『みんなのお寺』 ブッダによる幸せの種がまかれた園

宗派を超え、国境を超え、時を超えて、仏教・ブッダの教えの真理に触れる事の出来る幸せの精舎を目指す『お寺』です

ポジションが自覚を、自覚がモチベーションを生み、幸福・成功に至る

2009年10月04日 | 仏教的ものごとの見方・とらえ方
人は節目節目でポジションを変えている

それに気づいていない場合がほとんどであるが…


『時間的』には、『初心者』から始まり、経験を積み重ねるごとにそのポジションで『熟練者』に近づいていく

『組織的』に1つの団体に所属すれば、何らか特定の役割を担う

入学、入部、入社、転職、出生、家族などにおいて何らかの役割(ポジション)を担い任されて、その人の成長が促されていく


ポジションが時に応じて変わっている私たちであるが、宗教の根本的な意味合いの一つとして『幸福に生きる教え』を発信していく立場から言わせていただければ、我々人間はこのことに常に敏感であるべきであると思う

なぜならば『地球という社会』を形成していく影響力がまことに大きい我々人間のポジションの認識次第で、我々生命の存続を左右しかねない環境問題が、それが社会問題にもつながり、更には人間形成にもつながって、最終的には一個人の人生の幸福にもつながっていくからである


新しいポジションにつき、そこでうまく活躍して生き残っていくためには自覚が必要になってくる

野球でピッチャーがライトライナーをキャッチすることは出来ないしそんな事をしようとするバカはいません

そこには自分がピッチャーであるという自分の『ポジション』を『自覚』しているからです


『自覚』した後、更にそのポジションで活躍するためには次に『モチベーション』が必要になってきます

ピッチャーはバッタを抑える!というモチベーション(目的)が強ければ強いほど工夫・鍛錬を自らの意思で繰り返し、自然といいピッチャーに成長していくでしょう


人生という舞台では事あるごとに節目節目でポジションが変わっていきます

そこに敏感になり、正しく自覚して、正しいモチベーション(目的)を持つことが、その人の幸福につながっていきます


何かにつまずいていたり、道から外れている人がいたら、さりげなく、思いやりを持って他者を支え見守っていくことをブッダは教えてくれています


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