
午後1時からは「福笑い 節分寄席」の開幕です。
いつものように三遊亭歌司師匠に御手配いただきました。
まず開口一番は「三遊亭ありがとう」さん。
「ありがとう」さん、ってすぐ名前を覚えてもらえそうな、いい名前です。
三遊亭歌之介さんのお弟子さんです。
平成20年5月に前座になられたそうです。
これまで多くの前座さんが倫勝寺に来ましたが、ありがとうさんには、おやっと思うような、ちょっと違う雰囲気がありました。
これから要注目かもしれません。いい顔しています。
2番手は「銭形平次」のテーマにのって勢いよく登場したドリーム・かずよしさん。
面白いです、こんなに面白い人が横浜・鶴見に住んでるなんて、知りませんでした。
忙しくてところどころしか拝見できませんでしたが、きこえてくる爆笑の様子からもその面白さが伝わるというもの。
もう倫勝寺にはおなじみさんになった三遊亭 司さん。
落ち付いてきました。話の一つ一つがゆったりと間を持って聞かせてくれます。
いい男です。
もう一つ上にあがってもいいと思うんだけどなあ・・
バツグンさんも、今年もおいで下さいました。
あいかわらず、息のあったところを見せてくれます。(バツグンの西尾さんのブログに飛びます)。
控室ではまじめな二人組であります。
太田屋元九郎さんは、一度でいいからお招きしたいと念願していた一人であります。
「なーにしろ、ニッポン、代表だからね~!」のキメ言葉は本当に面白いのです。
いやあ、生で見られて良かった、よかった。
津軽三味線と津軽弁でじわじわ~っと笑わせてくれる、この芸風はとても貴重だと思うのです。
「県民」ブームに乗って、パッと花が咲くかもしれませんね。
そしてトリは橘屋蔵之助師匠。
拙僧から何も申し上げることはありません、話芸の楽しさを存分にご披露いただきました。
寄席って、本当に楽しいです。
御来場の皆さん、心からお楽しみいただいたようでした。よかったよかった(^-^)
おなじみキンピカ先生にも、ひとコマお話をいただきました。
東京での講演を終えられて、すぐ電車に飛び乗られたとのこと。
御忙しい中、ありがとうございました。お身体大事になさってください。
節分寄席が終了して、3時からは大祈禱法要が行われました。
拙僧の導師で、600巻の大般若経が転読されました。
檀信徒、参集のみなさんの身体健全、心願成就、そして地球や宇宙の平和を祈念しての大法要です。
(ちょっと大袈裟でしょうか、でも、僧侶ですから袈裟はつきもので・・・)
特別祈禱の方々には、ひとりひとりに理趣分(600巻の中でも中心的な部分)の智慧の風を送ります。
法要に引き続いて、感謝状の贈呈式が行われました。
以前ブログでも紹介した「ステップリフト」を寄贈いただいた、青木さん御夫妻への感謝状です。
青木さんよりご寄付いただきました階段用リフトは、大活躍いたしております。毎週末には、多くの方々が利用させていただき、そのたびごとに
「あ~、有難いねえ」 「これがあるから御本尊さまにお参り出来ます」
と感謝の声をいただいております。本当にありがとうございます。
お父さんもお母さんも苦労人ですが、微塵もそんな様子を感じさせません。有り難く、そして尊いことです。
さて、いよいよ豆まき大会。
開催して20年。節目の今年も、縁起ものの豆まきにたくさんの方が来て下さいました。
ベランダからのぞくと、本当に沢山の方が待って下さっていて、涙が出そうになるんですよ。
いつも感激します。
おいで頂きました方々、本当に有難うございます
相撲界も様々な問題に揺れております。
そんな事情から、今回は藤島親方以外の親方衆が欠席となりました。
関取衆は雅山、武州山、剣武の3力士が参加してくれました。胸を張って堂々と豆を撒いてくれた姿に、感謝です。
頑張れ、藤島部屋!頑張れ、日本相撲協会!
ガチンコの本場所を早く見たいぞ!感動で涙が流れるような、そんないい相撲を待ってるぞお~!
