久しぶりに通った
松戸市中央公園で
黄金色の葉が眩しい銀杏の大木
なんと潔いこと! 銀杏の落ち葉。
銀杏の葉はサプリメントや
健康茶としても広く活用されていますが
晩年の(65歳)ゲーテの詩で
『銀杏の葉』があることを知りました。
『イチョウの葉』
東洋からわたしの庭へと
はるばるやってきたこの樹の葉は
賢者を感動させてくれるような
味わいのあるなぞをかけてくれます
これはひとつの命ある存在が
自分自身のなかでふたつにわかれてしまったのか
それともふたつのものが互いに相手を選びあい
まるでひとつのように思われているのか
この問いに答えようとして
わたしは本当の意味がわかりました
わたしのこの詩から感じませんか
わたしはひとり、でもふたつであるということを
実はこの銀杏は、
日本にやってきたドイツ人の医者、植物学者である
エンゲルベルト・ケンプファーが
日本の銀杏の苗を持ち帰ったことに由来しますが
ゲーテがその生涯の多くを過ごした町ヴァイマールで
思いを寄せていた夫人に庭のイチョウの葉を添えて
その詩をラブレターとして贈ったそうです。
なんともロマンチックでイイネ、モモ!!
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