「ビール」を買い、小雨だが外のベンチの屋根のあるところで、
座って休憩しながら小休止とした。
その後、11号線を、1キロ強歩き宿に入り、大きなお風呂に入り、食事をして、
部屋に戻った。
Blogを書きながら、もう既に眠い・・・飲みすぎたかな?!(笑)
今日の午前中の暑さは格別であった。雨は今は止んでいるようだ。
今は、19時前。洗濯も乾燥も終わった。支度は明日の朝にして、Blogを送
信したら、今日は寝ようと思う。
最後に、今日、別格13番の打ち方を2人の方に聞いてみた。
一人は、別格10番の境内であった方だが、徳島から別格を含めて、軽バンで何
度か回っている非常に感じの良い紳士の方であるが、彼によると、三角寺の後、
新しいバスの通る県道を行くのが、歩きにも良いのではとの事だった。
もう一人、11番生木地蔵の納経所のおばさんによると、同じくアドバイスとし
ては三角寺を打った後に、山道を行く!のが最短だとの事。その後、別格14番
に県道をトンネルを抜けて行くのだと・・・
二人とも・・・歩いてその行程を行った事は無いと・・・言っていた。
まともに、歩いた人に出会った(インターネットでも)記憶が無いのはどうして
だろう?と、、、思いながらも、先ほどのコメントでもあったように、明後日の
伊予三島の宿が気になってきた。
明日は、早朝出発で、横峰を打ち、61番に下り、64番までは打てるだろうと
いう計画である。その宿すら取っていないのに、明後日、64番近くの宿から、
40キロ歩き、途中で延命寺(54番の同名の寺ではなく、別格12番の寺)を
打ち、三角寺手前の伊予三島の宿を確保した方が良いと、読者の方も、同じく、
今日の宿のマネージャーもそう言っていた。ありがたいアドバイスだ!
今から調べて電話してみよう・・・と、思い、伊予三島のBHに予約完了!
明後日は、日曜日なので、工事の人も帰るのだろう・・・直ぐに予約出来た~
翌日、三角寺→13番→14番→民宿岡田(まだ取ってない・・・が、早出して
予定通り行けば、64番の近くの石鎚温泉の2軒の宿で駄目なら、4キロ強歩け
ば、伊予西条に10軒以上のBH等があるので、それ程神経質になる必要もある
まい・・・との判断である)予定なので、早出の時は、BHに限ると思う。
襖一枚の隣の部屋に気を使わずに、ホテルの部屋で、持込んだ朝食を取り、早出
可能だからだ。私の「早出趣味?!」の考え方である。
それに、パソコンを持ち出し、「椅子」に掛けて書くのが楽だ。民宿や旅館で、
ちゃぶ台の上にパソコンを置いて座布団に胡坐(あぐら)をかいて、ブログの
原稿をダラダラと飲みながら・・・書くのが、意外に辛いのである。
さて。。。頭の中では、その翌日は、民宿岡田からの連泊にて箸蔵寺からの
打戻りになると想定しているが、果たして・・・ロープーウェイを使わずに
登れる道はあるのだろうか?と考えている。
そう言えば、先に進んだはずの108ヶ所打ちの「野宿派チャリダーS君」は、
箸蔵寺をもう打ったのだろうか?後でメールしてみよう・・・
「歩いて登れるの?」って・・・
と言う感じです・・・結構、酔っ払っているかな?!(笑)
今日の「酒量」は・・・
=====================================
(1)夕方、ファミマで缶ビール(350ml×1)
(2)宿に入った直後、缶チュウハイ(500ml×1)
(3)お風呂から出て、缶ビール(500ml×1)
(4)夕飯時に、中ジョッキ1
(5)ブログを書きながら、焼酎水割り(220ml原酒×1)
=====================================
私もズブ濡れにした今日の午後の雨は、見上げると、横峰の山も(多分)、真っ暗
な雲が覆っていた。
埼玉のAさんは、無事下山して、ネットで有名な、ビジネス旅館小松のしゃぶしゃぶ
肉を食べきれない程、美味しく頂いているだろうかと、ふと気になった。
この旅館は、お肉屋さんの経営だそうだ。私は明日泊まれそうに無い。残念!
