メタモル・インフォログ

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お知らせ 2

2016-05-02 22:32:25 | 日記

本日、不動産屋さんから、概ね現状ままで借りていただける方が現れたという連絡がありました。

前回の記事をシェアしてくださった皆様、色々とご協力をいただきました皆様、ありがとうございました。

厚く御礼申し上げます。

どのような形になるのかはまだ判りませんが、また、お知らせできることがあれば、この場にてご報告いたします。

 


お知らせ

2016-04-18 23:27:19 | 日記

 バー・メタモルフォーゼの店主、坂出達典は病気のため3月27日に永眠いたしました。

今までご愛顧いただきましたお客様、お世話になりました関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。

メタモルフォーゼは引き継いでくださる方もいないため閉店することとなりました。

店舗の契約の関係上、6月には内装をすべて取り除いた状態でお返ししなければなりません。

ご来店いただいた方はご存じかと思いますが、メタモルフォーゼは非常に個性的な内装が施されています。

これは、坂出とお友達の方々により、コツコツと手作りされたものです。

白い壁、埋め込まれたタイル、バラックのような天井、有機的なカーブを描くカウンターやベンチ、

そして木工作家さんによるテーブルやスツール。

いろいろなものがミクスチャーされた独特な雰囲気を醸しています。

いつかは無くなるとしても、急逝した坂出が作り上げたこの空間を、もう少し、残せるものなら残してやりたい。

もし、この空間を使ってくださる方がいらっしゃるなら、使っていただきたいと考えています。

すべてでなくても結構です。一部分を残して、使いやすいようにカスタマイズしていただいても構いません。

ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください。

 

メールの場合は mothership162-metamor@yahoo.co.jp マツモト トシヒロ まで。

コメントへの書き込みでも結構です。

不動産屋さんへのお問い合わせは、下記まで。

有限会社 アメニティホーム 

     tel:0798-66-5556 mail:ti-amenity@hcc6.bai.ne.jp

      HP:http://www.homemate.co.jp/hm/?2955/


 

 


メタモルフォーゼのアート情報

2015-08-12 15:28:06 | アート

恒例の幽霊お化け展が開催中です(15日まで)。
毎日記録的な暑さが続きますね。私が子供の頃は考えられなかったこの暑さ!真夏といってもせいぜい31~32℃程度だった。子供達は日が暮れると花火に興じたり「お化けごっこ」をしたり。それが36℃を記録とか38℃を記録とか。。。実際は40℃を超えてるでしょう。
日本はもう熱帯なんですね。
たまには幽霊お化け展で肝を冷やしたら?


メタモルフォーゼのアート情報

2015-08-07 14:09:18 | アート

第5回幽霊お化け展が始まっています(15日まで)。
山下克彦氏の作品はユニークだ。作品はたった一日で天に召されて蒸発、あとに残されたものは亡骸だ。人魂絵画も登場!窓から誰か覗いている?第5回ともなると一捻りした作品が多いぞ。。
マルセル・デュシャン大明神にお祓いをしてもらわないとヤバイかも!

**メタモルフォーゼは盆休みなしで営業いたします。
**8月24日は臨時休業となりますのでご注意下さい。



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メタモルフォーゼのアート情報

2015-07-26 19:27:14 | アート

「音を見る展」が続行中です(8月1日まで)
「音は見るもの」とは稲垣足穂の言葉ですが、私が「音を見る」という体験をしたのは今から30年ほど前のこと、ある音楽家の家で、そこではBGM代りにラジオの音楽番組がかかっていました。確かモーツアルトか何かの西洋クラシック音楽だったと思います。ところが一連のクラシック音楽が終わった後、現代曲 武満 徹 の「ノーベンバー・ステップス」(もちろん小澤征爾指揮!)がかかったのです。
突然場の雰囲気が変わりました。その時わたしは「あっ、この音は見える!」と声を上げました。その時その音は確かにわたしの網膜を刺激したのです。
これが私にとっての「音が見える」という現象の初体験でした。
その後色々な音楽で確かめてみましたが、音には「見える音と見えない音」があることが分かりました。
日本庭園における「鹿威し」や「水琴窟」それに風鈴の音は良く見えます。
西洋クラシック音楽のロマン派以前の音楽は音による表現が過剰で全く見えない。
クラシック音楽でもドビュッシーなど近・現代曲は比較的見えやすい。
協和音による和声よりも単音や調性の少ない音の方が見えやすい。
「間」もひとつの素材としてとらえた音楽は良く見えるが、ジョン・ケージの音は見えるものと見えないものがある。
ブーレーズの音楽は全く見えない。

