あけび歌会は大正 10年10月に花田比露思によって創刊された。昭和27年に復刊してからは林光雄、大津留温が主幹を務めました。(大津留師は平成31年4月に亡くなられました。享年98)
令和元年12月には創刊90巻記念号を発行しました。

あけび歌会の月刊誌では「私の選ぶこの1首」と言う欄があります。
面白い歌、良いと思った歌を選んで投稿します。
リコが選んだ歌を紹介します。
柔軟心のユーモア 涼風
貯えは飛ぶ鳥のごと消えていく合わせて欲しい命の速度と 和田英夫
「体力も根性もなくした身なれど」とも詠まれていますが、和田様の筋の一本通った人生が窺えます。私はコロナパンデミックで心身共に委縮している時にこの歌を読んで勇気を頂きました。人生の労苦を柔軟心でさらりと受け止めて大人のユーモアで老境を乗り超えて行きたいと思います。
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