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施工不良の道義的責任とは

2020-10-29 13:48:41 | 建築
私の関係するマンションで、漏水事故が起きました。
雨水ではなくて、電気温水器下の配管からの漏水で、下階の天井を汚してしまいました。
この建物工事は15年前となります。

下階の補修費用に関しては、マンション全体の損害保険が効くので、まあ問題は無いのですが、
事故発生住戸は専有部事故であり、その事故改修費用の処理が問題になります。

鉄筋コンクリート床の上に、さらに10㎝の軽量コンクリートを嵩上げし、
その中に給排水管が埋設されています。
下階天井の漏水箇所から推定すると、どの当たりの配管から漏水しているのか
大体の想像が付くので、業者に依頼し、上階の嵩上げされている配管の推定箇所をハツリ、
水が漏れ溜まっている付近の配管を取り出してみると、配管と配管のジョイント部分に
複数の亀裂が入っているのが目視されます。

なぜ、このような亀裂が発生したのか・・・。
皆の共通の分析では、配管工事を終えた後、配管ジョイント部の下に充分なモルタルを詰めず、
いわば空隙が存在していた・・・従って、積年の温水器やモルタルの荷重か配管に加わり、
次第に塩ビ配管がたわみ、亀裂が生じ、漏水に至ったと考えるのが常識です。

さて、このいわば「施工不良」についての「責任」を、改修工事費用に
どの様に反映させるのか・・・
今回の改修工事と15年前の工事は同業者で、工事業者が入っている損害保険が使えるかどうか。
これに関して調べると、「瑕疵担保損害保険」の年限は「竣工後10年」となっており、
それを盾に「無料保証」を迫ることは困難かと思われます。

あとは「道義的責任」として提出されている見積もりの減額交渉が残されています。
どの様に折衝を行うか、いま頭をひねっているところですが・・・




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深夜の啓示

2020-09-30 10:27:01 | 仕事
俄かに忙しくなってきました。
「建築設計」大好きニンゲン「根本さん」・・・
毎日がワクワク状態です。
これを一生続けられたらどんなに幸せなことでしょう!!

事務所を自宅にさだめたお陰で、寝室は事務所の隣。
深夜に突然、仕事上のアイデアがひらめくことが多いのです。
よく人は・・・夢で見たアイデアは、眼が覚めてからよくよく考えると
全く荒唐無稽なものだった・・・などと言いますが、私の場合は全く逆。

追い詰められれば詰められるほど、深夜2~3時ごろ、突然目が覚め、
横になったまま浮かんだアイデアを熟考し、これはいける!・・・と確信を得て、
その姿のまま事務所の机に向かい、手帳に記述、またパソコンに向かい
7時頃の朝食まで仕事をし続けることがあります。
これで過去、何回救われたことでしょう。
人の頭の中では何が起こっているのでしょう・・・まさに「神の啓示」?

ちなみに、その朝食前に「血圧計」で測定してみたら、いつも120~130台なのに
150~160台になっていたりして・・・

これが度を超すと「家族ケア」が疎かになっていた過去の過ちは・・・
・・・2度と犯しませんよ。
こんな時こそ、かわいい猫さんやファミリーへの思いを大切にしようと思っています。
彼らが一緒にいることで、こんな幸せな時間を持てるのですから・・・。








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目は口ほどにものを言い

2020-08-30 08:33:19 | 一般
「疫病2020-門田隆将著」・・・読みました。
「この星を支配し続ける人類を脅かす最大の敵はウイルスである」・・・
アメリカの今は亡きウイルス研究の第一人者、ジョシュア・レダーバーグ(33歳でノーベル生理学賞を受賞)
の言葉で始まるこの本を読み終わり・・・
日本の官邸や厚労省組織の予想以上の「危機意識の薄さ」と医療従事者や国民一人一人の
現場力(民度の高さ)との対比・・・
中国共産党の「情報隠蔽・統制・弾圧体質」の深刻さなど・・・
今回のコロナ禍で浮き彫りになり、その深刻さが理解出来ました。
国から個人まで、今回の経験を如何に将来に生かせるか・・・ですね。

8月に入り、私の周りでも少しづつ「設備投資など」が増えてきて、
声を掛けて頂く案件が重なっています。
巷の不動産屋さんや一流企業など、何処に行っても、打合せ机は距離を置き、受付にはビニル幕が張られ、
全員がマスクをしていて、それは全く見事なものですが・・・
初めてお会いする方たちの表情が良く見えず、声も今一つ籠っているのが残念です。