では、また明日!明日は、横峰だぁ~~~~
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天気:朝から猛暑、その後曇り、そして激しい雨、その後曇り
気温:22度~35度位
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ホテルコスモオサム 6:55発
59番国分寺 7:40着 8:00発
別格10興隆寺 12:10着 12:45発
別格11生木地蔵13:40着 14:45発
湯の里小町温泉しこくや 15:45着
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歩行距離:約31Km
歩数:39,900歩
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主な出費
納経代:300円×3寺=900円
数珠代:300円×4=1,200円
飲物代:550円
昼食代:400円
宿代: 7,500円(夕食のみ)
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総合計:10,550円
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今朝は、埼玉のAさんとホテルで食事してから一緒にスタートすることにしてい
たので、ホテルの朝食を頼んでいたので6時半にレストランで朝食を取り、6時
55分にホテルを出発した。
Aさんは、今日、一緒にこれから59番国分寺を打ち、その後、約20キロ歩い
て横峰寺の麓まで行き、そこから8キロ弱の山登りをして、61番近くのホテル
に向かう予定である。
59番を打つのが8時前になるので、少し「気が急いている」ような気がするが、
朝食を取ってのスタートとしたようだ。私だと、せっかちなので、朝、途中のコ
ンビニで朝食を取ることにして、6時にはホテルを出て、7時前に4キロ先の国
分寺に到着して7時に納経を済ませて、そのまま午前中に20キロを歩き麓まで
行って、横峰の山登りとするが、最悪納経時間時間ギリギリに横峰を打って、そ
れから2~3時間掛けて7時過ぎまでの下りも考えているらしい。
大丈夫だと良いが・・・と考えながら、一緒にホテルを出発した。
二人で国分寺に到着し、なんとなく慌しいお参りと納経を済ませて、一緒にとり
あえず、約4.5キロ地点(国分寺から)の道の駅の休憩ポイントを目指す。途
中、私が、先に歩くのを止めて、Aさんに先に歩いて頂く。普通に歩くと私の方
が早いのだと思い、私のペースに合わせていると疲れてしまうかなと思い、また、
彼は、これからが大変な今日の行程なので、彼のペースで歩いてもらう事にした。
歩道も狭い県道から国道に出ても、彼のペースはかなり速い。恐らく時速5キロ
を超える程度まで上がっており、私の朝の抑え目のペースだと彼に徐々に離され
る程である。
「こんなに急ぐと山登りがあるので、大丈夫だろうか?」と少し心配になるが、
大人同士なので、あまり助言も出来ずに・・・何とか、私が付いていく感じで、
道の駅に到着。(8:45)
Aさんは、自動販売機でドリンクを飲み、10分程度で先に出発した。ここまで
の気温は、私がこれまで感じていた中で最も厳しいと感じていたので、私は、彼
に「午後の山登りがあるので、時間的に急いている気持ちは分かりますが、あま
り急がず、適宜、休める場所では休憩も取って、山の手前まで『足を貯める』よ
うに」と、少しおせっかいだと思ったが、アドバイスさせて頂いた。
ただ、彼も、昨日の40キロで自信もあるのだろう。気が張っている時は、大丈
夫だろうが、彼の判断なので彼に任せるしかないと、祈る気持ちである。
私は、Aさんの出発の後、9:10までしっかり休憩してスタートする。
しかし、今日は、これまでで、朝なのに・・・「最も暑い」と感じた。
その後、スポーツドリンクを、20分毎に、一口ちょっと口に含み、あまり一度
