先日の展示会にて、多くの方から「どうやったらパテを使った工作の精度が上がるのか」という趣旨のご質問を頂きました。
コツがあるのかといわれると正直あまり思いつかないのですが、工作精度アップに繋がりそうなポイントを、思いついたまま書いてみようと思います。
今回はそういった感じで、皆様のご機嫌を伺って参ろうかと思いますよー。
何かヒントにでもなれば幸いでございますよー。
まんず、どういうパーツを見た時に精度が高いと感じるか、ざっくり挙げると、
・エッジが立っている。
・面が平滑。
・シンメトリーが出ている。
・不自然な歪みがない。
大きな要素はこんな感じでしょうか。
他にも細かい要素はあると思いますけど、まあ大雑把にはこんなかなと。
エッジと面に関しては、鉄ヤスリと当て板に貼ったサンドペーパーで出せばいいです。
とかって書いちゃうと身も蓋もないのですが、実際そうなのでなんともw
もう少し細かく考えてみます。
道具。
鉄ヤスリは良い奴買ったほうが幸せになれます。
おすすめはダディズポケットのプラスチック用ヤスリ、通称”スキヤキヤスリ”です。
サンドペーパーは最近ちょっとヘボくなってしまいましたが3Mの耐水。
当て板は個人的には1ミリプラ板が程よく撓るので好きですが、硬めの物のほうが角を出しやすいです。
作業姿勢。
ヤスリに限らずですが、工作するときは机などに肘をついて作業するのがオススメです。
これだけでも腕の余計な動きが減るので、ブレが少なく出来ます。
肩こり軽減の効果もありますよ。
肩こり的には、机の下に板かませたりして、少し高めに調整してやるとより楽になります。
話がそれましたが、これだけでもだいぶ違うと思います。
それから材料。
思ったようにカッチリ作れないという場合、パテを硬めのものに変えてみるのも良いかもしれません。
僕が普段使っているのは、エポパテはWaveの軽量タイプ、ポリパテはロックペイントのクックパテ120という銘柄の物ですが、どちらも切削性が良い=柔らかいのが特徴です。
柔らかいと、形状出しをするスピードは早くできるのですが、そのぶん細部のコントロールが難しくなってきます。
力加減やヤスリを当てる角度が正確でないと、意図した形状から外れてしまう可能性が高くなるのです。
C面を作る場合など、ナイフやヤスリを動かす角度がぶれると、そのぶん微妙に余計に削れてしまうので、結果カッチリ感が落ちるのではないかと思います。
Waveの軽量タイプなんかは、作業を進めている間に手で擦れたり、机に置いた時に軽く当たったりで、最初の方作った所のエッジが若干丸まり出してる感じすらします冗談抜きで。
なので、慣れるまでは高密度タイプなど硬めのパテを使ってみると、けっこうエッジ出しはしやすいのではないかなと思います。
そのかわり削るのが大変になるわけですが、その辺はトレードオフなわけで。
エポキシは他の銘柄とブレンドすれば好みの硬さに調整できますので、自分に最適なブレンドを探してみるのもよろしいかと。
色々まぜまぜしてみてね。
次はシンメトリーに関して。
僕の場合は、ノギスや定規、ディバイダーなど使いまして、細かく測ります。
まずセンターを出してラインを引き、ライン上のエッジなど複数点から距離割り出してーみたいな感じで、先に作った側から反対側に、頂点の位置を印していって、それをつなぐ感じで。
平行じゃないとならないエッジは、きっちり平行にしておかないと、他の所に歪みが出ます。
いろんな角度から見て形状確認しながら作業を進めてます。
でー、まあそんなのの繰り返しです。
とりあえず、作り始めは平行のラインから先に出してしまって、それから他の部分を作っていくと作りやすいと思います。
前後左右上下いろんな方向から見て、平行にあたるエッジのラインをつなぐ面が、自然につながっているかこまめにチェックします。
あとはちょっとずつ様子見ながら、丁寧に根気よく。
時間かければかけただけアレです。
と、まあ偉そうに色々書きましたけど、なんやかんやで、精度とかよりもバランスとかそういうほうが大事なんですけどね。
そういう部分は難しいすね。
美術方面の才能がある方にはかないまへん。
僕もそういうところ頑張らないといけないんですけど、どうやったらうまくなるんですかねほんと。
ひたすら作るほかないのかな。
悩ましい。
ざっと読み返してみて思ったけど、文章だと伝わりにくいすねw
ちょうどいいタイミングで、たみーさんからグラストロランチャーの設定画を頂戴しましたので、次回からそれ作りつつ、ちょっと画像多めに工作過程がわかるような記事にしてみます。
