ビー・ウィルソン著『人はこうして「食べる」を学ぶ』を読みました。
Bee Wilson, First Bite - How We Learn to Eat
ですね。
この本、まず、日本語版が2017年、英語の原著も2015年の出版で、情報がなかなか新しくて良いです。
誰かの紹介ではなく、図書館をふらついてた時に、偶然出会いました。日本語のタイトルもキャッチーですよね。表紙の写真もかわいいし。まだ1歳か2歳くらいの子だと思うけれども、上手に口開けてますねぇ。
アマゾン
アマゾンの商品概要のところに、目次や翻訳者のあとがき(抜粋)も載っていて、なんとなく、雰囲気がつかめるかと思います。マニュアル本でもなく、なんらかの思想の啓蒙本でもなく、ウィルソンさんが経験したことをもとに、科学的な話や、いろいろを含め書かれていて、読みやすいです。内容も面白いし。ウィルソンさん自体は、イギリスの方かな、多分。
ヒトという動物はやっかいなもので、「食べる」ことに限らず、いろいろなことを学ばないとできないので、どのように何を学んだか、が本当に大切なのです。「立つ、歩く」なんてことも学んでいるのです。誰か、『人はこうして「歩く」を学ぶ』を書けばいいんじゃないかなぁ。
この本の中では、恥ずかしくなるくらい、「日本食」が絶賛されているので、日本人として複雑な気持ちになります。でも、読んでみると、西洋の文化圏の方々に比べると、日本人は「食」に対して、生活の中で重きを置いているのかもしれません。まぁ、時には、おやつにカップラーメンを食べちゃうとしても。カップラーメンにしたって、毎週のようにいろいろな味の新製品が販売されることを見ても、ちょっと食に関することに、すごくエネルギーをかけているのかもしれません。
さて、私はどうなのだろう?
こういう本を読むときは、やっぱり、自分の食生活を振り返りながら、何かを食べながら、読んだりするわけですが、個人的には、「霞を食べて仙人になる」のが目標ですので、あまり、食事に煩わされたくないという気持ちもある一方、カオマンガイのタレを作るために新宿のちょっとロケーション的に日中にしか行けないタイ料理食材店に行ったり、市販のカレーのルーは使わなかったり、レトルトの麻婆豆腐は食べれなかったり。それなりに食にこだわったりしています。
拒食症や、極端なダイエットなどはした頃がありませんが、子供の頃はかなり偏食でした。今の私を知る人からは想像もつかないくらい。食べるように強要されたこともなかったように思うけれども、どうだったのかなぁ。覚えている一つのことは、水泳の合宿で、夕食に焼肉バイキングに行って、コーチの前に座らされて、肉を食べないのは仕方がないから、野菜をきっちり食べるように、と見張られたことくらいかなぁ。ところどころ食べれるものを食べて、タンパク質を補っていたのでは?!スイミング・スクールに行く前に、おやつとして豆腐一丁、納豆ひとパックがけを食べて行くように促されたことはしばしばあったような気がします。偏食を直してもらったのは、学生時代のバイト先のおじさん。大人になったら困るぞ〜と言われ、あちこち連れて行ってもらいました。本当におじさんには感謝しています、ありがとうございました〜。困るような職業にはつかなかったのですが、世界が広がりましたね。
一昨年は、断食などをして、食欲などについて、その時も考えましたが、本能的な部分もありますが、90%くらいは、文化的な人工的な行為だなぁと。
なんだか、長くなっちゃって、まとまらなくなりましたが、ぜひ、読んでみて、いろいろ思いを巡らせてください。オススメです。
rolfing-planet.jp
Bee Wilson, First Bite - How We Learn to Eat
ですね。
この本、まず、日本語版が2017年、英語の原著も2015年の出版で、情報がなかなか新しくて良いです。
誰かの紹介ではなく、図書館をふらついてた時に、偶然出会いました。日本語のタイトルもキャッチーですよね。表紙の写真もかわいいし。まだ1歳か2歳くらいの子だと思うけれども、上手に口開けてますねぇ。
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アマゾンの商品概要のところに、目次や翻訳者のあとがき(抜粋)も載っていて、なんとなく、雰囲気がつかめるかと思います。マニュアル本でもなく、なんらかの思想の啓蒙本でもなく、ウィルソンさんが経験したことをもとに、科学的な話や、いろいろを含め書かれていて、読みやすいです。内容も面白いし。ウィルソンさん自体は、イギリスの方かな、多分。
ヒトという動物はやっかいなもので、「食べる」ことに限らず、いろいろなことを学ばないとできないので、どのように何を学んだか、が本当に大切なのです。「立つ、歩く」なんてことも学んでいるのです。誰か、『人はこうして「歩く」を学ぶ』を書けばいいんじゃないかなぁ。
この本の中では、恥ずかしくなるくらい、「日本食」が絶賛されているので、日本人として複雑な気持ちになります。でも、読んでみると、西洋の文化圏の方々に比べると、日本人は「食」に対して、生活の中で重きを置いているのかもしれません。まぁ、時には、おやつにカップラーメンを食べちゃうとしても。カップラーメンにしたって、毎週のようにいろいろな味の新製品が販売されることを見ても、ちょっと食に関することに、すごくエネルギーをかけているのかもしれません。
さて、私はどうなのだろう?
こういう本を読むときは、やっぱり、自分の食生活を振り返りながら、何かを食べながら、読んだりするわけですが、個人的には、「霞を食べて仙人になる」のが目標ですので、あまり、食事に煩わされたくないという気持ちもある一方、カオマンガイのタレを作るために新宿のちょっとロケーション的に日中にしか行けないタイ料理食材店に行ったり、市販のカレーのルーは使わなかったり、レトルトの麻婆豆腐は食べれなかったり。それなりに食にこだわったりしています。
拒食症や、極端なダイエットなどはした頃がありませんが、子供の頃はかなり偏食でした。今の私を知る人からは想像もつかないくらい。食べるように強要されたこともなかったように思うけれども、どうだったのかなぁ。覚えている一つのことは、水泳の合宿で、夕食に焼肉バイキングに行って、コーチの前に座らされて、肉を食べないのは仕方がないから、野菜をきっちり食べるように、と見張られたことくらいかなぁ。ところどころ食べれるものを食べて、タンパク質を補っていたのでは?!スイミング・スクールに行く前に、おやつとして豆腐一丁、納豆ひとパックがけを食べて行くように促されたことはしばしばあったような気がします。偏食を直してもらったのは、学生時代のバイト先のおじさん。大人になったら困るぞ〜と言われ、あちこち連れて行ってもらいました。本当におじさんには感謝しています、ありがとうございました〜。困るような職業にはつかなかったのですが、世界が広がりましたね。
一昨年は、断食などをして、食欲などについて、その時も考えましたが、本能的な部分もありますが、90%くらいは、文化的な人工的な行為だなぁと。
なんだか、長くなっちゃって、まとまらなくなりましたが、ぜひ、読んでみて、いろいろ思いを巡らせてください。オススメです。
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