Sharroodの illustration Diary

イラストレーター・ブックデザイナーのシャルードです。
絵画・馬・子育て・趣味などを書いています。

NZの旅(6)~コーワイファームで乗馬 in クライストチャーチ

2007-07-15 14:45:00 | Weblog


6日目。朝10時に都心から70km離れたKOWHAI FARMへ。
ずっと晴れが続いていたのに、その分雨に降られてしまいました。けっこう寒かったです。
乗馬学校と聞いていたのですが、普通のお宅にお邪魔したような感じでした。
写真を撮りたかったのですが、撮る余裕がありませんでした。。。

着いたら、オーナー夫人のリズさんが紅茶を出してくれました。
友人が「リズっていうおばちゃんがいる」と言っていたので「この人か・・・」と思いました。けっこう急かすおばちゃんで大変でした(笑)さすがコーワイのボス。
しばらくして「終わった?まだ飲んでるのか」と見に来てまた行ってしまいました。
すいません、お茶が熱くて飲めません(__;)

「馬を待たせているから早く行って」急いで飲んで行くと、
「ヘルメットとチャップスと靴選んで」ジョッパーブーツは履いていたので、メット選び。しかし合わない・・・合うのがないぞ!てか、サイズ表示がよくわからんぞ!?
しかもチャップスのベルトどれも切れてるし(泣)
なかなか選べずにいると「Hurry-up!Waiting!Waiting!」と怒られてしまいました。
インストラクターのステファニーが、馬を待機させてくれていました。
日本人は自分たちだけかと不安にしていたら、関西から来たというホームステイの女の子と年輩の女性と一緒になり、ちょっと安心。

日本じゃ雨降るとレッスンしないので、合羽着て乗るのは初めて。
鞍用のレインコートとか、初めて見ました。
午前中は馬場レッスン。これは日本の指導内容とあまり変わりません。
でも日本人のホームステイを多く受け入れているせいか、カタコトの日本語で指導してくれます。
「背中のばしてくださーい」「手綱みじかくもってくださーい」「左手綱まっすぐ」「右手綱ひらいて」みたいな感じです。
でもそれ以外は英語。訛りがあると聞いていた割には、標準語に近いというか、聞き取りやすい話し方でした。違うのはキャンター(駈歩)をケンタと言っていたくらいかな。

私の乗った馬は芦毛の「TOPSY」。
これがまあ、とっても元気な馬で・・・大変でした_| ̄|○
速歩はめちゃめちゃ速いし。でも日本の馬よりとても反応がいいんです。
ちょっとの扶助でサクサク動くって感じ。
日本の馬は、ちょっと悪さをしだすと制御がきかなくなってしまうんですが、TOPSYは横にそれることはあっても、その都度しっかり脚で合図をすれば自分の持ち場に戻ってくれます。
「良い馬に乗せてもらってるんだなあ」と感じました。
しかし、急かされて選んだヘルメットが合わず、だんだん頭が痛くなってしまいました。なんか、こめかみのあたりに突起物が当たる(泣)
選びなおさせてもらいました。今度のはちょっと緩いし、ストラップにあご当てがなくて気になったけど、さっきのよりはマシ。

2時間ほど乗って昼食にミートパイをいただきました。
欧米流ですね。ミートパイ・・・名前だけはよく聞くのに、実際に食べたの初めてかも。日本にいると食べる機会がありませんから。
シャーロットという3歳の女の子がいまして、とても可愛かったです。
「自慢のお部屋を見せたいの」と日本人4人でお部屋を見に行ったら、8畳くらいありました・・・ウチの旦那がうらやましそうな顔をしていました。
「今度はハムスターを見せたいの」とシャーロットに引っ張られ、屋外へ。
一人ずつハムスターを持たせられ・・・あの、これをどうしろと?(^_^;)
レッスンの時間になっても、ウチの旦那の手にハムスターを追加するシャーロット。
「レッスンの時間なのよ」「これ以上持てないよ」と言っても聞かず、本人はキャッキャしていました_| ̄|○

午後はホーストレッキング。
ビギナーだと伝えていたんですが、なんかレッスンの内容がハードだったのでステファニーに「トレッキング中は駈歩する?」と聞きました。
「たぶん。駈歩したいの?」「いや、怖いから遠慮しておくわ」「OK!じゃあ、あなた達はやらないわ」という話になったんですが・・・
ステファニーを先頭にして、5頭で外乗コースへ。
いきなり放牧されている馬群の中へ入っていくので(しかも20頭くらい密集してた)、かなり驚きました。
え?ちょっと、あの、そんなに馬同士近くていいんですか?おお~怖ぇ~!
て感じ。
日本だとレッスン中でも馬同士の距離を離していないと、お互い蹴り合っちゃって危険なんですが、こっちではそんなことないみたいですね。
そういえば、どの馬も後ろを通られても平気な馬ばかりだったし。

