狸笑庵だより。

ここ狸笑庵(りしょうあん)を訪れる
野鳥たちとのよもやまばなし。

木の香り(その3)

2007-02-04 23:15:43 | Weblog
約束の朝9時に工房に到着すると、
すでにおじいさんは待っててくれました。
早速、機械室に入るなり手際よく
丸太を削りだした。
見る見る間にカンナ屑が下のかごに溜まっていく。
屑といえども、もったいない気持ちになってしまう。
「おじいさん、オレにもやらせてよ」と言いたいのだが
この機械は素人さんお断りです。
私の第二工房であるテニスコートに持ち帰ると
正夫さんが電動研磨ブラシで磨き始めた。
今度は言えたぞ!
「オレにもやらせてよ」

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2 コメント

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荏油について (坂本)
2007-02-13 13:00:00
狸笑庵さま
材料に荏油を塗ったと聞き、気になり調べました。
大辞林によると
【荏の油】『え‐の‐あぶら』
エゴマの種子からとった油。古くは灯用・食用や雨傘などの塗料に用い、最近ではペンキ・ワニスなどに使用。えのゆ。
との事です。
胡麻油がニスの代わりになるとは知りませんでした。
エゴマでしたか。 (狸笑庵)
2007-02-15 00:23:10
調べていただきありがとうございます。
荏油の荏は草冠なので植物から
取れた塗料だとは思っておりました。
上品な自然の艶ですが難点は丸3日たっても
乾かないので楽しみに家に帰っても
次の作業に進めないことです。
塗料が余ったら畑で収穫したカボチャの
天婦羅をご馳走します。

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