に飲まないようにしながら、脱水症状が出ないように、ダラダラの汗を拭いなが
らの歩行である。
とにかく、暑い・・・日差しも強く、遍路道に逸れても、山道ではなく、高速道
路のわき道で、アップダウンもきつく、この暑さでは、結構大変な道が続く。
(10:00~10:10)8.2K地点の川の手前の、屋根の無いベンチのあ
る休憩ポイントを発見。ここで、暑さの中、強引に休憩した。地図では、この後
の休憩できそうな場所が確認できないのだ。屋根の下で日差しを避けたいが、と
にかく、『腰をおろす』事が最も重要で、道の駅から、既に50分程度歩いてい
るので、ここで強引に休憩して、ここでも靴下まで脱いで小休止した。
その後、歩き始めて10分程度で、臼井御来迎を過ぎたところで、右側に喫茶店
のようなものを発見した。本当はコーヒーでも飲んで休憩したかったが、10分
前に休憩からスタートしたばかりなのでそのまま通過したのだが・・・
中から、綺麗な奥様が走り寄って来て「ご苦労様です。これ、お接待です。頑張
って下さい!」と、「良く冷えた」「ヤクルトと蒟蒻畑」を頂く。『ありがとう
ございます!』と答え、「何だ~寄れば良かった~」と、本当にあり難く、直後
に歩きながら飲み、そして食べる・・・
多分、お店の名前は「楠庵」だと思います。(くすのきあん)
本当に素晴らしい、そして、さりげない、お接待に、なんだか、歩いていて、涙
がこぼれそうになりました。ありがとうございました。
私は、見た目・・・「トレッキングパンツの短パン!に、サングラス!白いポロ
の帽子」という格好である。金剛杖を持ち、ザックの後ろに菅笠をくくり付けて
あるが、「杖を菅笠」が無ければ、ただの「バックパッカー」である。
ただ、バックパッカーと違うのは、「BPマット」も「テント」も持っていない。
太ってもいないし、薄汚れてもいない(と思うが・・・)、四国の遍路道周辺を
歩いているので(杖と菅笠もあるので)、歩き遍路だと分かるのだろうが、それ
以外の地方だと、「中年の、やたら元気な、不思議な、でも清潔そうな、歩きニ
スト的なおっさん」に過ぎないのだ。
歩き遍路は、四国では「許された」格好だが、他の地方では、どんな風に見られ
るのだろう~などと考えながら歩く。
国分寺から13キロポイントで、横峰寺を直接打つ方々とは、道を別れて、別格
10番興隆寺を目指す。ここから「登り道」となる。
結構長いダラダラと登る県道を歩きながら、休憩ポイントを探す自分がいる。こ
の県道は、道に小石が多く、歩きながら靴が小石を拾って、靴の中に小石が入り
妙に歩き難いのだ・・・
(11:25~11:45)徳田小学校の前にバス停を発見!ここで強引に休憩!
後2キロ程度なのだが、ここからの登りはきついのだ。標高差約200mの道の
りと地図で判断して、直前の休憩から1時間以上経っているので休憩とした。
このバス停で、今日の宿に電話して、予約が完了。ひと安心だ!
ここから、少し県道を歩き、右に遍路案内を確認して、本格的な登りに入る。
別格10番の興隆寺の手前の2キロの登りは、正直「結構、厳しい」と言うのが
感想である。
地図でみてもらうと分かるが、尾根をつたった県道やアスファルト道ではなく、
何故か・・・「真っ直ぐ登る急勾配のアスファルト道」なのだ・・・「真っ直ぐ
登る」のである!
足首に力を入れて、しっかり、歩幅を狭くして、ピッチを落とさないようにしな
がら、淡々と登る・・・結構大変な坂である。大汗を2回しっかりかいた頃、よ
うやく到着か?!と思う、駐車場の先の、木立の中に到着。
実はここからが・・・長い石段が続く・・・石段を淡々と登っていくと、上から
ご夫婦の方が降りてくる。「頑張ってください」と声を掛けられ、「はい!」と
元気良く答えるが、まだまだ先は長いようだ・・・本当に長い・・・
重いザックと疲れた足に、結構堪えるのだ・・・
(12:10)境内に到着。大汗かいたので、少し休憩して、お参りを済ませて、
納経をしようと思ったら、納経所は「不在なので(下の)・・・所におります」
との案内があった。詳しくメモを取るのを忘れたので、「・・・」は忘れた!
