流れはいつも平等に

水は高いところから低いところへしか流れません。これは物理の原則。

全ての物は、ポテンシャルエネルギーを持っていますが、それを運動エネルギーに変換するにはきっかけが必要で、野球も同じ。

好投手の均衡した投げ合いは、ポテンシャルエネルギーが均衡した状態のよう。
その均衡を崩すのは、エラーか四球か疲労なんだと思います。

石田と菊池の投げ合いは、息が詰まるくらいの緊張感。球場全体が硬い空気に包まれてました。

恐らく、昨年までの雄星なら、根負けの疲労でやられていたような展開です。
でも、今年は違いました。援護が無くても、淡々と仕事をこなしました。自分を見失いません。

そして、均衡が崩れたのは石田の四球。それも、１、２番への連続四球。
ふとしたきっかけが、大きなポテンシャルを、怒涛の運動エネルギーに変換した俊寛でした。

メヒアのタイムリー。中村の繋ぎのヒット。そして、浅村のグラスラ！大きな大きな流れが、石田を飲み込んでいこました。

そして菊池は、逆転してくれたあとにギアを上げるハイテクも披露。若き実力者の石田に貫禄を見せつけましたね。

これですよ、これ。欲しかったのは！

浅村のグラスラも最高ですが、勝ち越したあとの雄星のギアを上げた投球。これを観られただけで、このあとの10年、信頼できる同士に出会えた感動を覚えます。

勝てたことに勝る嬉しさはありませんが、それを何倍にもしてくれる内容の嬉しさがあるから、ライオンズファンはやめられません(嬉し涙)

今晩はテレタマナイターでした♪

平日ナイターが早く終わってくれると、明日に残らずありがたいです(笑)
帰ってから、鮎の塩焼きで祝勝会です♪

か～ら～の～パ・リーグTV でワイン、ほぼ週末気分♪