昨日、山形に住む妹から短信があり、その中に山形市内でも桜が咲き始めたとの知らせがありました。
霞城公園のお濠やすぐそばを走るJR線は、これから花見客でにぎわうことになるのでしょうね。
合掌の郷園内の桜は、樹によっては散り始めており、赤い蕊の色が少しずつ目立つようになってきました。
草友会の方々も、ブロワー片手に桜色のじゅうたんを掃き清めるのに忙しく働いてくださっています。
東戸塚駅からの送迎バスに乗って霊園へと向かう最後のカーブをぬけると、今の時期は実に美しい桜の並木が参詣者を迎えてくれます。
坂道を超えたところにある「こども自然公園」、通称大池公園へお花見に行くのでしょう、
親子連れやカップルの方が楽しそうに歩道を歩いています。
子どもの頃、家の隣にある西里小学校の桜の花を見に、母や妹、近所の子たちと桜でんぶのおにぎりをもって出かけたことを思い出しました。
桜の花は、見る人の心の中に奥底に仕舞いこんだ遠い記憶をよみがえらせる、そんな効果をもっているように感じます。
桜の花は、人を温かな気持ちにさせてくれます。
さんぜの仏さま方に、桜越しのご対面。
午後の陽ざしもこの時期はまだまだ柔らかく、花見には丁度良い暖かさです。
参道の桜は、石垣の側の樹々があまり元気がなく、昨年秋に枯れ枝を何本も切り落としました。
強風での落下を懸念してのことなのですが、樹が小さくなってしまっているのが残念です。
じっと眺めていると花びらの一枚一枚にそれぞれの美しさがあって、
樹全体の美しさ、風景全体の美しさと相まって、まるで桜の宇宙にいるな感じがしてきます。
チューリップや君子蘭も、変わらずきれいに咲いています。
今日はここまで。