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東国原知事「種牛49頭、殺処分回避を」 農水省は難色

2010年05月23日 11時34分21秒 | 人的災害
東国原知事「種牛49頭、殺処分回避を」 農水省は難色(2/2ページ)2010年5月23日4時37分



口蹄疫ワクチン接種のため、農場へ到着した獣医師ら=22日、宮崎県木城町、県提供
 一方、県は22日夜、口蹄疫に感染した疑いのある牛や豚が同県川南、高鍋、木城の3町の計10農場で新たに見つかった、と発表した。これで感染確認・疑い例は計181例となった。3町はいずれもこれまでに発生が確認されている自治体。

 九州各県でも対応する動きが出ており、「鹿児島黒牛」のブランドを持つ鹿児島県では県所有の種牛12頭を24日にも離島に避難させる。熊本県は特産の「あか牛」などの種牛16頭を合志市の農業研究センター畜産研究所で一括管理しているが、県畜産農業協同組合連合会などは県内各地への分散・避難を要望している。

 宮崎県はエース級種牛6頭について、事業団での口蹄疫の発生が発覚する直前の13~14日、移動が禁止される「移動制限区域」内での特例を認めてもらい、山中へ避難させた。さらに1頭が遺伝子検査により陽性と判明した後も、特例で残る5頭を殺処分せず、1週間の経過観察とした

東国原知事「種牛49頭、殺処分回避を」 農水省は難色

2010年05月23日 11時30分17秒 | 人的災害
東国原知事「種牛49頭、殺処分回避を」 農水省は難色(1/2ページ)2010年5月23日4時37分



口蹄疫ワクチン接種のため、農場へ到着した獣医師ら=22日、宮崎県木城町、県提供
 宮崎県で家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が広がっている問題で、発生農場から半径10キロの移動制限区域内の全家畜約16万5千頭を対象にしたワクチン接種が22日始まった。一方、東国原英夫知事は、種牛を残す異例の「殺処分回避」を政府に要請する方針を表明した。エース級種牛1頭が感染の疑いで殺処分された同日には、新たに同県の3町10農場の家畜に感染した疑いも判明。九州各県では種牛を避難させる動きが出ている。

 農林水産省や宮崎県によると、初日の22日は、移動制限区域の外周に近い木城町と高鍋町の計6農場で、体内のウイルスの増殖力が牛の千倍以上とされる豚約2万2千頭にワクチンを接種したという。ワクチンは区域内の未感染の牛や豚などを対象に打ち、その後、殺処分する。

 また、この日に殺処分された「忠富士(ただふじ)」は、宮崎県家畜改良事業団(同県高鍋町)が飼育する種牛55頭のうち、特に優秀な「エース級」の6頭のうちの1頭とされる。この非常事態を受け、東国原知事は同日、県庁での記者会見で、「エース級」6頭以外の49頭の種牛についても殺処分せず、「経過観察させてほしい」と政府に求める方針を明らかにした。

 家畜伝染病予防法では、口蹄疫に感染した疑いのある牛が見つかれば、農場の牛はすべて殺処分対象となる。農水省は、49頭についても同様の対応をする方針のため、東国原知事は「このままでは宮崎から種牛がいなくなる。法は法だが、6頭は特例で(移動を)認めてもらったので、協議の余地はないだろうか」と、国と協議したいとの姿勢を示した。

 これに対し、知事の方針を非公式に聞いた山田正彦農水副大臣は「種牛49頭は大事な財産であるのはよく分かるが、同じ場所で疑似患畜が出ている。特例を認めていいとは思っていない」と強調。25日に赤松広隆農水相と会って検討するとしている。

豚2万2千頭にワクチン接種、忠富士を殺処分

2010年05月23日 02時31分31秒 | 人的災害

豚2万2千頭にワクチン接種、忠富士を殺処分

読売新聞2010年5月23日(日)01:45

豚2万2千頭にワクチン接種、忠富士を殺処分
(読売新聞)

 宮崎県の <RB>口蹄疫</RB> <RP>(</RP> こうていえき <RP>)</RP> 問題で、政府の対策本部と県は22日、家畜の移動制限区域(発生地域から半径10キロ圏)内で殺処分に向けたワクチン接種を開始した。

 初日のこの日は、豚農家10軒の計約2万2000頭の豚にワクチン接種を実施した。一方、感染が判明したエース級の種牛「 <RB>忠富士</RB> <RP>(</RP> ただふじ <RP>)</RP> 」は同日、殺処分された。

 ワクチン接種は、まだ感染していない約16万5000頭が対象。豚の方が牛よりウイルスに感染しやすいため、豚の接種を先行させている。

 一方、忠富士は、県家畜改良事業団(高鍋町)から、特例で移動制限区域外の <RB>西都</RB> <RP>(</RP> さいと <RP>)</RP> 市の畜舎に移された主力級種牛6頭のうちの1頭。その際、密閉に近い状態のトラックの荷台で他の種牛と一緒に運ばれた。この時点で忠富士は感染していたとみられ、県は他の5頭にも感染した可能性があるとして少なくとも10日間の観察期間を設け、遺伝子検査を繰り返し行うことにした。

