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私の大腸癌考察(8)

2012年07月26日 | 自分記事

 私の大腸癌考察(8)                   

 前回の手術以降は体力回復のため、抗癌剤治療などの治療は一切行わず、次回の診察日を予約し気休め程度に整腸剤を飲むくらいでした。

H23年7月下旬に午後ぐらいから、徐々に熱が上がり始め8時頃には38度を超え始めました。以前から主治医から38度を超えたら、病院に連絡するように言われていたので電話しました。状態の説明を行うと、直ぐに救急外来に来るように指示されたので、タクシーを呼び直行しました。

余談ですが、不思議だと思うことは、何故か休日の日の夕方に体調が崩れる事が多いのです(これ以降も何度も有りました)。実際、本格的な治療が行えないので熱を下げるための治療を行い、薬を処方してもらい、一旦家へ戻り、月曜日に入院する事になりました。

入院して判明した事は、血液中のビリルビンが異常値を示し肝機能障害や胆管障害などがあると判断され、病名は「黄疸」でした。通常の基準値は、総ビリルビン…0.2~1.2mg/dl、直接ビリルビン…0.4mg/dl以下、間接ビリルビン…0.8mg/dl以下なのです。私の場合のビリルビン数値はどの値か分かりませんが8.0g/dl以上でした(多分直接ビリルビン値)。治療をしてもなかなか値が下がらず、結果的に約3週間の入院となりましたが大病ではなくホッとした思いでした。入院中にCTスキャン検査、レントゲン検査、血液検査などの検査も当然行いました。

何とかビリルビン値も2.0g/dl以下になったので退院する事になり、次回の診察日の説明と経口薬抗生剤等の薬を処方され今回はこれで終わりだなと思っていたのですが、根本的な癌治療は全く行なっていなかったのです。

ついに診察日が来たのです、平成23年8月15日が。主治医が難しい顔で検査の結果を話しながら、一枚の説明書を貰いましたが書かれていた内容は、あなたの病状・検査・処置は「大腸癌再発」です。一瞬、頭の中が真っ白になりましたが、数分で我を取り戻し自分でも驚くのですが、この後どんな治療をしますかと私が主治医に聞いていたのです。カンプト注を使用した治療「IRIS」は敗血症の危険性があるので駄目、似たような治療方法「FORFIRI」も危険度は半減するがやはり駄目、残った治療方法は以前からある世界標準治療「FOLFOX」、比較的新しい治療「XELOX」のいずれかを選ぶことになりました。

最初は「FOLFOX」+分子標的薬「アバスチン」で行おうと考えていたのですが、日本の保険適応診療の「FOLFOX」は(mFOLFOX6)であり、アメリカでは(mFOLFOX7)が主流です。我が国は何でも遅く、今回の消費税増税も医療費(消費税対象)の負担増になるのに減免または免除、補助するという話も審議もしていない、このままでは、医療費にまで消費税をかけ貧乏人は治療するなと考えているのか「党」と名のつく?議員さん、または時間が立てば忘れると思っているのか政局運営しか考えていない「党」と名のつく?議員さん、居ない方がましです。あれ、申し訳ありません、大脱線してしまいました。

実際日本ではmFOLFOX6でしか保険適用されていませんが、mFOLFOX7も、話は聞きませんが適用になったのかな?。この様な理由でFOLFOXの治療を止め、XELOX+分子標的薬「アバスチン」で化学療法を行うことに決めました。

しかし、この治療方法で何度も苦しめられるとは考えてもいませんでした。

 


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