次男坊がまだ、大学生だった頃だから、２０数年前の話なのだが…。
筍の季節になると、思い出す。
ゼミが一緒だとか言うことで、とんでもないお嬢さまを我が家に連れてきた。
実家は京都だそうで、お父君は、弁護士さんだとか…。
その実家から、某料亭の筍の懐石🍱が宅急便で届けられた。
さすがに、高級料亭の品だけあって、いつまでも話に上るような豪華なお弁当だった。
法律関係には強いとされている大学ではあるが、私学だし、法科出身でもない息子のどこが気に入ったのだろう…。
京都に遊びに行っても、下にも置かないほどの歓待を受けるらしい。
「次男坊」と言うことが、娘だけの家族には、重要なことだったのだろうか…。
その後、おままごとのような若者たちのお付き合いは消滅した…。
「付き合い、やめたから、よろしく！」
息子の言葉は、あっけないほど簡単だった…。
今、明るい息子一家を見るたびに、筍の季節になるたびに、京都のお嬢様と素晴しい筍の🍱を思い出す。 (´∀｀*)ｳﾌﾌ🌞
