双眼鏡で皆既月食

昨晩の皆既月食。
次に好条件で見えるのは７年後とのことでちょっと興味があり、チェックしていた。
夜になってからも空には雲がかかりきわどいかと思われたが、９時ごろには西の空の雲が切れてきたので【猪名川天文台】へ向かった。
昨日はすごく車を転がしたい気分だったので、最悪ドライブでもいいかなと割り切って。

久しぶりの【猪名川天文台】。【S2000】で行くのは初めて。行きしなの道が狭くて急な為、ホイールベースの長い【S】では辛いかなと思っていた。
ドキドキしながら運転。１速でも辛い、かといってスピードを出すと回りきれないし。なんとか頂上までたどり着いた。
すると以前と見間違うほどの車の行列。いつもはガラガラの駐車場も満杯で道に止めてる車も多数。
駐車場に天体望遠鏡開いてる人もいるし、ババ混み状態だった。

なんとか止めるところを確保し、天文台へ。
予測通り、雲は去って観測には絶好の条件！皆既直前からの月を見ることが出来た。
皆既状態になってからの月は赤銅色で神秘的。肉眼でも赤色がはっきりわかるほど。
天文台の望遠鏡ではさらに細かく見え、いつもはまぶしく平面的に見える月がちゃんと球面に見える。浮かんでる～！って感じ。

今回は先日買った双眼鏡のデビューも兼ねての観測。ネットで情報集めして、どんな双眼鏡がいいか散々悩んだ末に買ったのがKOWAの【YF30-6】。
最初は倍率を重視しがちだが、実視界や明るさやら見るものによってのバランスも重要らしく星見と鳥見を兼ねたものってことでチョイス。
重さも500グラムを切っていて性能的には軽い部類にはいるらしい。
ヨドバシで候補の数種類の双眼鏡をのぞいてみたが、これがダントツによかった。
双眼鏡って見える範囲が狭いのが当たり前と思っていたが、【YF30-6】を覗いた瞬間そんなことはないんだなぁってそれまでの思い込みが変わったくらい。

皆既中の月を見てみると…、おー！思っていたよりちゃんと見える！！
天文台の50cm反射赤道儀式望遠鏡みたいにちゃんと浮かんでる球面の月に見える！！
星も結構よく見えてコンディションが良ければ、明るい星団とか十分いけそうな感じ。買って大正解！

かなりの冷え込みの中、皆既が終わった０時過ぎまで天文台におり自宅に戻ったのは１時半だった。
車に不安があったが、思い切って行ってよかった。

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月齢

最近、旅行のとき気にしてるのが、【月齢】。
観光地ならともかく、星見目的とかで旅行に行ったりすることもあるので【月齢】は結構重要。
明るい都会ではあまり関係ないが、離島とか星が目的で行くときは【月齢】を調べてから日にちを決めることにしている。
星見にコンディションのいい暗いところへ行くと月の明るさで星が見えなくなるのだ。
満月なんてもってのほか星は一気に６割減くらいになってる気がする。

先日の【四国カルデラ】は【新月】に近い日を選んで行ったので、本当に満天の星が見れた。
きっとが出てたらかなり見え方は違っていただろう。天の川もきわどかったかも。
一昨年まではあまり考えずにスケジュールしていたが、去年から【月齢】付きのスケジュール帳を買ってチェック。
３月のハワイもベストな日を選んでいる。
こんなことまで考えて日程を組む私ってちょっと変だろうか？