コツがあるのかといわれると正直あまり思いつかないのですが、工作精度アップに繋がりそうなポイントを、思いついたまま書いてみようと思います。
今回はそういった感じで、皆様のご機嫌を伺って参ろうかと思いますよー。
何かヒントにでもなれば幸いでございますよー。
まんず、どういうパーツを見た時に精度が高いと感じるか、ざっくり挙げると、
・エッジが立っている。
・面が平滑。
・シンメトリーが出ている。
・不自然な歪みがない。
大きな要素はこんな感じでしょうか。
他にも細かい要素はあると思いますけど、まあ大雑把にはこんなかなと。
エッジと面に関しては、鉄ヤスリと当て板に貼ったサンドペーパーで出せばいいです。
とかって書いちゃうと身も蓋もないのですが、実際そうなのでなんともw
もう少し細かく考えてみます。
道具。
鉄ヤスリは良い奴買ったほうが幸せになれます。
おすすめはダディズポケットのプラスチック用ヤスリ、通称”スキヤキヤスリ”です。
サンドペーパーは最近ちょっとヘボくなってしまいましたが3Mの耐水。
当て板は個人的には1ミリプラ板が程よく撓るので好きですが、硬めの物のほうが角を出しやすいです。
作業姿勢。
ヤスリに限らずですが、工作するときは机などに肘をついて作業するのがオススメです。
これだけでも腕の余計な動きが減るので、ブレが少なく出来ます。
肩こり軽減の効果もありますよ。
肩こり的には、机の下に板かませたりして、少し高めに調整してやるとより楽になります。
話がそれましたが、これだけでもだいぶ違うと思います。
それから材料。
思ったようにカッチリ作れないという場合、パテを硬めのものに変えてみるのも良いかもしれません。
僕が普段使っているのは、エポパテはWaveの軽量タイプ、ポリパテはロックペイントのクックパテ120という銘柄の物ですが、どちらも切削性が良い=柔らかいのが特徴です。
柔らかいと、形状出しをするスピードは早くできるのですが、そのぶん細部のコントロールが難しくなってきます。
力加減やヤスリを当てる角度が正確でないと、意図した形状から外れてしまう可能性が高くなるのです。
C面を作る場合など、ナイフやヤスリを動かす角度がぶれると、そのぶん微妙に余計に削れてしまうので、結果カッチリ感が落ちるのではないかと思います。
Waveの軽量タイプなんかは、作業を進めている間に手で擦れたり、机に置いた時に軽く当たったりで、最初の方作った所のエッジが若干丸まり出してる感じすらします冗談抜きで。
なので、慣れるまでは高密度タイプなど硬めのパテを使ってみると、けっこうエッジ出しはしやすいのではないかなと思います。
そのかわり削るのが大変になるわけですが、その辺はトレードオフなわけで。
エポキシは他の銘柄とブレンドすれば好みの硬さに調整できますので、自分に最適なブレンドを探してみるのもよろしいかと。
色々まぜまぜしてみてね。
次はシンメトリーに関して。
僕の場合は、ノギスや定規、ディバイダーなど使いまして、細かく測ります。
まずセンターを出してラインを引き、ライン上のエッジなど複数点から距離割り出してーみたいな感じで、先に作った側から反対側に、頂点の位置を印していって、それをつなぐ感じで。
平行じゃないとならないエッジは、きっちり平行にしておかないと、他の所に歪みが出ます。
いろんな角度から見て形状確認しながら作業を進めてます。
でー、まあそんなのの繰り返しです。
とりあえず、作り始めは平行のラインから先に出してしまって、それから他の部分を作っていくと作りやすいと思います。
前後左右上下いろんな方向から見て、平行にあたるエッジのラインをつなぐ面が、自然につながっているかこまめにチェックします。
あとはちょっとずつ様子見ながら、丁寧に根気よく。
時間かければかけただけアレです。
と、まあ偉そうに色々書きましたけど、なんやかんやで、精度とかよりもバランスとかそういうほうが大事なんですけどね。
そういう部分は難しいすね。
美術方面の才能がある方にはかないまへん。
僕もそういうところ頑張らないといけないんですけど、どうやったらうまくなるんですかねほんと。
ひたすら作るほかないのかな。
悩ましい。
ざっと読み返してみて思ったけど、文章だと伝わりにくいすねw
ちょうどいいタイミングで、たみーさんからグラストロランチャーの設定画を頂戴しましたので、次回からそれ作りつつ、ちょっと画像多めに工作過程がわかるような記事にしてみます。