工場・研究所・美術館設計の「老有自」があなたの会社の完全サポート!

長年の工場や研究所、美術館、そして数々の邸宅に至る建築設計のノウハウを公開し、あなたのお役に立つ情報を発信いたします。

「奇跡のリンゴ」

2009-12-07 09:43:30 | 仕事
「ニュートンよりも、ライト兄弟よりも、偉大な奇跡を成し遂げた男の物語」
・・・この本をお読みになった方も多いと思います。
この本には副題がたくさん付いています。
「絶対不可能」を覆した農家の記録。
「このリンゴは、来るべき未来への叡智を与えてくれる知恵の果実」
 農薬も有機肥料も一切使わずたわわに実り、しっかりとした歯ごたえ、強烈な甘みと酸味、まさに「樹の実」と呼ぶにふさわしい野生の味、しかも腐らない。半年先まで予約でいっぱいの、知る人ぞ知る隠れレストランなどでしか味わうことが出来ないリンゴ。
 取材中、彼はよく笑うそうです・・・なぜか・・・取材が進むにつれ、彼の笑顔の影には、壮絶な苦労や、あまり人には言えないような過去が隠されていた。そして、人生のどん底から這い上がってきた彼の、突き抜けた笑顔・・・
 彼の無農薬リンゴ作りには、八年にも及ぶ試行錯誤の末に辿り着いた、独自のノウハウがありました・・・
 「死ぬくらいなら、その前に1回はバカになってみたらいい・・・ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合う」・・・
 人が生きていくために、経験や知識は欠かせない。何かをなすためには、経験や知識を積み重ねる必要がある。だから経験や知識のない人を、世の中ではバカという。けれど人が真に新しい何かに挑むとき、最大の壁になるのはしばしばその経験や知識なのだ。彼は“ひとつ失敗するたびに、ひとつの常識を捨てた”。そうして無垢の心でリンゴの木を眺めることが出来るようになったのだ・・・
 今の時代を打破する大きなヒントをここに感じるのは、私だけでしょうか・・・