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フォトチャンネル:詩物語「秋の思い」

2016-01-04 12:50:34 | フォトチャンネル/ポエム



太陽の光が木々の間で
シンプルな影をつけている
影は枯れた川跡に積もる
落ち葉の色どりをする
遠くにある橋の上から

見られているような
木々のストライプの線が
今の現実を見せたり
将来の夢を見せたり

僕の目に映るものは
シンプルな縦横の光と影
君の目に映るものは
過去の想い未来への希望
僕とは違っていた

輝いている綺麗な君は
ある想いへの導き
僕には見えない
感情と希望を与えてくれた

「もう帰ろうよ」
「どうしてさ」
「帰りたい」
「ん・・・」

フォトチャンネル:物語詩「夏の思い」

2016-01-04 12:41:28 | フォトチャンネル/ポエム



木々の葉の切れ目から
細かな粒子の光線が
真っ直ぐ
斜めに差している

七色の虹のように
七色に変えている

からから、からからと

その姿は五角形?
その姿は六角形?
その姿は七角形?
大きな万華鏡のように

僕の目に映る七色は
君の目を染めていた

いつまで続くのか
いつまで続くのか
虹はどこまで
続くのだろう

「あれが入道雲か」
「どうしたの」
「でっかいな」
「そうねぇ」

フォトチャンネル:物語詩「春の思い」

2016-01-04 12:36:53 | フォトチャンネル/ポエム



空と野原を流れる
黄色く淡い
白い粉が
浮かんでいる
若草色の小河で
遊んでいる

ふわふわ ふわふわと

真っ白な雲に
重なり黄金色に
輝いている

とても暖かく
綺麗に輝き
とても華麗な
黄色く淡い白い粉

僕の目に映るのは
綺麗な粉
君の目に映るのは
華麗な粉
同じように観てるけど
少しだけ
違って観えていた

どこまで飛んでいけ
遠く遠くまで
思い願いが届くまで

「えっ、何か言った?」
「んっ」
「何よぉー」
「いや、別に・・・」

フォトチャンネル:物語詩「冬の思い」

2015-12-15 10:09:19 | フォトチャンネル/ポエム



冬に咲く花を見に
ついてくるかい
ただ黙って
ついてくるかい

ぼんやり心の中に
取り残された
どんな思いだったのか
全くわからない

二人の会話の中には
言葉などなかった
ただ感じるままに
語り合った

見詰め合うことが
あったのだろうか
そのまま何もしない二人

何を信じて
生きてきた?
君は何を
信じて生きてきた?
僕は君を
信じて生きてきた

どこまで
歩って来ただろうか?
あの言葉は
通りすがりの
思いだったのか?

雪の中に
咲く花を見て
ついてくるかい
ただ
黙ってついてくるかい?

「なあ・・・」
「どうしたの?」
「ちょっと待ってて」
「何?・・・」

フォトチャンネル:物語詩「遠く離れて」

2015-12-10 10:22:12 | フォトチャンネル/ポエム



遠く遠くに
離れるわけではない

そう言っても
君は信じては
くれないだろう

どこへ行っても
何も変わることはない

そう言っても
君は信じては
くれないだろう

でも

僕は信じて
君から離れよう
僕は君を
信じて歩いていく

遠く離れて
君を思って手紙を書く

遠く離れて
君を思って手紙を送る

遠く離れて
君からの手紙が届く

遠く離れて
君からの手紙を読む

遠く離れて
本当の君の姿を知った