バラ肉色の生活

おすすめ無料ソフト・お役立ち情報、気に入った作品など雑多に紹介しています。

76歳男性「年齢的に最後のご奉公だ。精一杯やる」

2011年03月29日 | 東日本大震災
一般公募の県災害ボランティア 宮城へ出発

 東日本大震災の被災者を支援するため、ひょうごボランタリープラザで初めて一般公募した兵庫県災害ボランティアの63人が28日、神戸から宮城県に出発した。津波被害を受けた同県東松島市と松島町でがれき処理などに当たる予定で、参加者は「阪神・淡路大震災を乗り越えた経験を生かしたい」と決意を語った。


 ボランティアは兵庫県内外の18~76歳の男女63人。先遣隊が被災地の状況をつかみ、県社会福祉協議会が運営する同プラザが26日から募集した。

 この日は、同プラザがあるJR神戸駅前の神戸クリスタルタワーから出発。参加者は「がんばろう東北」と書かれたそろいの青のジャンパーを着て、バスに乗り込んだ。

 最高齢の間中俊夫さん(76)=神戸市東灘区=は16年前の震災を体験し、「あの時、お世話になった恩返しを」と応募。登山に親しみ、体力に自信はあるが「年齢的に最後のご奉公。被災地の人に喜んでもらえるよう、精いっぱいできることをしたい」と力強く話した。

 2年前の県西・北部豪雨で、親類宅が浸水被害を受けたという清水利明さん(61)=相生市=も「兵庫は震災や水害で多くの支援を受けた。そのお礼を」と参加を決めた。

 阪神・淡路大震災で自宅が半壊した日本語教師の古橋美香さん(39)=神戸市垂水区=は「私たちが行くことで被災地の人に『一人じゃない』と感じてほしい」と話し、関西学院大2年の宮本康利さん(20)も「被災地の人を元気づけられたら」と被災地に向かった。

 ボランティアはバス4台に分乗し、29日朝にも被災地入り。31日午前中に神戸に戻る予定。
(宮本万里子)
ソース 神戸新聞


最新の画像もっと見る

コメントを投稿