「静かなもんだなあー」と直也と優子は心の中で思っていたようだ。
もう苦しむ事もない直也になっていた。この1年間だけは以後は大島直也はセイネンキレジェンドと呼ばれ伝説を誰もが知る事になるが今後の事は全く分からないが暴力が無くなればいいんだと恐らく直也と優子は思っていたのかもしれない。あとは今後の進路の事だけだ。両親や仲間達と相談し合いながら三者面談、模擬試験、進学への道を直也と仲間達は歩いていく。直也は地元の公立高校と春樹のいた街にある私立高校を受験する。仲間達や生徒達は誰もが直也と同じ地元の公立高校へ通えると思っていたが直也は春樹のいた街へ地元から2時間かかる私立高校を選んだ。そして直也の父親直樹の弟で叔父の大島好春の自宅から通学する事になる。青年期の時に亡き春樹が私立高校ではセイネンキレジェンドと呼ばれている事を知る事になる。中学の卒業前の事だった直也の竹馬の友と言える暴走族の特攻隊長の宇冶木大地とある約束をした。 宇冶木大地は直也のボクシングトーナメントを壁に寄り添い見ていたのだ。直也が試合中モウロウとした時に見つめていた特攻服ではなく私服のヤツであった。
「お前は俺とは違う、お前は強く、俺の誇りだな」
「何言ってんだ、俺なんかどうでもいいだろ」
「試合見たよ、お前は強く優しく、仲間が慕うのがわかるぜ」
「俺はもう地元に残るつもりはないよ」
「そういうと思ってたよ苦しかったろ直也でもただ約束してくれ」
「約束なんかするかよ」
「俺は、これから年少に入るが、お前の拳は凶器だ絶対使うな」
「年少かー、大地も覚悟してたんだよな」
「ああ、お前と同じ覚悟して生きて来て苦しんだかな」
「たまには会いに行くよ、お前の馬鹿顔見に行くよ近くなるから」
「お前、春樹の所行くんか?」
「さあな、お前に話しても意味なし年少入れば、お前は静かになるよな」
「長い付き合いだよな、お前との約束守るよ」
「これー久美子が、俺のところに持ってきたよ」
「久美子のドリームキャッチャーか、それが無かったら勝てなかったよ」
「そうか、良かったな」
「なあ大地お前にはお前に向いた仲間がいるだろ俺にもお前の仲間と違う仲間がいるんだよ」
大島直也と宇冶木大地と約束をし生きる為には覚悟が必要だと互いに確認しあい違う人生を歩く事になる。大島直也が中学を卒業しても後輩達は直也の存在と思いを受け止め次の世代までセイネンキレジェンドの噂さは後世まで続いていくのでした。
最終話 次回は夢シリーズ只今編集中
OCNの時と同じですね。
ショウさんはどうなされますか?
わたしは、gooブログは
コメントや見てくれる人は少ないからそれほど困らないけど、
メインはアメブロを使っていますが、結構スピリチュアルな記事を
書いていますので
gooブログは普通の話題を書こうと思って分けていました。
アメブロの他にはnoteも使っています。
しかしこちらはまったく書いていません。
使えますけど。