Healing Vessel ブログ

広島県福山市や岡山県井原市でフラワーエッセンス個人セッションをしています。

インナーチャイルド〜『究極の光の手』

2021-10-17 00:23:08 | 読書


アメリカのヒーリングスクールBBSHの設立者であるバーバラの最新本が翻訳されました。

私はこの学校の2001年卒業生なのですが、最近では主にフラワーエッセンスの活動をしていたので、長い間ヒーラー活動をしておらず、ハンズオンヒーリングというものから遠ざかっていました。
それでもこういった分野に対する興味は持ち続けているので、やはり自然な流れでこの本を手に取ることになりました。

久々のバーバラブレナン式ヒーリング。

面白い!
やっぱり面白い!

前著書『光の手』『癒しの光』よりもさらに踏み込んだ内容になっていて、実際に体験したことがないと理解しにくい部分はあるものの、幼い頃からオーラが見え、その後NASAの科学者になり、ヒーラーとなったバーバラの視点から書かれた人間の進化について書かれていました。
(バーバラの視点と言うよりも、ガイドのヘヨアンの視点と言うべき?)

奥が深く興味深い。

そしてまた、私にとってすごく興味深かったのがインナーチャイルドについての記述でした。

それは私が常日頃から感じていたインナーチャイルドワークへの違和感を説明してくれていました。

【インナーチャイルドの世話はおやめなさい!
インナーチャイルドなど存在しません!
「インナーチャイルド」というラベルが作られただけなのです。】

やはりそうだったのだ。

私もインナーチャイルドワークをやったことはあります。
だけど、これを何十年やっても本質は何も変わらない、と思っていました。

それがなぜなのか、ではどうすればいいのかはわからなくて、ただ、自分がやってみてそう感じたから、としか言えませんでした。
なので、インナーチャイルドワークを避けていました。

そしてついにこの本に、私の違和感の答えを見つけたんです。

【ブロックの中に閉じ込められた
未発達の意識を解放し
教育し直すことが真のワークです。】

インナーチャイルドと名付けて、いたわったり抱きしめたりするだけでは、そこを進化させることはできないということだったのです。
そこの部分の意識を解放して教育し直すことが必要なのですね。

うん、腑に落ちてスッキリしました


ちょっと書き足しておきますと、
私が知らない色んなタイプのインナーチャイルドワークがあるのかもしれません。
私がしたのは、毛布にくるまって自分の中の癒されていない子供の部分を感じる、とか、そういう類のワークでした。
もしかしたらちゃんと未発達の意識を解放、教育し直すことのできるインナーチャイルドワークがあるのかもしれません…。

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『アミ 小さな宇宙人』

2020-06-11 22:08:46 | 読書

(手に入らない方、図書館を探してみてください〜)

2年くらい前だったかブログでオススメされているのを見かけて読みたいと思いつつ、ずっとそのままになっていて、最近Amazonとメルカリで調べたらすっごく値段が高くなっててビックリしました。
定価1300円+税が、今では1万円前後に!!

困ったときは図書館です。

「この本すごいわ」
がまず最初の感想。
最近歳をとって感受性が鈍ったせいか、あまり映画や本で感動することがなくなってしまっていたのですが、この本はすごいと思いました。
真理をついているというか、なんというか。
この本のすごさを説明するのは難しいし、私の言葉で説明すること自体がナンセンスな気すらしてきます。
すごい真理があちこちに散りばめられていて、それをかき集めるのも難しい。
そういった内容が、難しくない、やさしい言葉で書かれている。
「ま、ちょっと、読んでみてください〜」
と言いたい。
これは、たくさんの人たちで読んで、感想をシェアし合いたい感じです。
なぜなら、みんなそれぞれ違ったところに焦点を当てて、違った感想を持ってそうだからです。
そんな読み方ができる本なんです。
深いことがたくさん書かれていて、それは読者が自分の人生と重ね合わせて読んでいく類のもので、いろんな見方ができると思うのです。
それをシェアしあうとすごく楽しそう。

と、なんでこんなことを思うかと言えば、昔「読書会」というサークルに参加していたことがあって、その時に自分が感動した本と同じ本を読んだ方と話したことがあるのですが、自分とは焦点の当て方が違ったんです。
私は「色んな人が色んな役割を果たしつつ同じ目的に進んでいく」という見方をしていたのですが、その方は「一人ひとりの才能の発揮」という見方をされてて、「同じ物語を読んでもこんなふうに焦点の当て方が違うんだ〜!」と一種の感動を覚えたことがあるんです。
だから、他の人の感想を聞いて自分と全然違った見方をしていたら面白いし、自分もまた新しい視点が持てたり、刺激を受けたりしそうで、楽しそう♪

この物語は3部作になっていて、2冊目は『もどってきたアミ』という題名です。
読む前にちょっと心配だったのが、「2作目って1作目よりインパクトは薄まるよね…」ということ。
そしたらいきなり「エゴの一枝を折る」ことについて書かれていて、「あ、すごいわ」ってまた思いました。

統合のための内面の探究をしていくと、どうしても自分のエゴとぶつかります。その根深いものは、ぶつかった時に「だって…」と言い訳したくなったり、「これだけは」と他のもののせいにしてみたくなったりする「こればっかりはどうしても」というものであることもあります。

でも私たちは新しい地球に、それは持っていけないんだ、ということが書かれてあります。

すごい。ホンマすごい。

こんなすごい本を自分の手元に所有しておきたい、と思うのはこれもまた私のエゴなのだろうか
(物語には「所有する」ことについてのお話も出てきます。それとかけたオチです。実際にはお値段的に無理ですが…。
って、オチを説明しちゃった〜)

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