来る1月31日、はやくも50回目となるメタモルフォーゼ音楽会は・・・・
山口智のハンマー・ダルシマー演奏会です。
メタモルフォーゼでは3度目・・・・好きなんですねぇこの美しい音が!
ペルシャのサントゥールを出自とするこの楽器はユーラシア大陸全域とアメリカに伝播、ピアノの原形とも言われています。
弦を2本のスティックで叩いて音を発するのですが、ピアノに付いているようなペダルが無いため叩いた弦の響きを止めることが出来ません。
したがって演奏を続けていると音が混濁することがあります。これを理由に原始的な楽器だと非難する人がいますが、私に言わせるとこれこそがハンマー・ダルシマーの特徴!
鳴りっ放しの弦と弦が干渉し合い軽やかな美しいメロディーの背後に別の音が発生し、やがてそれが「唸り」となって独特の響きとなります。それは時には神々しくもあります。
万難を排して来たれ!そして・・・
心ゆくまでハンマー・ダルシマーの演奏をお楽しみ下さい。
2009年1月31日 PM7:30 開演
ミュージック・チャージ1000円
場所はいつものように元町メタモルフォーゼです。