この寺自体は、「別格の中でも、あるいは、88箇所の寺を含めても、非常に、
素晴らしい風格を持つ、そして荘厳な大規模なお寺だと思うが、どうも最後の納経
がいけない・・・、住職(納経してくれた)方が変わっている・・・」と思った。
のは・・・私だけだろうか・・・
わかり難い納経所でブザーを押して、さらに納経して下さる方が出てくるまで、
結構待たされて・・・納経をして頂き、ようやく下山開始。
ここからが、厳しい上りの逆である、「最も嫌なアスファルト道の急な下り」が
続く。本当に辛い、アスファルトの急な勾配である。
焦ると足に来るので、ゆっくりゆっくり下りる。ようやく下りきったところから
ダラダラと同じくアスファルト道を歩き、別格11番生木地蔵に到着。田舎町の
小さなお寺であった。
1時間も掛かっていないのでたいした「下り」でもないが、それでも、足には結
構来ている・・・
向かって左側に大きな鳥居があり、その奥に登り階段があり、ここがこの寺の
「本堂」かな?と瞬間思った程、寺(別格11番)と、隣の神社が隣接しており、
私は「鳥居」は寺ではあるまいと・・・さすがに登らなかったが・・・納経所の
おばさんは、「よく間違える人がいるんです」と言っていた。
それ程、この寺は小さく、そして、隣(隣接)の神社の「鳥居」は立派だったよ
うに思えた。
大汗をかき、お参りをする前に納経所の横の椅子に座らせてもらい休憩している
と、納経所のおばさんが「お水しかないけど飲む?」ってお声を頂き、あり難く
500mlの冷えたペットボトルのお水をほぼ一気飲みして、おばさんと話しな
がら、今日はこれで終わりだと。そしてここから約5キロの道のりで宿なので、
安心してホッとした瞬間だった。
ちょうど誰もお参りに訪れる人も無く、私にとっては、納経所のおばさんいろい
ろ話せて大変有意義な時間が経過した。しかし、冷静に思うと、やはり、88箇
所の寺に比べ、別格は経済的には相当に苦しいのだろうと感じた。
その後、お参りして納経、そして、近所のお婆さんも登場して、会話も弾んだ後、
雨が降り出した合間をぬって宿に出発した。が・・・しかし・・・突然の豪雨で
ある。寺を出て10分位歩いた後、急に曇り空が暗転して、土砂降りになった。
逃げる場所がなく、必死に探して、田んぼの真ん中で、ビニールハウスの影に駆
け込んで15分程雨宿りし、再出発。
堤防に出て、橋を渡り、小学生の集団下校の挨拶の中、元気に答えて、国道11
号線に出たところのファミリーマートで一息ついた。
ここは、明日、横峰寺の上りの基点になる場所である。今日の宿から1.5キロ
弱の所で、明日、ここから本格的な登りとなる。
今日の寝酒?(笑)と、非常食の補給、そして、小腹が空いた(爆笑)のでから
揚げ棒と・・・「ビール」を買い、小雨だが外のベンチの屋根のあるところで、
座って休憩しながら小休止とした。
その後、11号線を、1キロ強歩き宿に入り、大きなお風呂に入り、食事をして、
部屋に戻った。
Blogを書きながら、もう既に眠い・・・飲みすぎたかな?!(笑)
今日の午前中の暑さは格別であった。雨は今は止んでいるようだ。
今は、19時前。洗濯も乾燥も終わった。支度は明日の朝にして、Blogを送
信したら、今日は寝ようと思う。
最後に、今日、別格13番の打ち方を2人の方に聞いてみた。
一人は、別格10番の境内であった方だが、徳島から別格を含めて、軽バンで何
度か回っている非常に感じの良い紳士の方であるが、彼によると、三角寺の後、
新しいバスの通る県道を行くのが、歩きにも良いのではとの事だった。
もう一人、11番生木地蔵の納経所のおばさんによると、同じくアドバイスとし
ては三角寺を打った後に、山道を行く!のが最短だとの事。その後、別格14番
に県道をトンネルを抜けて行くのだと・・・
二人とも・・・歩いてその行程を行った事は無いと・・・言っていた。
まともに、歩いた人に出会った(インターネットでも)記憶が無いのはどうして
だろう?と、、、思いながらも、先ほどのコメントでもあったように、明後日の
伊予三島の宿が気になってきた。
明日は、早朝出発で、横峰を打ち、61番に下り、64番までは打てるだろうと
いう計画である。その宿すら取っていないのに、明後日、64番近くの宿から、
40キロ歩き、途中で延命寺(54番の同名の寺ではなく、別格12番の寺)を
打ち、三角寺手前の伊予三島の宿を確保した方が良いと、読者の方も、同じく、
今日の宿のマネージャーもそう言っていた。ありがたいアドバイスだ!
今から調べて電話してみよう・・・と、思い、伊予三島のBHに予約完了!
