政争のためだけに高校無償化廃止！？ 自民党は何も変わらなかった

とんでもない記事に目を疑った。
民主党の政策を全て否定するためだけに高校無償化に手をいれる準備をしてるとのこと。
はっきり言いいたい。
ふざけんな自民党

池上彰氏も以前言っていたが高校で授業料を取ってるのは日本とマダガスカルだけくらいらしい。
マダガスカルを知ってたら、なかなかの博識かもしれない。
アフリカの南東にある大きな島である。（と言っても日本の何倍も面積があるが）
メガネザルやバオバブの木で有名だが、まだまだ発展途上の国である。
これが日本の教育が先進国から５０年遅れているといわれている原因の１つなのだが。

自民党の考えでは授業料無償にするくらいなら奨学金に回すらしい。
タダにしてたのを借金させて後から返す金にすると？
冗談もここまでくるとブラックを通り越してカオスである。
しかも理由が政争ときた日には党本部に怒鳴り込んだろうかってくらい怒り心頭だ。
実際無償化で退学は相当減ってきていたところである。
例えば埼玉県だけでも年間２５００人は高校を退学している。
この数字をどう思うだろうか。
これでも５年連続減ってきた結果の人数である。

教育改革？　経済発展？　とんだお笑い話になってきた。
まずもって教育現場の苦しみを１ミリも理解してないことが明確になった。
優秀な次世代を優れた環境で育てないで未来もへったくれもあるかと。
本気で言うなら国家百年の大計を語っていただきたい。
最近はメディアも国民も政治家も明日の小遣いの心配しかしてないんじゃないのか？

短期景気向上ならそんなに難しくない。
ドーピングしまくればいいだけだから。
問題はそれでボロボロになり、きわめて近い未来に死んでいくことである。
息の長い政策や対策を打ち出し、評価する側もきちんとしなければならない。
ドーピングしまくってはい元気、と患者を投げ出す病院がよい病院か？
答えはNOである。
そうでしょう？
健康体、健全とは地味で普段気にもならないがとても貴重で重要なものである。
その辺をもっと理解しなければならないはずだ。