表情を 変えて

表情を　変えて

きみらしく 輝くように

きみらしく　輝くように

波打ち際で 佇む

波打ち際で　佇む

横顔

打てば　響く
その凛とした　横顔

戻らぬ 時間

手に　とるように
戻ることは　ない
やがて訪れる　眠りの中にさえも

からだの 一部

体内の　奥深く　
私の中に　海があるということ

Longing

初めて訪れたのは　初夏５月
時折吹く風が　まだ肌寒く感じる季節
パーカーのジップを閉じ合わせて　写真を撮っていた

江ノ島の灯台が　照らし出す頃になると
淡い灯りに　後ろ髪を引かれながら
何度も何度も　振り返り　歩き出す

帰り道の電車の中では　いつも
海と太陽の香りに　包まれて　
尽きせぬ想いを　実感する

ちょうど二年前と　同じ初夏５月
海を想う人達に　優しく背中を押されながら
私はまた　同じ場所で　写真を撮ることができた

歩みを止めることは　できないけれど
この場所は立ち止まることの　意味を教えてくれる

素足

サンダルを階段に　置いて
太陽を浴びた　砂の上を
さらさらと　辿りゆく

七里ガ浜にて

Slow is Beautiful
Slow is Wonderful
Slow is Beautiful
lalala・・・lalala

「Short Films」より

国府津の海 Part３

月日を重ねても
ここは　記憶の　海だから