明後日は、日曜日なので、工事の人も帰るのだろう・・・直ぐに予約出来た~
翌日、三角寺→13番→14番→民宿岡田(まだ取ってない・・・が、早出して
予定通り行けば、64番の近くの石鎚温泉の2軒の宿で駄目なら、4キロ強歩け
ば、伊予西条に10軒以上のBH等があるので、それ程神経質になる必要もある
まい・・・との判断である)予定なので、早出の時は、BHに限ると思う。
襖一枚の隣の部屋に気を使わずに、ホテルの部屋で、持込んだ朝食を取り、早出
可能だからだ。私の「早出趣味?!」の考え方である。
それに、パソコンを持ち出し、「椅子」に掛けて書くのが楽だ。民宿や旅館で、
ちゃぶ台の上にパソコンを置いて座布団に胡坐(あぐら)をかいて、ブログの
原稿をダラダラと飲みながら・・・書くのが、意外に辛いのである。
さて。。。頭の中では、その翌日は、民宿岡田からの連泊にて箸蔵寺からの
打戻りになると想定しているが、果たして・・・ロープーウェイを使わずに
登れる道はあるのだろうか?と考えている。
そう言えば、先に進んだはずの108ヶ所打ちの「野宿派チャリダーS君」は、
箸蔵寺をもう打ったのだろうか?後でメールしてみよう・・・
「歩いて登れるの?」って・・・
と言う感じです・・・結構、酔っ払っているかな?!(笑)
今日の「酒量」は・・・
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(1)夕方、ファミマで缶ビール(350ml×1)
(2)宿に入った直後、缶チュウハイ(500ml×1)
(3)お風呂から出て、缶ビール(500ml×1)
(4)夕飯時に、中ジョッキ1
(5)ブログを書きながら、焼酎水割り(220ml原酒×1)
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私もズブ濡れにした今日の午後の雨は、見上げると、横峰の山も(多分)、真っ暗
な雲が覆っていた。
埼玉のAさんは、無事下山して、ネットで有名な、ビジネス旅館小松のしゃぶしゃぶ
肉を食べきれない程、美味しく頂いているだろうかと、ふと気になった。
この旅館は、お肉屋さんの経営だそうだ。私は明日泊まれそうに無い。残念!
では、また明日!明日は、横峰だぁ~~~~
健脚さんも休めるときは休んでください。
飲まないでも眠れますよ。
御予定通り前神寺まで行き、付近の宿か
伊予西条付近の宿への投宿は問題ないで
しょう、ちょうど良い感じです。
埼玉の方は多分、小松に泊まって、肉を
堪能していると思います。ここも良い宿
ですからネ。気のせいか、今日は少し、
酒量が少ないですネ。(1)から(5)の内、
(3)はやむを得ませんが、どれか1つか
2つ位を我慢出来れば、翌日かなり快調
だと思います、その日は多少物足りない
とは思われますが・・・。
益々お元気で、そして心穏やかにネ。
皆様方が書かれておられます通り三角寺→仙龍寺→別格・常福寺(椿堂)→(民宿・岡田)→雲辺寺→(民宿・青空)というコースが本来のコースですよね!
岡田さまから先も、地元の村人と、お遍路さんしか通らない遍路道を通られて、表側(南側)の駐車場・山門を通られて昇られ、五百羅漢の像のある奥側の道から、民宿・青空さま方へ降りられて、大興寺へ行かれるか、スキー場側から降りられて、別格・萩原寺経由にて大興寺かへ向かう二通りだと思います。
箸蔵寺参道の件ですが、歩きで登れる立派な参道があります。(へんろみち保存協会の地図に載っているのが参道です。)
山門、石段を経由する、趣のある参道をお楽しみ下さい。箸蔵寺のHPも参考になりますよ。
三角寺から仙龍寺までの4㎞の山道は、少し荒れているようですね。(私は通ったことがないので、詳細は不明ですが)
それから、箸蔵寺の宿坊に泊まれば、お酒のお接待を受ける時もあるようですよ。
私は、2年程前に、83番一宮寺で、お酒の5合瓶を頂いたことがあります!
箸蔵寺の件、本当にありがとうございます。勇気がわいて来ました!HPも参考にしてみます。
今日は、様々な出会いと、そして勇気を頂きました。
詳細は、Blogで!
皆様からも多くの勇気を頂いており、感謝で一杯です。
今、先ほど、伊予西条の駅前のBHに入りました。