ロドス島の薔薇2・労経研

経世済民のために・・・

高野岩三郎の憲法改正案 1

2014年02月26日 | 憲法研究

※出典

国会図書館:日本国憲法の誕生

高野岩三郎【日本共和国憲法私案要綱】

http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/02/045/045_001r.html



2-13 高野岩三郎の憲法改正案

 

高野岩三郎は、明治から大正時代にかけて、東大教授として統計学を講じていたが、労働運動家の兄房太郎の影響で、労働問題に関心を深め、東大教授を 辞して、大原社会問題研究所の創立に参画し所長に就任(1920年)。戦後は、日本社会党の創立に参加、また日本文化人連盟を結成するとともに憲法研究会 を組織、1946(昭和21)年には日本放送協会会長に就任した。

憲法研究会は、鈴木安蔵が作成した原案をもとに討議をすすめたが、多数意 見は、天皇制の存続を容認するものであった。高野は、研究会案の討議に参加する一方で、主権在民の原則を徹底し、天皇制廃止・共和制樹立の立場から、 1945(昭和20)年11月下旬、独自案である「日本共和国憲法私案要綱」を起草し、完成稿を鈴木に手渡した(掲出資料の日付表記によれば、11月21 日に執筆し、12月10日に加筆したように見える)。この中には、大統領制の採用とともに、土地や公益上必要な生産手段を国有化する旨の規定が含まれてい る。

同要綱は、第二章を修正するとともに、全体に若干の字句の修正を加えて、『新生』1946(昭和21)年2月号に掲載された論文「囚われたる民衆」の中に、「改正憲法私案要綱」と題されて収録された。

 

資料名 日本共和国憲法私案要綱
年月日 昭和20年11月21日、12月10日
資料番号  
所蔵 法政大学大原社会問題研究所
原所蔵  
注記  

 

資料名 改正憲法私案要綱 高野岩三郎(「新生」昭和二一年二月號所載)
年月日  
資料番号 入江俊郎文書 11(「憲法改正参考書類(憲法問題調査委員会資料)」の内)
所蔵 国立国会図書館
原所蔵  
注記  

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※出典

高野岩三郎【日本共和国憲法私案要綱】

http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/02/045/045_001r.html

 

 

 

 



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