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中国の珍携帯? 笑って済ますか、それとも…?

2010年10月12日 15時41分52秒 | 日記
こんな記事を見つけました。

携帯電話といえば、超小型なデジタルグッズの筆頭。最先端の精密機械ゆえに、大手電気メーカーがしのぎを削って開発している…というイメージだが、近年お隣の中国では、「ヒゲ剃り内蔵ケータイ」やら「仏壇機能付きケータイ」やら、思わず脱力してしまう珍妙なケータイが無数に出回っているらしい。一体どうなってるの?

「ここ数年、中国ではモグリの闇メーカーが政府に無認可で販売する『山寨機』と呼ばれるケータイが市場を席巻しています。違法ではあるんですが、すでに膨大な数が市場に出回っているため、当局も取り締まりきれないのが実情なんですよ」

と教えてくれたのは、香港在住の携帯電話研究家、山根康宏さん。

「山寨機が爆発的に広まった背景には、台湾のMTKという半導体メーカーが、携帯電話に必要な基幹ソフトを無料公開したことがあるんです。必要な部品を組み立ててソフトをインストールすれば、誰でも独自の携帯電話が作れてしまう。しかも、広東省の深センには世界中の携帯電話メーカーの工場が密集しているので、部品は簡単にそろうんですよ」

パソコンでいえば、必要なパーツを集めてOSをインストールすると「自作パソコン」が作れるのと同じような理屈か。

「正直なところ、山寨機も意外と普通に使えちゃうんです。自分でSIMカードを買ってきて挿すだけで、通話やメールはもちろん、TVまで観られますから。それでいて大手メーカーの旧型の中古品よりも安いので、中国の中低所得層がこぞって購入しています。彼らにとって、新品の高機能ケータイはステイタスアイテムなんですよ。中身のソフトは同じですから、外観のアイデア勝負で差別化を図ってるんですね」

いまや中国だけでなく、タイやベトナムなどの東南アジア諸国にもシェアを広げているという中華トンデモケータイ。SIMフリー化の流れにある日本にとっても、無関係な話ではなくなるかも?


記事もちょっとした笑い話程度の扱いですね。
でも私はちょっとひっかかるんです。

それは今の日本人にないなあという常識に閉じこもらない柔軟な発想、それを形として作り上げてしまう実行力を感じるからですよ。

今の日本、誰かが都合のいいように作り上げた謎の常識にとり付かれ、回りの俗と違う行動をとれば変人扱いされ邪魔者扱い、個性と個人を殺すかのような空気を読めという言葉が氾濫したり、まさに「右にならえ国家」になってきていると感じています。
中国人というのは極端に「周りなんか知ったことか 自分が正義だ」という思想が多いようです。
それをただ苦笑いで済ますのか、それとも中国の実状にも学ぶ点もあると教材にするのか…

みなさんはどっちに見えました? 笑い話? それともピンとくる何かを感じました?


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