ロルフィング®︎のある生活。

走る!泳ぐ!蹴る!ロルファー リョウの身体的思考の記録。

食べ物のこと

2015-05-13 15:44:49 | 日々の生活
 食べ物の話題も最近の関心事の一つです。
いつまでも、ブログのトップ記事に英語がイマイチな言い訳を載せておくのもなんだかなぁ~って思うので、別の記事を書きます。

食べ物。
身体のことを考える上でとても重要な要因です。
去年11月でしたら、久々にフルマラソンを走ってみて、自分の身体が改めて重すぎることを痛感しました。
そこで、今年の目標の一つとして、ベタですが、「5キロ減」。

2~3年前、「不食」に憧れていた当時、友人から「食べるの好きだから、無理だと思うよ」との助言を受けるくらい、食べることが好き、らしい。あまり自覚はないのですが。
(太陽エネルギーで生きたい、と思っていたのです。今もそういう気持ちはあります。)

カロリー制限、エクササイズ増量、はどちらも難しいような気がします。
また、禁酒も甚だ難しい。減酒はしようかなぁ。
これが今年の初めの気分。(あまり、意気込みがないですね。)

最初に取った作戦は、夜ご飯に炭水化物を摂らない。また、午後9時過ぎには食べ始めない。(その前から食べてたら、食べ続けるのはまぁ仕方なし。)
という、ゆるいルール。
そもそも、飲んべえゆえに、夜はあまり炭水化物を摂ってなかったし、ご飯を家で炊くことも月1回くらいだったし、これはさすがにあまり効果がなかったような感じです。

現在の作戦は、「穀物を断つ」です。似たような感じですが、少し違います。
作戦変更のきっかけとして、自分の異常な小麦(パスタ)への執着に嫌気がさしたというか、恐怖を感じたというか、とにかくやばいと思ったのです。
結果として、肉、魚、野菜、果物を食べることになりました。
まるで、昆虫と果物を食べるジャングルの中の猿的な動物になった心持ちになります。

これは今の所、うまくはまっている気がしています。
小麦中毒も抜けました。ヤッタァ~!

以下は、食に関する幾つかの本を読んでいて、そして実体験を通して、私が考えていることです。

・ヒトは雑食動物である。腸の長さを見ても、歯の形状を見ても、それが示されています。
(腸内細菌は生まれてからの生活で種類が決まってくると思うので、ある程度の適応はできるのかとは思います。)

・タンパク質といっても、動物性のものと植物性のものでは組成、吸収のしやすさが違い、動物性のもののほうが身体に優しい。

・また、生食の方が食べた後、楽!(肉とか、肉とか)(他のものは意識してみたことがなかったです、今のところ。)
(ただし、ヒトが火を使うようになってから、食べる量を増やすことができて、脳の大きさが大きくなったという、人類学上の事実があるので、火を通した食べ物にもメリットはあります。)
(生食には危険がいっぱいあることも重々承知しております。)

・加工食品が一般的になるにつれ、歯並びや健康状態の問題が増加した。

・アミノ酸のグルタミン酸の存在を消化器系の細胞が感知して、神経繊維を通して満腹中枢を刺激する。一方、ブドウ糖などは血液に乗ってから満腹中枢に伝わる、しかもそれは病みつきになる辺縁系だったかの細胞を刺激する。グルタミン酸の方は病みつきになることはない。

・現在に一般的に許容されている栄養学は、あまり正しくない。すごく政治的に、商業的にコントロールされた結果である。

・牛乳は飲まなくても大丈夫。むしろ、あれは牛の子どもにとっては完全無敵かもしれないけれど、ヒトの大人にとっては有害ともなりうる。(けれど、チーズは好きだから食べるし、ヨーグルトをたまに食べるとなんとなく調子が良い気がするので、それは食べている。)

・1日3食っていうのは、産業革命以降、労働者をいいように使うためにできたシステムである。規則正しい(食)生活なんて、妄想もしくは詐欺のようなもの。(ただ、発展を望む社会にとっては欠かせないのかもしれないけれども。発展が必ずしも善ではない、と思う。)

・食べたいものを食べたらいい。(ただし、食べさせられているような状況かどうかの判別が必要。病みつき細胞は働かせたくない。)

ちょっと、今思いつくところはこんな感じですが、こんな感じで暮らしています。

ただ、ひとつ自分でどうしてか納得できない事実があって、江戸自体以前の飛脚たちは、ほんのちょっとのおにぎりだけで、驚異的な力と持久力を持っていたという事実。これは上に書いた私の考えに全く当てはまらなくて、まだまだ、知らないことがある。知らないことがあることはいいことだっていうのも思うから、いいんだけれども、ね。

<参考文献>
・島泰三 『親指はなぜ太いのか』
・濱田譲 『なぜヒトの脳だけが大きくなったのか』
・鳥居邦夫 『太る脳、痩せる脳』
・ウェストン・A・プライス 『食生活と身体の退化』
ほか

あ、外食は普通にご飯も小麦も食べています。あまり気にしていません。


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