四国遍路(108箇所)の旅

お遍路(88+別格20)の準備計画と実際の歩き通し打ちの記録を、5月11日から(実行は6月3日スタート)記録しています。

「第二部 108寺歩き遍路の総括(番外・逆打ちについて)」

2007年09月02日 | Weblog
「第二部 108寺歩き遍路の総括(番外・逆打ちについて)」

■ 逆打ちについて

四国を時計回りに札所の数字を昇順に巡礼するのを順打ちと言い、時計と
反対回りに降順に巡礼するのを逆打ちと言われている。KOYAMAさん
が回ったのが逆打ちである。第一番札所から巡礼を開始し、逆打ちする場
合は第三番札所金泉寺から大坂峠越えで第八十八番札所大窪寺に向かうの
が一般的であったといわれているが、それ程真剣に逆打ちを検討した事が
無いので詳しくは分からない。

映画『死国』では禁忌などのようにとらえられているが、順打ちよりも困
難な場合が多く、ご利益が順打ちよりも大きく、順打ち3回分のご利益が
あると言われているとの記述もあった。また、逆打ちだと順廻りしている
お大師さんと遭遇する確率が高いので、この理由でご利益があるとも言わ
れているらしい。

初めての歩き遍路で、道も全く分からなかったし、そもそも別格を合わせ
て打つことに決めた時点で、私の頭の中は「いっぱいいっぱい」だった。
故に、「逆打ち」にチャレンジする事は考えもしなかった。ただ、実は…
88箇所巡りを検討していた頃は逆打ちも少しだけ検討したのであるが…
事実、逆打ちはとても困難だと思う。案内表示も何もかもが、順打ちのた
めに設定用意されている。

歩き始めて3日目に別格2番童学寺を打ち、一度16番近くまで歩き、散
髪屋さんに荷物を預けて13番大日寺まで戻ったときに、逆打ちの真似事
をしたが、あれだけの短い区間だけでも私は迷ったのだ。道案内と地図が
分かり難い箇所が多々あると思う。

もう一度歩き遍路に挑戦する事があったとしても、私は「順打ち」を選択
するだろうと、今は思うのだが…

さて、石川遼君が話題の男子ゴルフだが、ゴルフ場でも1番から順に18
番まで回る。順打ちである。また、日本だけらしいが、1番と10番から
9ホールに分けて、進行上と営業政策上の問題だと思うが、2Wayで客
を回す事があっても、18番から逆に回す事は聞いたことは無い。

ゴルフでは、逆に回る事は無いなぁ~と今にして思うが…もし逆に回ると、
難しいと感じるだろうか…と、まじめに考えてしまった。

今日はこの辺で。