 県は22日、忠富士以外にも新たに計22農場で感染疑いの牛や豚が見つかったと発表した。これで感染(疑い含む)頭数は181農場計13万6265頭となった。


口蹄疫ワクチン接種開始 国内初、対象は16万頭

2010年05月23日 02時28分27秒 | 人的災害

口蹄疫ワクチン接種開始 国内初、対象は16万頭

産経新聞2010年5月22日(土)15:25

 口蹄(こうてい)疫拡大で、政府の現地対策本部と宮崎県は22日、発生農家から半径10キロ圏内の牛や豚全頭へのワクチン接種を開始した。農林水産省によると、接種対象は総数で16万頭程度。ワクチン使用は国内初で、接種後は全頭を殺処分する。

 ワクチンは感染を完全には防げないが、政府は症状を抑えることで拡大のペースを遅らせ、殺処分を進める方針。県によると、獣医師らによる27チームが作業に当たった。豚約2万頭に優先して接種し、殺処分する。

 また、宮崎県は22日、県家畜改良事業団(同県高鍋町)から避難させた種牛6頭のうち感染疑いが確認された1頭が、6頭の中で精液の供給量が最も多いエース「忠富士」と明らかにした。県は忠富士を殺処分に、残り5頭を約1週間、経過観察とする。

 本来、疑い例と同じ場所で飼育中の牛や豚はすべて処分することになっているが、県は「宮崎牛ブランドを支える種牛を守るため」として例外措置を決めた。

 残り5頭も今後発症するなどして殺処分となった場合、宮崎県は計55頭いた種牛すべてを失うことになり、宮崎牛ブランドは大きな打撃を受ける。「松阪牛」で知られる三重県など子牛の出荷先への影響も必至だ。

 宮崎県によると、19日と20日に忠富士から採取した検体が陽性となった。県の発表によると、忠富士を含め、県内12カ所で牛と豚が新たに感染疑いとなり、被害地域は西都市と木城町を合わせ2市5町に拡大。発生農場などでの処分対象は計約13万3千頭に上る。


種牛「忠富士」が感染、残る5頭も同じ畜舎に

2010年05月23日 02時26分01秒 | 人的災害

種牛「忠富士」が感染、残る5頭も同じ畜舎に

読売新聞2010年5月22日(土)14:22

種牛「忠富士」が感染、残る5頭も同じ畜舎に
(読売新聞)

 宮崎県産の種牛1頭が <RB>口蹄疫</RB> <RP>(</RP> こうていえき <RP>)</RP> に感染した問題で、感染した種牛によだれなどの口蹄疫特有の症状が出ていることが22日、分かった。

 農林水産省と県は、同じ畜舎にいる残り5頭についても感染の恐れがあるとみて、今後、遺伝子検査を行いながら経過観察する。感染した種牛は同日中に殺処分される。松阪牛など全国のブランド牛を支えてきた宮崎牛の種牛が絶える可能性が出てきた。一方、同省などは同日午前、家畜の移動制限区域(半径10キロ圏)内で殺処分に向けたワクチン接種を始めた。

 22日未明に県庁で開かれた記者会見で県幹部は「ほかの種牛も厳しい。感染していれば宮崎牛は壊滅だ。深刻な事態になった」と説明。山田正彦・農林水産副大臣も読売新聞の取材に、「赤松農相や知事と協議するが、殺処分もあり得ないわけではない」と語った。

 同省などによると、感染が判明したのは「 <RB>忠富士</RB> <RP>(</RP> ただふじ <RP>)</RP> 」という7歳の種牛。動物衛生研究所(東京都)で行った4回の遺伝子検査で、直近の19、20日に採取した検体に陽性反応が出た。

 6頭は、県家畜改良事業団(同県高鍋町)が一括管理してきた55頭のうち最後の種牛。高鍋町周辺で感染が多発したため、今月13日、種牛を守るため、西都市の畜舎に特例として避難させていた。49頭は殺処分された。残る5頭は22日午前現在、忠富士と同じ畜舎で飼育されている。

 これまでの遺伝子検査の結果はすべて陰性だった。家畜伝染病予防法では、感染牛と同じ畜舎にいる場合は殺処分対象となるが、県は特例として21日から10日間の観察期間を設定。経過観察期間の初めの1週間は、毎日、遺伝子検査を実施する。

 一方、22日に始まったワクチン接種は、まだ感染が確認されていない農場の約16万5000頭が対象。殺処分が前提だが、埋却場所が確保されるまで、ワクチンにより感染拡大を防止する目的。ウイルスを拡散させないように、これまで感染した牛や豚の殺処分作業に従事していない県外からの応援組を中心に約30人の獣医師が担当する。県などは「農家の同意を得ながら、3~4日で終わらせたい」としている。

 県は、対象地域の外側から内側に向かって接種を進めることで感染の広がりを抑える方針で、この日は宮崎市と木城、高鍋町の養豚農家計7軒で、約1万9500頭の豚に接種する。