「音を見る」展 24日には上野秀明によるパフォーマンスがありました。


*8月4日~15日は第5回お化け展が開かれます。
  その後、9月まではメタモルフォーゼ展はお休みです。
*7月27日(月)は臨時休業となりますのでご注意。


メタモルフォーゼのアート情報

2015-07-20 23:30:24 | アート

「幻の支離滅裂派」展が7月18日(土)に終了しましたが、最終日に面白い出来事がありました。
60代後半ぐらいの男性二人組みが入ってきました。入ってくるなりいきなり「ここは一体何や?」と言うので「ここはバーです」と私。
「ホンマにバーか?酒飲めるんか?」
「バーですから飲んで下さい。どうぞ」
「うわっ!ホンマやメニューもあるわ」
「音楽を何かかけてんか、サイモンとガーファンクルは無いのん?」
「ここにはありません、シャンソンなんかどうですか?ピアフとか」
「エディット・ピアフか?ええなぁ~~」
「ところでこれは何や?壁に付けてあるゴミみたいなもんは?それにでっかいゴミ箱も置いてある。うわっ!!ごきぶりホイホイが2つ。中にウジャウジャ入ってるやないか!」
「本物が入って欲しかったのですが、ゴキブリがいないので仕方なくニセモノを入れてあります」
「せやけど、これは一体何やねん?」

「これは作品です。展覧会をやっているんです。2週間に一回作品は替わるんですよ」
「何?キッタナイこれが作品?」
「支離滅裂というテーマで作品展をやっているんです。支離滅裂でしょ?」
「分からんなぁ~」
男達はたまたま隣のテーブルに置いてあった堀尾貞治作品集を取り上げ「これは何の本や?」
「これは私の師匠の作品集です」
「何!?こんなもんにも師匠がおるんか?ウワッ!全部横文字で書いてあるわ、ムッツカシ~~」
「はい、ヨーロッパで出版されましたからフランス語です」
「ますます訳が分からん」
その内の一人の男が「甥っ子に教えたろ」と言いながらケータイを取り出し「オイッお前、今どこで飲んでるねん?三宮?オッチャンは西宮や。オモロイところに来てるんやで。ジャズ喫茶や」
(ジャズ喫茶とちゃいますねんけど・・・・)
男の相方はすかさず「お前はアホか?ここはジャズ喫茶と違う。酔い過ぎやもう帰れ!」
一人残った男は「スンマヘンなぁ、失礼なこと言いまして、アイツ酔うてまんねんカンニンしてや」と言いつつ店内を丹念に見て回り、村上三郎の写真を見つけ「これは何や?何をやってるんや?」
「紙を破る作品です。古いですよ1950年代の作品です」
「ふ~~ん、紙を破るのが作品か」
男はワインのボトルが空になったのを確かめて
「お勘定・・・・スンマヘン、何~~にも分からんまま帰りますわ」
男はスンマヘン、スンマヘンと何度も言いながら背を丸めて出てゆきました。
(そんなに恐縮しなくてもいいのに・・・・)
私は世界に一軒ぐらいこんなバーがあっても良いのではないか。
否、これこそがメタモルフォーゼの在り方なのではないか。
と妙に納得した次第です。
*お知らせ
  7月22日からは「音を見る」展が始まります(8月1日まで)
 ◎7月24日 pm6:00~ 上野秀明のパフォーマンス。
  7月27日は臨時休業となりますのでご注意のほどを。
  「音を見る」とは稲垣足穂の言葉です。
  8月4日~8月15日は恒例の「第5回幽霊お化け展」です。