そういえば、日本人は「眼の動き」(目は口ほどにものを言い)で相手の表情を読みますが、
西洋人は「口の動き」で相手の表情を読むのだとか・・・
静かで言葉数の少ない日本人(単一民族/心で分かり合える)・・・
身振り手振りを加えながらよくしゃべる西洋人(他民族国家/意思疎通が最も大切)・・・
・・・だからマスクは基本的に厳禁(犯罪者だと思われる)なのだそうな。

こんな今まで話題にもされない文化の違いが「感染者数や志望者数」にも影響があるかもなんて、
大変興味がある一面かもしれませんね。













 


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思いたくもない「現実」

2020-07-28 10:49:22 | 一般
先回の表題であったわが事務所への「事業継続型給付金」が支給されました。
当方の会計士と共同作業でパソコン申請をし、公表されていた「2週間後に支給」とされていた時点で、
”現在大変混雑しているので、もう少しお待ちください”と言うメールが届き、
後日の通帳記帳で分かったことですが、その翌日には振り込まれていましたっけ。
個人の給付金と合わせ、大変有難い事だ・・・と思っています。

さて、その後、東京を含めたエリアでの感染者が増えていますが、もうこれ以上経済活動を抑制する
わけにも行かない行政機関の方針は理解できます。
私のところにも、コロナ禍により保留にされていた案件の再開話がポチポチ出始めていますが、
実際の打合せ方法については「テレワーク」とは行かない物件(改修工事は現地調査が必須)ばかり。
しかし、用心を怠るつもりはありませんが、あまり気にし過ぎないことも大切かとも思っています。
テレビなどのマスコミ報道は「感染者増加」ばかりで、重傷者や死者の数は殆ど増加していない事には
触れない「過剰報道」に終始し、恐怖感をただひたすら煽っている印象があります。

一方、米中の冷戦とも言える事態がますますエスカレートし、世界を巻き込みつつある国際情勢の方が
日本にとって、より一層「深刻」では・・・と感じているのは私だけではないでしょう。
(現時点では、米中の両領事館の閉鎖合戦が始まり、さらにエスカレートしそう)
この状況では、我々日本人も当然のこととして他人事で済まされることではなく、近年中に
コロナ禍以上に大きな波が押し寄せてくることは、どうも間違いない気がして来ています。

まさに100年に一度の大きな時代の変わり目に、我々一人ひとりが立ち合っているという認識が
大切かも知れません。
今日は大変大きな話題になりましたが、これが思いたくもない「現実」かも知れません。









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事業持続化給付金の給付はいつ?

2020-06-30 12:52:46 | 一般
今日で今年の半分が終わります。
前半は「新型コロナ騒動」で明け暮れました。
緊急事態解除宣言が解除され、中断していた改修工事も再開の運び。
全員マスクをしての現場調査も終え、設計も終えて見積もり取得の最中です。

申請中の「事業持続化給付金」の支給は未だに届いていませんが、中小企業庁事務局から
「支給が遅れていることのお詫びメール」が、申請2週間目に来ています。
支給が決定したら「給付通知」(振込のお知らせ)の発送があるとのこと。
我々側と同様、行政側も大変な思いをしているのが伺えます。

先日、オープンした「竹橋の近代美術館」に行って「ピーター・ドイグ展」を見てきました。
コンビニ経由で「予約」を取るのに大変苦労していたのは、私の奥様。
エントランスでの熱測定・手洗い・ビニール越しのチケット切りなど、
今ではどこに行っても同様な風景が見られました。
そう言えば、昨日行った「東京都知事選の期日前投票所」でも同様で、消毒済の鉛筆を
一本ずつ渡されましたっけ。
やはり予約制の美術館の付属レストランや、外国人がいない新宿のビヤホールなど、
久しぶりに外食をしましたが、とても新鮮に感じられ、何処も空いており大変快適な
時間を過ごさせて貰いました。

今月の建築雑誌の特集は「コロナと向き合う仕事術」
今後、当分の間、この状況が続くことは皆さんも覚悟の上と思いますが、
それ以上に、この世界を巻き込んだ一連の事態が、世界の「政治・経済・外交等々」の
問題点が炙り出された側面があることに大変興味を覚えます。
今年から来年に掛けての出来事が、戦後の世界歴史上の大きな転換点になるのかも知れません。

日本の奇跡的な死傷者の少なさの「謎」も、いずれ解明されるでしょう。
政治家・官僚・経済人・マスコミなどを含めた国民全員が、今回の出来事をきちんと検証し、
心に刻み、必ず来ると言われている2波・3波に油断なく備えなければなりませんね。



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