チャーくんが天使になりました

まさか、のお伝えです

チャ－くんが、旅立ってしまいました

昨日辺りから急に、具合が悪そうになって

大好きな缶詰を開けてあげても、

湯たんぽを入れた発泡スチロールのお家から、出てこなくなりました

今回は、早めに帰って来たように思ってたけれど

そうではなかったのですね…


思えば、チャーくんは、初めて我が家の庭に顔を見せた時から

気弱で、ひ弱な感じの子でした

その冬も、おそらく越せないかもしれないと思いました

でも、美味しいものを出してあげて

寒くないように、湯たんぽや、毛布を出してあげて

時には、お薬を上げたり

傷にはハーブをつけてあげたり

話しかけてあげたり

色々、出来る事をしてあげて、考えてみたらもう、何年もたっていた訳です


チャーくんは優しくて、野良の子猫が迷ってきても

だっこして夜寝てあげていました

つい２～３日前にも、子猫が缶詰を横から食べに顔を出すと

自分だってお腹が空いているのに、どいてあげていました

ここ１年ほどは、歯が悪くなったのか、堅い餌は食べにくそうで

顔を見た時は、缶詰をあげていました

おとといも、しっかりと食べていたのですが

次の日は、缶詰を開けても、食べなかったので、心配していました


始めは、私たちの顔を見ても、怖がって隠れていました

思えば、もう、７歳くらいにはなっていたのかなぁ

あの病弱なチャーくんにしては、頑張ったと思います

今では、撫でても逃げないくらいには、慣れてくれていたのに…

湯たんぽをとりかえるとき、初めて抱っこして

「おお、やったね」

なんて言っていたばかりだったのに…


実は、その前に日には、子猫も旅立っていたので

今年は、猫たちにも、受難の年です

放射能と関係があるのかなぁ…なんて思ってしまうくらい

今年は今までの２０年と様子が違っています


野良ネコは、悲惨です

本当に、生きていくのは大変です

いつ死んでもおかしくない

一体誰が、野良ネコを作っているんでしょうね…

この寒空の下、今夜も、色んなところでお腹をすかした野良猫が鳴いているでしょう


チャーくん、せめて、最後にはお腹が一杯でよかったね

湯たんぽのあったかいお部屋で良かったね

一人ぽっちじゃなくて良かったね

泣いてくれる人がいて良かったね

でも

でも、

次に生れて来る時は、野良ネコじゃなくて

家猫になるんだよ

そしたら、いっぱい撫でて上げるから…

大好きな物、いっぱい食べさせてあげるから…


チャーくん、さよなら

チャーくん、ありがとう

チャーくん、天国に行くんだよ・・・