メタモルフォーゼのアート情報

2015-07-13 14:39:13 | アート

「幻の支離滅裂派」展が進行中です(18日まで)。
支離滅裂というタイトルに刺激されたのか、皆さんの尋常ならざる熱意が感じられました。
「自由」というものがこれほど人間の創造力をかき立てるとは!
メタモルフォーゼはバーというよりも殆ど倉庫と化しています。


*メタモルフォーゼ合同展(7月22日~8月1日)は「音を見る」というタイトルです。
  「音は見るもの」とは稲垣足穂の言葉です。奮ってご参加下さい。飛び入りもOK!
*7月27日(月)は臨時休業となりますのでご注意下さい。
*8月4日~8月15日は、いよいよ恒例の「幽霊お化け展」です。
  早いものでもう第5回となります。去年好評を博した「お化け君」は再び登場となるか!?
 例年のように作品には私が直々に般若心経を読経して差し上げますので、邪気払いとなま す。特に日ごろ信心のない方はこの機会にご参加下さい。
参加されなかった方々には何が起こっても知らんぞよ。


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メタモルフォーゼのアート情報

2015-07-08 14:50:28 | アート

「幻の支離滅裂派」が始まりました(18日まで)
20世紀初頭のアバンギャルド時代に実際に存在したという支離滅裂派を空想上で再現しました。臭いのでるもの、火、煙などの危険物以外は基本的にどんな作品でもOKということにしましたが、皆さんにはのびのびと気楽に作っていただけました。意外と健康的だったなぁ。。。。
中には「作品は異次元空間に置いてきたので作者の名前だけ」という作品もありましたが。


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メタモルフォーゼのアート情報

2015-07-01 02:44:54 | アート

メタモルフォーゼ「第4回前衛華道展」に作品が追加されました(7月4日まで)。


*7月4日(土)はPM5:00~PM9:00頃まで「ぼんくら美術の会」が開かれます。
   今回のテーマは「眼鏡」です。
*7月7日~18日は「幻の支離滅裂派」展
20世紀初頭のアバンギャルド時代、シュールリアリズムやキュービズムは言うに及ばず、ダダイズムや未来派など次々と○○派や~~主義を標榜するグループが現れたといいます。一説によると3年に1グループぐらいが現れていたとか。。。中には消えていった派閥も多く、支離滅裂派もその一つで、いつの間にか人々の脳裏から消え去り二度と復活することはなかったと言います。
凄い名前ですね!是非作品を見てみたいのですが、残念ながら作品は1点も残っていないとか・・・・。
そこでメタモルフォーゼにおいて「空想の支離滅裂派」を結成しようという趣向です(飛び入り参加OK)。

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メタモルフォーゼのアート情報

2015-06-25 03:50:58 | アート

第4回前衛華道展が始まり」ました。
早いもので前衛華道展も4回目になりました。「必ず作品の一部に植物を使うこと」という条件を課せられたことによって、初期の頃は途惑う方々もおられましたが、4回目ともなると自信がついたのか「生ものだから腐る」との懸念にも臆することなく、大胆な作品が多くなってきました。
会期中に腐っても形が変わっても平気だ!という意識は大切だと思う。
臭うのはちょっと困るけれど、大胆な試みやってこそが現代美術としての真骨頂。



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メタモルフォーゼのアート情報

2015-06-15 13:35:36 | アート

「水の惑星(あるいは)梅雨」展続行中(20日まで)。
堀尾貞治氏の「型取り絵画」は危うく見逃すところでした。何の説明も無く、オブジェと薄い紙切れに描かれたドローイングを渡されましたが、良く見ると薄い紙切れには鉛筆でオブジェの型取りがなされていました。
さりげない作品の中にもアイデアが満ちていて勉強になりました(写真参照)。


