ハルダウン

「目をこらしても
　ハルダウンにはなにもみえない。」

由比ヶ浜

きっと誰かがあなたを みているよ
ここにいなくても
ここじゃなくても

Anniversary

久しぶりに湘南へ
鵠沼にしようか迷ったけれど
由比ヶ浜で降りることにする
初めてひとりで海に行った場所が
由比ヶ浜だった

2005年1月17日
私が写真を始めたきっかけの日
波はフラットで風も緩やか
稲村ケ崎、七里ヶ浜、鎌校前まで
4.3kmを歩こうと決めた

七里ヶ浜に差しかかる頃
麦わら帽子を被った女性が
ヒラリと私の前を歩いていく
海によく合うロングワンピース
ユーミンの『Annniversary』という曲が
ぴったりの光景で
静かな海で　口ずさみながら歩く

　「今朝の光は無限に　
　　届く気がする
　　いつかは会えなくなると　
　　知っていても
　　あなたを信じてる
　　あなたを愛してる
　　心が透き通る　
　　今日の日が記念日
　　明日を信じてる
　　あなたがそばにいる
　　ありふれた朝でも
　　私には記念日 」

海はいつでも　待っていてくれるから

Maybe,All is Not Lost

苦しい時でさえ
自ら微笑み 周りを受けととめる
それが あなたの力となる

だれかが あなたを 見つめてる

閉てられた 扉の向こう

閉てられた 扉の向こうに
空を 視ているんだ
まるで心に 刻むように

星がまばたきする 短い時間

風が髪を　ゆらしている

海の上には　星座が浮かび
星がまばたきして　ねむりに誘いこむ

もう　楽になりなさいって
君が　ささやく

砂は時を　越えているから
裸足で感じて　歩いていたら
大したことじゃないって

そう　思えるようになるからって

あなたはなにを 想うのだろう

あなたはなにを 想うのだろう

わたしの中に なにを見るのだろう

Just the way you are

Just the way you are

Calling

どんなにか　揺さぶられる

何か共有しなくても

君となら　解り合える

鈍色の 影

鈍色の　影