川を渡って、あぜ道を通っていきます。
少し広い道になると、トロット(速歩)に。
相変わらず速いTOPSYは、勝手にキャンターをしはじめ、抑えられないという状態に(泣)まあ、落ちそうな気は全然しなかったのですが。
「ねえ~!この馬、駈歩はじめちゃうのよ」とステファニーに言ったら
「本当~? でもsharrood、上手く乗れてたんじゃない?」と。
いや、そんな褒め言葉いらないんですが(__;)
でもここで乗れたんだから、日本で乗ったら、できなかった駈歩ができるような気がします。
しばらくすると、急斜面の丘が見えてきました。
こっちが脚を使わずともぐんぐん登っていくTOPSY。後ろにいたウチの旦那の馬との距離がどんどん広がっていきます・・・おまい、本当に元気やな。
丘を登り切ると、霧に囲まれていましたが、ファーム全体が眼下に広がっていました。
なんとなく、北海道の美瑛に似ていると思いました。
丈の高い草原の中を、再びトロット(ちょっとキャンター含む)で走ります。
そして、帰り道はてくてくと歩いていきました。

下馬をして、馬と馬具の手入れをさせてもらいました。
手綱・ハミを拭いたり、鞍を石けんで磨いたり。日本よりちゃんと手入れしてるんだなーと思いました。
朝のお迎えもしてくれたオーナー息子のクリスに送られ、17時にはクライストチャーチのホテルに着きました。
翌朝の便が早かったのですが、クライストチャーチの街を散策。


「イギリスに似ている」というChristchurchの風景。
NZは「水が汚れるから」という理由で工業製品を作っておらず、日本製を輸入しているようです。
車はトヨタ・日産・三菱ふそう・ホンダなど。エアコンはダイキン、TVはPanasonic。
都心部のゲーセンにはコナミ・ナムコ・セガ・タイトーなど。「頭文字D」とか、まんま日本語表示のマシンもあります。日本の型落ちを安く買い取っているらしい。
車といえば、NZの人は車のマナーが良いですね。
制限速度(100kmだけど)は守るし、大都市でも必ず歩行者優先にしてくれます。
でも歩行者用の信号、青の時間が短すぎます(泣)すぐに赤が点滅。あれじゃお年寄りは渡れませんから。
ショッピングモール内の本屋に入り、旦那はNZで売っている日本のガイドブックを買い、私はNZの写真集と乗馬雑誌を買いました。
数独(SUDOKU)が流行っているらしく、関連本やゲームもたくさんありました。
しかしNZは紙が高価で(ポケットティッシュ配りはNZ人がみたら驚くらしい)、本も高価でした。

帰国日の朝。4時半から待っていたのですが、30分待ってもお迎えが来ません。
タクシーで空港に行ってしまおうか、迷ったころにやっと到着!
旅ニュージー.COMの増田さんです。旅行の申し込み時は、ずっとメールで連絡をとっていたのですが実際に会ったのはこの日が初めてでした。
「すみません!車が故障してしまって・・・」
旅の話を車中でしながら送ってもらいました。
そうそう、増田さんに紹介してもらったクライストチャーチの日本食レストラン「倉敷」はとても美味しかったです!
NZ産サーモンの刺身、トンカツ、オーストラリア米ご飯、肉じゃがなど、ちゃんと日本の味になっていました。

オークランド空港の乗り継ぎ時、コーワイファームで一緒だった関西の女の子に会いました。
私たちもあの子も、今度来られるのはいつだろう・・・
他の海外も魅力的だけど、やっぱり再びNZに行きたいです。
ワーキングホリデー、やってみたかったなあ・・・そんな度胸ないんだけど。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (nao)
2007-10-29 01:03:35
はじめまして。
私も同じ業種の仕事をしておりまして、
今後独立するにあたり売り込みについて調べていたら、
こちらのHPに辿り着きました。
営業活動バシバシやっている感じで凄いですね。

拝見していると職種・ニュージーランド・乗馬など、
共通する点が多くうれしくなってコメントさせてもらいました。
私もテカポ・マウントクックなど周り満天の星見ました。
乗馬は旅行先のモンゴルではまり、
日本で乗馬学校へ通ってみようかなと思っているところです。
これからもちょくちょく拝見させていただきます。
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はじめまして (シャルード)
2007-11-27 22:01:09
naoさん、こんにちは。ご来訪ありがとうございます。
お返事が大変遅くなり、すみません。
naoさんもデザイナー・イラストレーターなのでしょうか?
ニュージーランドは本当に綺麗でしたが、
モンゴルも行ってみたいです。素敵な国ですよね。
日本の乗馬学校はいかがですか?
またいらしてくださいね
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