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「偉い!!」

2023-05-12 08:17:12 | 一般
先回のブログ状態は、そのまま継続中・・・いそがしくて・・・忙しくて・・・イソガシクテ

「イムジチ(四季)」を、無理して購入したプレーヤーで聴いています・・・買ってよかった!
なんと言うことでしょう・・・この「シャープで妥協のない音質」がますます気に入っています。
疲れ気味の「脳と心臓の芯」に染み渡る感覚です・・・特に低音の響き。

いつも聞く「CD」もう一枚は「ショパン」で・・・「英雄ポロネーズ」
これが始まると、身体の芯が躍動してきます。
もう一曲「幻想即興曲」・・・これには幼い頃の思い出が蘇るのです。

小学生の頃、独り2階での個室・・・
・・・夜の眠りにつく前の時間が寂しいので「慰め」を得るため、
母親に頼んで「オリゴール」を買いにデパートに行きました。
その時、気に入った曲は「エリーゼのために」と、この「幻想即興曲」だったのです。
30分間ほど、どちらにするか悩んでいました・・・
このとき過ごした短い時間が「自分の心の奥」に初めて、自分自身で問い、
結論を出した「人生初めての瞬間」だったと・・・後年、思うようになったのです。
以降、毎晩のように「ネジ」を巻き、何度も聞いていた・・・
その内、「1回のネジ巻き」の時間内に寝むれるようになっていたようです。

・・・自分自身の心の奥の「真の・大人のような・本当の声」に問い、本当の選択ができた自分。
自分自身を「偉い!!」と褒めることができた、初めての経験!!

それらの瞬間の積み上げが「人生」というものかも知れません・・・エラソウデスガ。

何と言う時の刻まれ方

2023-04-06 08:23:27 | 仕事
いそがし・イソガシ・忙し・・・
ブログが書けないくらい・イソガシ・・・
というか・・・気持ちに余裕が・・・というか
頭が「ブログ」まで行きませんでした。

住宅の改修・工場の改修・倉庫の改修・マンションの改修・・・
そして「新築ビックプロジェクトが追加され」・・・
まあ、何ということでしょう・・・

取り合えず実施図面や確認申請にも目途が立ち・・・ひと段落かな。
ベットに横になると、頭に次から次と、やらなくてはならない事が浮かび、
深夜2~3時には目が覚め、また頭に浮かび・・・
むくっと起きてデスクに向かい、また横になると頭に浮かび・・・
時間を見つけて「大谷君」を見て・・・

このような状態を、「充実」というのでしょうか。
きっとそうなのです・・・だって「楽しくて・楽しくて」しょうがないのだから。
ここらで、いつもの「イムジチ・四季」や「ショパン」をかけながら
「ブログ」でも書き始めましょうか。

何と言う時が刻まれているのでしょう。

超カラフルな正月

2023-01-04 14:39:59 | 一般
昨年暮れは余りに忙しく、ブログに手が付けませんでした。

明けましておめでとうございます。
今日は正月の4日・・・今日から仕事はじめ。
暮れから昨日まで、湘南の自邸で過ごしていました。

昨日はあまりの好天気に誘われて、地元の海(片瀬西浜)の青い水面に映る
眩しく美しい夕陽を浴びてきました。
左に展望台を担ぐ江ノ島、その右横には遥かに浮かぶ水墨のような伊豆大島。
そのまた右には信じられないほどに輝く太陽が沈む長~い藍色の伊豆半島と伊豆山のシルエット、
その上に浮かぶオレンジ色の薄雲、
更に右には、白雪を頂いた巨大な富士の全貌と、手前の大山連山・・・
いつもの「270°の景色」に感謝しつつ、あったいう間の小時間・・・が過ぎていました。

また、まるで地元の「犬達」の品評会・・・一体何種類の・・・
うれしくてうれしくて・・・砂浜ではしゃぎまくる犬達を見たのでしょうか。
凧あげに興じる親子、昼間から缶ビールを飲んでいるグループ、
ランニングに集中する若い夫婦、車いすの老婆、一人物思いにふける中年のおじさんとおばはん、
男女の黒いつなぎの、波が小さく、ポカリポカリ浮いている、退屈気味のサーファー達、
夕陽が沈む瞬間をスマホにおさめようと構える多くの人・・・いつもの湘南でした。

さて、スッキリしたところで、私も本日から仕事はじめ。
例年の御神籤はまだですが・・・

いきいき

2022-10-31 13:14:21 | 建築
今日は10月31日
毎年恒例の「せき」が出始めました。
寒く乾燥し始めると、必ず始まるのです。
今年はいつもの咳止めがあまり効きません。
結局、喉にマフラーなどを巻き、温めているのが一番効くようです。

楽しい忙しさも続いおり、全身の細胞が「生き生き」しているのがわかり、
会話の声もつい大きくなっているようで、久しぶりの電話の相手方から、
相変わらず「お元気ですね!」とつい昨日言われました。
「ほんと?」などと返事をしながら「今忙しいからかなあ」
なんて返事している自分。

そのせいで、机の周りは、4つのプロジェクトの
書類やカタログ資料や何やらにぐるりと囲まれ、
整理しながら纏めて行くのが大変!!

さてさて今日は何から手を付けて行きましょか・・・









最も重要で苦しい「とき」

2022-09-29 15:12:02 | 建築
今日は9月29日。
住宅改修設計の基本計画段階が「佳境」に入っています。
ベットで横になっていても、突然アイディアが浮かぶと、深夜であろうが、早朝であろうが、
すぐ起き上がってパソコンに向かうことにしています。
浮かんだものが熱いうちに手を動かし、その場で確実なものにした方が
良い結果が得られるからです。
いまこの段階が、これから長い設計作業が待っている中で、最も楽しく充実した時間のはずです。

今後細かい建築的納まりを検討する「詳細設計」や、実際に図面を書き上げる「実施設計」を終えると、
工事業者へ見積依頼をし、そこから予算的にオーバーした部位の削減プロセスが始まるのが普通です。

その時、何が残り何が消えてゆくのか・・・その段階が最も重要で苦しい「とき」とも言えます。
いままで数えきれないほどのプロジェクトをこなしてきました。
そして、その「残ったもの」に殆どの場合「満足」し、
「消えていったもの」を惜しむ気持ちもないものです。

それには、その段階・段階で、ベストを尽くし、建築主とも納得がゆくまで話し合う、
その相互の努力があってこそなのかな・・・との思いがあらためて浮かんでいます。
長いなが~い建築設計人生での、ほんのひとこまのお話でした。