最後はおまちかね、福引抽選会。
今年もベジタブル渡辺の名司会「ラッキイ~、ナンバ~~」の声が響き渡りました。
渡辺さんには「20周年だから」って、いつも以上にたくさんの商品を提供していただきました。
有難うございました。
ゲストの方にも参加していただき、和やかな雰囲気の中で今年も節分会が終了いたしました。
今年も楽しく、立春を迎えることができました。皆さん、本当にありがとうございました。
(今回ブログにアップした写真は、すべて畏友・A‐hajimeくん撮影です。長時間お疲れさまでした。)
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今年で節分も夏祭りも開催20周年です。よく続いています。
拙僧は平成7年2月6日にお婿に来ていますので、節分には平成8年から参加しています。
ですから、住職にとっては今年で16回目の倫勝寺の節分会となります。
倫勝寺の節分会は檀信徒、参詣者、お寺や霊園に関係するみなさんの一年間の無事、安全と諸願成就などを祈願するだけでなく、
お寺の短い歴史の上からも大事な一面があると思っております。
平成元年に倫勝寺が東京江戸川から東戸塚に移転してきた当初は、建物が無かったせいもあって、
そこがお寺だと知っている方はほとんどいなかったそうです。
それどころか、霊園の造成がすすむに従って、胡散臭い目で遠巻きに眺める方も少なからずあったとか。
お寺を移転することだけでも大事業であるのに、移転先の地域の方々と良好な関係を結んでいくのに
大変な苦労があったことは言うまでもありません。
そのようなこともあって、平成3年11月に霊園と鳳倫閣の落慶式を行ったあと、
先代住職が檀信徒や霊園関係者向けの仏事(お彼岸や施食)だけでなく、地域の方とともに楽しみ、祈りをささげることができる行事を、
と始めたのがこの節分会であり、夏祭りでした。
多くの関係の方がたのお手伝いをいただいて、平成4年2月、第1回目の節分会がおこなわれましたが、
記念すべき第1回目の豆まきは参詣者が20~30人しか集まらず、霊園の職員さんほうがはるかに多かったそうです。
その後、先代住職の身内の芸能人や武蔵川部屋(現・藤島部屋)の力士を招いて大がかりに開催するようになり、
豆まきにあつまる方々も徐々に増えてきました。
関係御寺院さまや護持会長はじめ多くの方の御助力をいただいたおかげで、今では地域のみなさんに楽しんで頂ける一大行事となりました。
平成8年4月、先代住職は大本山總持寺で御手伝いの最中、糖尿病からくる心筋梗塞で突然亡くなってしまいましたが、
私たちにいろんなことをたくさん遺してくれました。
その中でも、節分会や夏祭りなど先代住職が情熱を傾けて始めたさまざまな行事、
特にこの豆まきは先代住職の遺した大事な宝であり、拙僧にとっては大きな宿題ではないかと今は考えております。
先代住職への報恩の行持としてしっかりと続けて行かなければならないと、あらためて心に誓った住職でした。
今年の節分会の報告は、ここまで。
年に数回のビッグイベントでお疲れになったことでしょう。
でも、地域の皆さんのとっても素敵な笑顔を見て
続けることの大事さを感じ取りました。
これも方丈様のお人柄です。
写真はカメラが良かったので楽ちんでしたよ。
いやぁ、いいカメラです。
本名でいいですよ(笑)
また、お伺いします。
ありがとうございました。
久しぶりでしたねえ、ブログでは拝見しておりましたが、元気そうでなによりです。
健康でいれば、何事もオッケーです。
k-5は新しいカメラなので、まだまだうまく使いこなせません。
一年もすればすこしは使い慣れてくるでしょう。
それからがまた楽しみが深まるところですね。
たまには一緒に鍵山さんちで飲みたいものです。
連絡下さい。
お疲れさまでした。
毎年毎年の積み重ねの賜物なのだと思います。
いつか、節分会にもお伺いしたいという気持ちが動く数々の写真を楽しませて頂き有り難うございました。
その前にも沢山おいで頂くことになりますね、よろしくお願いします<m(__)m>