『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

親は子どもによって、育てられ親になる

2007年10月02日 | 仏教的 『子育て』
『親』は『子ども』に育てられる

えっ!

『子ども』は『親』に育てられる、の間違いじゃないの?親はお金を稼ぎ、子供の衣食住を満たし、色々な事を教えていく。

そして子どもは約20年かけて一人前の大人になっていく。

それは親が子どもを育て上げた結果です、などとの意見も聞こえてきそうですが。

それもその通りなのですが。

人間とは、経験によって学んでいく生き物です。

「まなぶ」とは、「まねぶ」から来ていまして、はじまりは、何かの真似をして、いろいろな事ができるようになっていくのです。

「学ぶ」とは真似をしていく、という事になるのでしょうか。

その様な元々の意味合いから申しますと、「親」というものも、自分の親や、周りの先輩を真似て、「親」として育てられていくのです。

だから子どもを授かった瞬間から「親」にならせて頂き、そして「子ども」から、または自分の親や周りの先輩から「親」として育てられていくのです。

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