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医者レーの肖像

ゴッホの「医者レーの肖像」

耳きり事件のあと、心の病を患い
入院したゴッホの診療にあたった
見習い医師の肖像画

ゴッホはこの絵に感謝をこめて
レー医師にプレゼントしたけれど
本人はあまりお気に召さず
手放してしまっていたそう
しかし時を隔てて
ロシアの大実業家にして
美術品の収集に力を注ぎ
素晴らしいコレクションを築き上げた
セルゲイ・シチューキンの目にとまり
この作品は今日、モスクワの
プーキシン美術館に展示されている

ゴッホの言葉
「モデルの生命の鼓動をつたえる、
 人物の魂までうつしとるには、
 背景もものすごく重要だ。」

心とこころ
気性が荒くて
扱いづらい 人に遠ざけられて
生きていたように思うけれど
他の人には決して真似できない
100%の心の対話を
自分と自分の目を通して
感じるままに
筆を重ねていったのだろう
想像することしかできないけれど
この絵を通して思ったこと
そして、セルゲイ・シチューキンに感謝
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