考えたって仕方ない。
気を取り直してもう1つの支店に電話する。
すると、
「ありますよ。」
意外にもお目当ての品は見つかる。
ちなみに設定のほうは…と言いかけてオレは辞めた。
今はどうでもいい。
品があっただけましだ。
なので取り置きしてもらって、今から取りに行く事を告げた。
あとは電車に乗るだけだ。
だが品があって、安心したせいか、家を出るのが遅くなる。
そして車で駅に向かったが昼なので渋滞していた。
いかん。
そう思い車を駐車した後オレは走っていた。
マラソン選手のように。
そして到着した時気付いた。
財布がない。