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アレをアレするブログ

いちおう原型師な人が、なにやらいろいろ作るブログです。
彫ります彫ります。

M7SWIFT 補足説明

2013-02-24 21:17:15 | [重鉄騎]M7スウィフト
確定申告が済んでようやく面倒な仕事がひとだんらくしました。


さて、先日WFで販売しましたM7の組立補足です。
忙しくインスト作ってしまったので、説明が足らなかったと思いますので、組立時の参考にして頂ければ幸いです。

まず、これは見本を組み立てて初めて判明したのですが、構造上の問題で3~4日するとだんだん前のめりに倒れてきます。
フロントヘビーなデザインな上に、足首のツメ周りが華奢なので、本体重量にツメのアームが耐えられずに、徐々に曲がってしまうようです。
なので、ベースへの固定をオススメ致します。

インストの足首部分には、市販のボールジョイントなどでと記載してありますが、その部分を下からΦ3ミリの真鍮線などで貫通させて、ベースに固定すると大丈夫だと思います。




次に、各部に付いています把手の製作方法について。
小袋に入った数本の金属線があるかと思うのですが、それを使って加工します。
インストの星マークの所に書いてある太さの物をそれぞれ使います。



砲塔上部の大きい半丸の部分は、1ミリのアルミ線を使って、袋に入っている謎のプラパイプを治具にして曲げてください。
副砲塔上部の中くらいの半丸は、0.8ミリのアルミ線をΦ3ミリのプラ棒等を治具に曲げてください。



主砲防盾の小さい半丸は、0.5ミリの真鍮線をΦ2ミリのプラ棒等を治具に曲げてください。



胴体側面のラダー部分は、パーツリストに治具と書いてある台形状のパーツが治具です。
1ミリのアルミ線を使います。


それから一部記載漏れがございました。



副砲塔側面のコの字型の把手。
0.5ミリの真鍮線をプライヤーなどでコの字に曲げてください。



脚部のコの字型の把手。
大きい方は0.8ミリ、小さい方は0.5ミリです。

もし、付属している金属線で足らないようでしたら、申し訳ございませんが別途ご用意くださいますようお願い申し上げます。


金属線を曲げる際、ライターなどで軽く炙って焼きなましてやると加工がしやすくなります。(やけどに注意
ただし、コの字に曲げる部分は焼き鈍さないほうがやりやすいかもしれません。




次回から完成見本の汚し作業を再開したいと思います。
まだ終わってなかったのです。

[WF2013冬]重鉄騎 M7スウィフト その5の巻

2013-02-07 16:14:46 | [重鉄騎]M7スウィフト
直前でバタバタしてて更新が滞っておりました。


弟たちに生産を手伝ってもらい、己の予定の立てられなさに辟易しつつ塗装中です。
自分の想定していた以上のボリュームになってしまい、結果材料が足りなくなってしまいました。
シリコンゴム15kg、キャスト16kg用意したんですけどね。
時間もギリになってしまい、生産が追いつかず(1個抜くのに2~3時間かかる)予定数はもっていけません。
手伝ってもらわなかったらほとんど持っていけなかったと思います。

途中写真はすっ飛ばして、製品組んだ状態を













真空脱泡で気泡少ないので組みやすいと思います。


サフ吹いた状態



















細かいパーツまでけっこうがんばりました。
おっちゃんの原型はマツモトさんです。
40mm弱の身長でこの造形です。
すごすぎます。

鉄騎のほうは200X200X100mmくらいでけっこうボリュームがあります。


販売価格ですが

・M7スウィフト \18,000
・アメリカ軍鉄騎搭乗員セット \3,000

です。

卓番7-15-12 ロボザムライ

よろしくお願いいたします!

[WF2013冬]重鉄騎 M7スウィフト その4の巻

2013-01-24 07:51:22 | [重鉄騎]M7スウィフト
前回のつづきから。



フロントライトとライトガード。
こんなちっちぇえの抜ける気がしない。
OVMとか作ったんですけど、細すぎて流れない気がするんですよねー。
どうしましょう。




だいぶ色々付いた状態です。
下のマス目は1センチ角なので、だいたいのサイズは伝わるかな。


胴体下の駆動部分。







複雑なリンクになってます。
色んな角度からの画像をものすごい見て作りました。
こういう所こそ機械でやればアレなのですが、けっこう手作業でやってるあたりがアレです。
上の四角い溝(ダボ穴)とか彫刻刀で彫ってますからね。
バランスの悪いヤツなので、可動は入れないことにしました。
ちょっと改造すればフル可動にできますけど、ポリキャップがもたないとおもう。





ディーラパスも来ていよいよな感じ。
いよいよ間に合うか怪しい感じ。
間に合え俺。





実際の作業はもっと進んでますw


まだまだつづくよ!

[WF2013冬]重鉄騎 M7スウィフト その3の巻

2013-01-17 20:39:46 | [重鉄騎]M7スウィフト


がっしがしサンディングするので、集塵システムを新しくしました。
前はダンボールに穴開けて、掃除機のノズルを直で突っ込んで使ってたんですが、MODELAの掃除するのに頻繁にノズルを抜き差しするのに、机の上だと色々邪魔でして。
その辺りを解消しつつ、集塵フードを大型化する方向で新造しました。
ダンボールだと手元暗くなるので、100均の透明PP板2枚でフードを作成。
ホースは業務用掃除機のホースが700円くらいで買えたのでソレを接続。
机の下で掃除機と繋がってます。
ホース径違ったので、家にあった塩ビの水道管の程よいやつ切った貼ったしてジョイント作りました。
我ながらなかなかの出来だとおもふ。
弱でもしっかり吸ってくれるよ。



さて、切羽詰まってきましたよー。
毎度のことなんですけど多少は成長してると思うんですけどネー。
細かいパーツが多いので、その辺にけっこう時間を取られています。



背中?の部分に付くパーツの1つ。
ここまでMODELAで削りだして、



ボルトは手で植えました。
がんばって機械使おうと思ってやっても、まだ半分以上手作業です。




レジンだとこんな薄手のパーツも削り出せます。
これも背中の。


M7の背中部分には、他にエンジングリルらしきディテールがあるのですが、それの再現をどうするか悩みました。
目立つ所だし、精密感も出るので、どうにか省略せずに行きたい所。
最初はエッチングとかも考えていたのですが、時間的にそれは無理。
版権許諾の結果が来たのが年末も年末だったので、情報公開も出来なけりゃ進めるのにも進められずだったのです。

それで、色々探し回っていたら、シャンクΦ6ミリでΦ0.4ミリのエンドミルが売ってたのです。
こういう組み合わせの物はあまりないのです。
どうもメーカーで廃盤になる商品なんだそうで、在庫限りでかなり安く売られています。
コレを使えということかー!っつってポチった。



一発で折りそw

怖いのでワックスを削ってみました。



イイ感じ。
コレを型とってレジンに。



イイ感じ!

背中にはめる穴を手で彫るw



で、はめる!



イイ感じイイ感じ!!


で、ヒンジはせっせとその辺のレジンの切れ端からナイフでシコシコ削り出すw



イイねー。
かっこよろしいねー。




カツカツになってきたけど、できるだけ更新します。
僕は間に合うと信じている!

まだまだつづくよ!