猿澤恵子氏の作品が追加されました。



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メタモルフォーゼのアート情報

2015-06-11 02:35:06 | アート

メタモルフォーゼ合同展「水の惑星:梅雨」が始まりました(6/8まで)。偶然先週あたりから梅雨っぽくなりましたね。
梅雨といえば「ジメジメしていて鬱とおしい」と嫌いな人が多いようですが、私にとっては好きな季節のひとつです。しっとりとして落ち着いたイメージがあるのです。
だいいち俳句の季語といいますか題材が多いのが嬉しい!・・・というわけで今回は俳句での参加もOKということにしました。で、蓋をあけてみると、初めての句作にもかかわらず、作品に一句を添えて出された方や10句も発表された方もおられて脅かされました。
さては美術家の中には隠れた俳人がいるのではないか?と感じ入った次第です。
美術作品もいつになくリキが入っていました。
やはり日本は「瑞穂の国」なんでしょう、「梅雨」は無くてはならない季節に違いありません。


**お知らせ    6月23日~7月4日 第5回前衛華道展 参加者募集中!(作品の一部に植物を使用すること)


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メタモルフォーゼのアート情報

2015-06-01 14:49:49 | アート

時代錯誤展が続行ごに中ですがお前回も申し上げましたように、堀尾貞治氏の作品は何度見ていろなにもしないほうも素晴しい!
元は「ゾウをつくる」という幼児向けの彫刻解説写真集ですが、それを逆に時間的に逆回しに見る、というやり方だ。
つまりせっかく完成した象の彫刻をつぶしてゆくのだが、最後に材料の丸太が残るといった按配。
この丸太こそが現代美術だという。
これは現代美術の始祖マルセル・ヂュシャンに通ずる(レディメード)と思う。
作ることだけが創造というわけではない。
チマチマ作るよりもしろh何もしない方が余ほど美しい。
「作らずして作る」・・・まるで禅問答のようだ!
勉強になります!

*6月9日から予定されていましたメタモルフォーゼ「梅雨」展に「水の惑星という」副題がつきました。
 同時に俳句も募集します。
 「俳句と美術」どちらでもけっこうです。両方出品されても構いません。



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メタモルフォーゼのアート情報

2015-05-29 14:00:59 | アート

「時代錯誤」展が始まっています(6月6日まで)。
「こんな難しいテーマでは作れない」と皆さんこぼしておられましたが、悩んだだけあって力のこもった作品よせられました。
シュールリアリズムあり、キュビズムあり、古典的油絵あり、中でも堀尾貞治氏の写真集「ゾウをつぶす」は傑作だ!
彼自身「このテーマは難しい。なかなkアイデアが浮かばなかった」と言っていましたが、「良くぞこんな発想が出来るものだだ」と感激しました。
やっぱりこの人は天才か!・・・・とても勉強になりました。

*次回のメタモルフォーゼ展のテーマは「梅雨」です(6月9日~20日)。
   奮ってご参加下さい。


メタモルフォーゼのアート情報

2015-05-19 06:08:43 | アート

「私の青空」展が進行中です(23日まで)。
水垣 尚氏は液晶フォトフレームを照明装置として利用した作品で美しくてとてもユニーク。
これはアイデア賞!・・・・かな?
山下克彦氏の作品はテッペンの抜けた帽子を下から覗くという風変わりなもの。
布で覆われた帽子を下部から覗くと、青空ではないが確かに空を感じて妙に納得してしまう。

*お知らせ1  次回のメタモルフォーゼ合同展のテーマは「時代錯誤(アナクロ)」。
          我こそは時代錯誤と思われる方はご参加下さい。(5月26日搬入、6月13日迄)
          途中参加もOKです。
*お知らせ2  5月25日(月)メタモルフォーゼは臨時休業となりますのでご注意下さい。